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水平線の向こうに沈む夕日がコーラルブルーの海辺を朱く染め、
遠くに見える教会から晩夏を告げる鐘が響きます。黄昏色の空の下で乱反射する
水面を見つめ、過ぎ行く夏に想いを馳せても、あなたが今この場所に居てくれない
ことが私の胸を切なく締め付けてゆきます。
…………
…………
はぁ……。
結局この夏も、お兄様のハートをゲットできないまま、過ぎてゆくのね……。
せっかくお小遣い貯めて買った新しい水着だって、似合うように頑張ってダイエット
したのだって、それもこれもみーんな、お兄様に喜んでもらえるように、って……
そう思ってたのに……。
そんなに……そんなに、私ってお兄様にとって……女の子としての魅力がないって
言うの!?冗談じゃないわ!顔だってこんなにカワイイのに、胸だって……そりゃ、
すごく大きいとはいえないけどそれなりだし、それにそれに……スタイルだって全然
イケてるし……何よりこんなに……お兄様のこと、大好き……なの、に……。
……いつのまにか頬を伝う涙は、飽きるほど泳いだ海と同じ香がしました。
砂浜に落ちていた貝殻は、夕暮れの空と同じ色をしていて、私はそっとそれに耳をすましてみたの。
波の音なんかじゃなくて、お兄様の優しい声が聞こえてくることを願いながら……。
『咲耶……』
そこには、お兄様の呼ぶ声……けれど、辺りを振り返っても広い砂浜にいるのは私一人……。
それでも、聞き間違うはずの無いお兄様の声は、私のなかにいつまでもこだましていて……。
私のなかのお兄様は、何時もそうしてくれるように、優しい笑顔を浮かべて、私を包み込むように
抱きしめてくれて……。
その大きな腕は、男の人の腕なのにしなやかで、すごく暖かい……だから私は、子猫のように
甘えた声を出しながらキスをせがむと、お兄様はそっと顔を近づけて、唇を重ねてくれる……。
それだけでもすごく幸せな気分なんだけど、もっと幸せになりたくて、もっとお兄様に触れたくて、
だから…………。
……せつなさに濡れた頬を、潮風が優しく撫でてゆきます。
この涙は、風なんかよりあなたに拭ってほしいのに。
高まる胸の鼓動に耐え切れずに、水着のブラをそっと外して、誘う上目遣いでお兄様を見るの。
露にされた胸は、ほら、しっかり発育してるでしょう?お兄様が驚くくらい……フフッ♪
そして……私の指が……ううん、お兄様の……はぁっ……ゆびが……私の胸を……締め付け……
はじめるの……んんっ……やぁっ……痛くしないでっ……でも、そんな私の言葉も聞こえないみたい……
いつしか……お兄様の……私の、息遣いも……恥ずかしいくらいに荒くなって……
濡れた唇の感触が、私の胸の……すごく……敏感なところを……キスするように、柔らかな感触で包み
ながら、でも時々……硬い歯が……はぁっ……あっ……噛むように……それが……体全体を……
刺激……して……すごく気持ちいいから……私もお返しに、お兄様の体に……指を動かしていくの……。
お兄様の……女の子とは違う、岩肌みたいな胸からお腹、その下をちょっとづつ、指全部を使ってゆっくり
撫でてあげるの。そう……おもいっきり焦らしながら、お兄様が泣きそうな顔をするくらい……ね♪
でも、そうすると……お兄様は、優しくて紳士なお兄様は……だんだん……私に触れている指や、
舌の動きを速く、力づよくしようとするの……ダメよっ、お兄様……こういうときは、優しくリードして……
あっ、あんっ、ああ……っ……!
脚が震えて、立っていられない私は、砂浜に倒れ込みながら、水着の……下のほうも脱ぎ捨てたわ。
泳いだわけでもないのに、フトモモのあたりまで、しっとりと暖かく濡れていたの。そんな私を見下ろすお兄様と
視線が重なって、私たちは永遠にも感じる一瞬の間、強く深く抱きしめあって……波の音さえ聞こえない暗闇に
包まれて……熱い、キスをするの……。情熱的な夕陽が生まれたままの姿の二人の心をを焦がすそれは、
世界中のどんな風景よりも美しく、どんなに名作とされる恋愛映画よりも素敵なキスシーン……。
唇から蜜が零れるほどに高まる体の火照りは、寄せる波にも鎮めることはできなくて……。
見上げるお兄様の瞳には、どこか切なげな光が浮かんでいて、それはきっと私の瞳にも……。
そう……お兄様も、私と一緒に……もっと幸せな気持ちに……なりたいのね?……んっ……
わかったわ……指先をくわえ込んでいた私は、その濡れた指たちを使って……お兄様の胸からお腹……
その下の……大きくなった、お兄様の……ピンク色の先のほうを握って、それを撫でながら、優しく前後に
動かしはじめて……そのたびにお兄様の息遣いが……切なげで、でも……うれしそうに……握ってるところも、
次第に艶を帯びながらぴくん、ぴくんって震えて……お兄様も……感じてるのね?気持ちよくなってるのね?
……私の手で、きもちよくなってるのね?わたしにしてもらって、うれしいのね?あんっ……なんだか……私まで……
わたしまで、きもちいい……っ……お兄様がきもちいいと、私まで……っ……
あっ……あんっ……いいっ……おにいさまっ……いっしょに……わたしといっしょに……きもちよく……なって……
すごく……ああっ……んっ……しあわせにっ……ほら……お兄様のここ……私とおんなじで……すごく熱くて……
すごく、濡れてるっ……すごく、大きくなって……私のなかに……あんっ……入りたがってるわ……もっと、もっと
濡らして……もっとぴくぴくさせて……ほら……私が……導いてあげるから……んっ……んっ……あぁんっ……あんっ……!
あんっ!ああんっ!あっ……!お兄様が……私の中で……お兄様が動いてるっ……お兄様のが、私を……あんっ!
すごく……すごく……きもちいいっ!あんっ!あっ!こ……こんなに……すごい……っ……おかしく……おかしくなるぅっ……!
あんっ!ああん!ああんっ!お兄様が……お兄様が……どんどんっ……おおきくなってる……お兄様ぁ……もっと……もっと
強くしてぇ!もっと私のこと、抱きしめてっ!もっと……いっぱい突いてぇっ!はぁっ!はぁあん!ああんっ!壊れちゃう!
壊れちゃうっ!もっといっぱい突いて、私を、咲耶のこと……めちゃくちゃにしてぇ!めちゃくちゃに……愛してぇっ!……
……あんっ!あんっ!いいっ!……いい!いい!いくうっ!イっちゃう!あんっ!ああっ……!いくっ!お兄様も、おにいさまも
いきそうなんでしょっ?わかるわよ、だって私たち……いまは、一つになってるんだもんっ……
私のなかでぴくぴくって……震えてるもん……!イイわ、このままイっても……いっしょに、一緒にイって!
いっしょに……あんっ!ああんっ!いくうっ……もう……ダメエエエえっ!おにいさまぁぁぁぁぁあぁぁっっ!!
目の前が、お兄様のいる筈の目の前が急に白く濁った色に染まって……でも、不思議……濁ってるのに、波間のようにとてもキラキラ
光ってて、宝石を散りばめてるみたい……。お兄様……私たち……幸せに……なれたよね…………。
…………
…………
波の音の合間に聞こえる晩夏の鐘は、まだ私とあなたのハッピーエンドを告げる鐘ではないけれど、その心地よい響きは
あなたの優しい囁きと愛の言葉のように聴こえます。かりそめじゃなく、いつかこの体と心があなたとひとつになれるその日を
求めながら、幻想的な光景の中であなたを夢見れるように、そっと祈りの言葉を呟いて。
「お兄様、ラブよっ!」
終
どうも初めまして。朱真(しゅま)と申します。いちおうお兄様です(w
コンセプト的には、咲耶の『脳内お兄様』とのエッチ、という感じですが。
とはいえやることは一人でやっている為、描写について結構制約を
課すハメになってしまったので当初の予定より全然苦労しました。
(具体的には、フェラ描写がやりたかったのですがどうにも書けませんでした。
まあ私自身の能力不足が最大の要因なんすけどねー)
あと地の文、というか言葉まわりはなるべくG'sマ○ジンの連載に準じようと
思って研究したのですが、やっぱり「咲耶はこんなこといわねーぞ」的な
トコがたぶんあります(笑)。情けない……。
そんなダメ要素満載の本作ですが、宜しければご感想など頂ければ
幸いです。ちなみに"Episode1"となってますが、2以降があるかどうかは藪の中。
ですが、「○○(キャラ名)で書けやゴルァ」という方が万が一おられましたら再び
努力させていただきます……。んでは、長くなりましたがこの辺にて。
よろしければ、HPにもあそびにいらしてくださいませ♪
http://hayasakaako220.fc2web.com/