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Love Dualist
RAGEX/文


  先輩…。どうしてかな…? 私、先輩の事を考えると…。おかしいな…、私。

 日が窓から射し込み、朝がやってくる。夏もそろそろ終わろうとしている時期、クレスは今日もまた一睡も出来なかった。

 「ふわぁぁ…、ったったった!!!」

 二段ベッドの階段を踏み外し、大きな音と共に尻餅をついた。その音に下で寝ているサンが飛び起きる。

 「な、何!? 何なの!!?」辺りを見回すサン。

 「いたた…、ごめん。私…。」

 「クレス、これで5回目だよ、ご・か・い・め! しかも目の下にクマが出来ちゃってさ。一体どうしちゃったのよ。」

 「う、うん…。新しいレシピ、考えてたから…。」

 クレスはいつもの笑顔でサンに答えた。サンはため息をつきながらも、無理はしないでね、とクレスに優しく言った。

 『私・・・、最近変だな・・・。どうしてかな・・・。』鏡を覗きながら目の下のクマを撫でる。

 明らかに「寝不足ですよ、私。」という顔をしており、クレスは大きなため息をついた。

 「いってきまぁ・・・す。」クレスは地図を片手にラトーのいる(ビストロきゅーぴっと)へと向かった。彼女の店はラトーの店の二階にあるアメリカ料理の店で、ラトーの店と同じくかなりの定評があった。しかし、ここ最近の寝不足のせいか凡ミスが多く、ラトーやアルバイトがそれをカバーする事が度々有った。今日は休みなのだが、ラトーから店に来るように言われ、クレスは店へ行く事になったのだ。

 「うん、時間通り到着!」

 超方向音痴の彼女も、今日は珍しく道に迷わずに行けたので、少し上機嫌になった。

 「クレス、よく来たね。さぁ、入って。」

 ラトーが出迎え、店を開けてくれた。クレスは上機嫌で入り、ニコニコしながら道に迷わなかった事を話した。が、

 「今日はそういう話じゃないよね。」の一言に、クレスが凹んだ。

 「す、すいません・・・。」

 「うん。」

 ラトーはオレンジジュースの入ったコップをクレスの前に置いた。そして心配そうにクレスの顔を覗き込む。

 「クレス、最近変だよ。ここの所寝不足みたいだし、体の調子でも悪いの?」

 「いえ・・・、そういうわけじゃないんですけど・・・。」精一杯の笑顔も何処か寂しげである。

 ラトーは軽くため息をつきながら、クレスの肩をポンッと叩いた。

 「黙ってても分からないよ、何があったのか話してごらん。」

 クレスにはその言葉がとても痛かった。普段ならラトーの優しさや励ましを聞くたびに、頑張っていけるという力が湧いてきた。しかし、最近になって妙に彼を意識するようになってからは、その優しさが段々と心に突き刺さり、段々と辛くなってきたのだった。

 「先輩・・・。」クレスが重い口を開けた。

 ラトーはハッとした。いつもはポジティブな明るい彼女の瞳が、水が溜まった様に潤んでいる。クレスの握りこぶしに、ポタポタと涙が零れ落ちた。

 「うっ・・・、うっ・・・、ひっく・・・。」

 「クレス・・・。」

 「ひっ・・・、えっ・・・えっ・・・。」

 必死に涙を堪えようとするが、涙は頬を伝わって止まらない。

 「辛いんだね・・・、いいんだよ無理しなくても・・・。泣いてもいいんだよ・・・。」

 その言葉にクレスが席を立ち、ラトーに抱きついた。

 「うわああああっ・・・!! 先輩・・・!!!」

 ラトーの胸の中で子供の様に泣きじゃくるクレス。

 ラトーはただ彼女の頭を優しく撫で、一言も声を発しなかった。

 「私、私・・・、辛いんです。こんな気持ち・・・、初めてで・・・。どうしていいか・・・、分からなくて・・・。」

 クレスは初めて自分が恋をしている事に気付いたとき、誰にも相談できず、親友のサンにも話せなかった。どうしていいか分からない、考えると眠れない。それが段々と蓄積され、辛いと感じた。ラトーのお陰で彼女は漸[ようや]くその重荷を解く事が出来た。

 「せんぱぁ・・・い・・・。ぐずっ・・・、えっく・・・。」

 クレスの涙に濡れた真っ赤な目が、ラトーを大きく見据える。

 ラトーはただクレスの気が済むまで泣かせてあげた・・・。

 

  「落ち着いたかい?」ラトーは隣で座っているクレスの頭を優しく撫でた。

 「はい・・・、ごめんなさい・・・。私・・・。」

 「いいんだよ、誰だってそういう時ってあるんだから・・・。」

 「はい・・・。」

 クレスは真っ赤な目をラトーに向けた。そして・・・。

 「先輩・・・、私・・・。」

 クレスはもう一度ラトーに抱きついた。

 ラトーも優しくクレスを抱きしめた。

 「先輩・・・、好きです・・・。私、先輩が好きです!!」

 「クレス・・・。」

 クレスの踵がゆっくりとあがる。長く、優しい時間が日差しの高い夏を溶かすように流れていく。

 この次の日、ラトーは大料理師の称号を得る事になる・・・。

 

  「ふー・・・、疲れちゃったぁ・・・。」クレスがソファーに座る。

 「そうだなぁ・・・、でも楽しかったよな。」ラトーもクレスの横に座る。

 あれから数ヶ月。ラトーとクレスは、結婚はしたものの、そのまま流離[さすらい]の旅に出てしまった。そして今日、懐かしいシナモン王国に戻ってきたのである。

 そこで待っていたのはラトーとクレスの結婚式であった。かつてのクラスメイト達やお世話になったみんなが、二人の為に用意をしてくれていた。しかし、二次会では彼ら二人による共同作業・・・、というべきか。彼らが回った国々の料理を振舞う事になったのである。

 後片付けが済んだ頃にはもう深夜を回っていた。

 「クレス・・・、お疲れ様。」

 「フフッ、ラトーもお疲れ様。」

 お互い見つめあい、キスを交わす。ラトーは彼女の優しく胸を揉み始めた。

 「ん・・・、したくなっちゃった?」クレスの顔に赤みが増す。

 「緊張の連続だったからね、リラックスしなきゃ。」

 ラトーはそう言うとクレスの服の中に手を入れた。

 「やだ・・・、あぁ・・・んは・・・、や、くふぅ・・・ん。」

 「相変わらずクレスは胸が弱いね。」

 「だ、だってぇ・・・、触られると・・・。ひゃん!!」

 彼の指先が乳首を優しく撫でる。時に軽くつねったり、引っ張ったりする毎に、クレスの体が大きく揺れた。

 「やだぁ・・・、はぁっ! やぁ・・・。」

 服のボタンを外し、彼女の真っ白な素肌を露出させる。大きく、柔らかな乳房の中に薄い桜色の乳首がツンと立っていた。

 「胸だけでいかせてあげようか?」彼女の胸を両手で揉み解[ほぐ]し、乳首を舌でゆっくり弄[なぶ]るように転がした。

 「ラトー駄目ッ! やぁ・・・くぅん・・・ああっ!!」

 「ダメ? ダメって言っても、ここは立ってるんだけどな・・・。」指で摘みながら弄ぶ。

 「ふぁ・・・、い、いじわ・・・るッ!」

 「怒ってるクレスも可愛いよ。もっといじめたくなっちゃうな・・・。」

 指の腹で先を撫で、もう一つの方を口で咥える。そして舌で転がしながら時折強く吸ったり、指先で乳輪を撫で、立ちきった先を扱[しご]いた。

 「ひゃくっ! あん、や、いいッ! 気持ちいいよォ!! おかしくなっちゃうよォ!!」

 クレスの体が大きく揺れる。しかし、ラトーは尚も彼女の乳首を責めるのを止めない。

 「ああぅ!!あっ、くっ! んあっ!! んあああぅっ!!」

 彼が甘噛みした瞬間、クレスの体から力が抜け、ラトーに寄りかかった。

 彼女のズボンは水に濡れたような染みがくっきりと残っており、太ももから液体が伝っている。

 「ふふっ、イっちゃったみたいだね。可愛いよ、クレス。」

 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」

 クレスの目から涙が微かに滲んでいる。ラトーはその涙を優しく拭った。

 「大丈夫かい?」

 「う・・・ん。えいっ!」

 クレスはラトーの不意を突き、肩を掴んで押し倒す。

 「今度は・・・、ラトーの番だからね・・・。」

 そう言うと硬くなったペニスを露にして胸の谷間に挟み込み、動かした。

 「く、クレスッ! うわっ!!」

 「へへ・・・、気持ちいいでしょ?」

 クレスの意外な攻撃[パイズリ]に、ラトーの腰は思いっきり引けていた。

 「く、クレ・・・ス・・・、やめて・・・、ああ・・・。」

 「ラトー、私の胸、好きなんでしょ? いっぱいしてあげる。」

 途中、手でペニスを扱きながら乳房の周りで亀頭を撫で回す。

 「だ、ダメだって! ああ・・・、あっく・・・。」

 彼の口が金魚の様にパクパク動く。傍から見ればちょっとマヌケだ。

 「どうしたの? 情けない声出して。もっと良くしてあげよっか?」

 クレスのピッチが早くなる。時折舌で先や周りを舐めながら上目遣いでラトーを挑発した。

 「やばっ! 出・・・っ!!」ラトーの腰に感覚が走り、顔を顰[しか]める。

 「まぁだ、ダメだよ。」そう言うとペニスを握り締め、射精を止めた。跳ねる感覚が手に伝わる。

 「倍返し、倍返し イかせた分、まだ終わらないんだからね。」

 クレスは軽く笑うと、イった直後の彼のペニスを頬張った。

 「はむ・・・、ちゅっちゅっ、ごくん・・・。」

 中に少しだけ残っている精液を吸いだす。彼女はそれを飲み込むと、ペニスの裏側を沿うように舌を這わせた。左手で優しく睾丸を刺激しながら、右手でペニスを扱き、舌先で鈴口の部分も刺激する。

 「く・・・、クレ・・・ス、だめ・・・良すぎ・・・、ああ・・・。」

 ラトーの声は完全に上ずり、全身弛緩状態になっていた。

 「んふ・・・、くぷ・・・、んぷ・・・。」

 ゆっくりと奥まで咥え込み、舌を巧みに動かす。いやらしく音を立てながら、クレスは上下に首を振った。彼女の唾液が彼のペニスを光らせている。

 「くちゅ、ちゅ、ふぅ・・・、んっんっんっ!」

 波の様にゆっくりのペースと、激しく動かすペースを上手に使い分け、ラトーの表情を観察しながらクレスはフェラを続けた。

 「ねぇ、我慢できない?」クレスが聞く。

 「もうホント勘弁して、生殺しだよ・・・。」余りの気持ち良さにラトーも限界がきている。

 「しょうがないなぁ。それじゃいっぱい頂戴ね、ラトーのミルク

 クレスの動きが段々早くなる。右手で扱きながら先を咥え、鈴口を刺激した瞬間、

 「だ、ダメッ、出るっ!!」

 「んっ!! きゃああぅ・・・。」

 いきなりの発射で口を離してしまい、顔や髪、胸に飛び散る。口に残っているのは僅かな量で、彼女の顔は白く染まった。

 「あ・・・、顔に掛かっちゃった・・・。」顔についた精液を指で掬[すく]い、舐めとる。

 「ラトーのミルク・・・、濃くって・・・おいしい・・・

 その仕草に、ラトーのスイッチが入った。起き上がった彼は、クレスを四つん這いにし、テーブルに手を掛けさせた。そして乱暴にズボンと下着を脱がし、ペニスを彼女のアソコへと突き刺した。

 「ひゃあぅっっっ!!」

 「なかなかやるじゃないかクレス、今度は僕が下のお口にミルクをご馳走する番だよ。」

 「ず、するいよ・・・、いきなり挿れるなん・・・て、あうっ!」

 ラトーは大きく腰を振った。同時にクレスの胸も大きく揺れる。肌と肌がぶつかる音が、彼女の耳に入ってくる。

 「クレスの膣内[なか]、暖かくてすごく締め付けるよ。ずっと我慢してたのかな?」

 ラトーの質問に、クレスの顔が真っ赤になって黙る。それを見たラトーは一度ペニスを抜いた。彼女の愛液の雫が床に滴る。

 「ダメ、抜いちゃ!!」彼女は無意識のうちに叫んだ。

 しかし、彼は焦らす様に彼女の性器と乳首を撫でる。触られるたびに猫の鳴くような声でクレスは反応した。

 「クレス、欲しかったら、おねだりしてごらん。」

 先程の仕返しとばかりに耳元で囁いた。顔を赤らめ、モジモジしながら後ろを振り向くクレス。

 「ら、ラトー・・・。」。

 「ん?」

 「お、犯して・・・。が、我慢出来ないから・・・。」

 彼女は訴えかけるような目でおねだりした。

 「クレス・・・。」

 「な・・・、何・・・?」

 「先輩って、付けてくれるかな?」

 そうラトーが囁く。クレスが頬を染めながら答えた。

 「せ、先輩・・・、う、後ろから・・・、いっぱい犯して・・・下さい。

 私・・・、先輩の事、だ、大好き・・・だから・・・。」

 そう答える彼女を彼は優しく抱き締め、頬にキスをした。

 「クレス、よく出来たね。可愛かったよ。」

 「くすん・・・、ら、ラトーのいじわる・・・。」

 ラトーはもう一度、後ろからクレスのアソコに挿入した。そしてゆっくりと締め付け具合を確認する様に腰を振る。

 「あぅ・・・あっ・・・くぅ・・・ああん・・・はぁん。」

 店内に響く喘ぎ声。ペニスが子宮に当たる快感に、クレスは身を任せていた。

 「クレス、バックでするのもいいだろ?」

 「あはぁ・・・くあぅ・・・んあぅ!」

 喘ぎ声混じりの返事を返すクレスに、ラトーは尚も腰を振った。彼女の性器は腰が当たる振動が伝わる度に締め付けてくる。彼は両手で彼女の胸を揉みしだきながら、一旦動きを止め、そのままの状態でソファーに座った。

 「はぐぅ!! あああ・・・。」性器が奥深くまでペニスを包み込む。串刺しにされた様な感覚がクレスの脊髄を通った。

 「今度はクレスが動いてごらん。」

 「そ、そんな事・・・言ったって・・・。ソファーが不安定だから・・・。」

 「・・・そっか、じゃ。」

 ラトーはクレスの足を持って立ち上がった。不意に足に力が入らなくなり、体重がペニスの刺さった膣内にかかる。

 「あぐっ!! ああ・・・。」

 「ほら、クレスの大事なところが見えるよ。しっかり咥えてる。」

 「やだぁ・・・、恥ずかしい・・・。」

 ラトーはそのまま木製の椅子に座り直し、クレスの足を降ろした。

 「さっ、これで動けるだろう?」

 「う・・・、うん・・・。」

 彼女は爪先立ちになりながら、ゆっくりと自分から腰を降り始めた。お腹の中に感じる熱くて硬いものが、膣の中をかき回す。

 「はぅ、くぅん! あぅあっあっ・・・!」

 足をガクガクさせながら腰を振るクレス。ラトーは座ったまま彼女の胸を揉みしだいた。

 「ラトー・・・、私・・・、もう・・・。」

 「クレス!!」

 クレスの体がペニスを奥深く差し込んだ瞬間、彼女の体が電気を受けたように撓った。

 同時にペニスからお腹の中に熱い液体が流れ込んでくる。そのままラトーに寄りかかり、クレスは目を瞑ったまま動かなかった。

 「・・・気を失っちゃったのか?」

 ラトーは急いでペニスを抜き、クレスの頬を叩いた。

 「クレス! 大丈夫か、クレス!!」

 「・・・・う、うん・・。」

 ゆっくりと目を開け、ラトーを見つめた。

 「ら、ラトー・・・、私・・・。」

 「良かった・・・。さっきので気絶してたんだよ、大丈夫かい?」

 「え、うん・・・。」

 彼女はラトーに抱きつき、彼の右手をお腹に当てた。

 「熱い・・・。感じる、ラトーの・・・。」

 彼女は上目遣いで見上げた。

 「ラトー・・・。」

 「ん?」

 「・・・・私、幸せ。ずっと一緒に居てね、約束だからね。」

 「うん。」

 ランプの影がゆっくり近づいて一緒になっていく。

 こうして二人の初夜は更けていった。

 

 終

 


解説

    星奈「零司ー、手紙来てるよー。」

    零司「ああ? 誰から?」

    星奈「えーっとね、ラトー・コリアンダーとクレス・コリアンダーだって。」

    零司「何だって?」

    星奈「うーんとね、今回は私達のお話を書いてくれて有難うございました。御陰様

 で、赤ちゃんが出来ました。男の子と女の子です。男がタイム・コリアンダ

 ー、女がセリア・コリアンダーです。」

    零司「ほぉ・・・、子供が出来たのか・・・。良かったな。」

    星奈「早く零司さんの所にも子供が出来るといいですね。だって・・・。は、恥ずかしいな。」

    零司「返信にこう書いておいて。「まだ嫁さんと一緒に居たいから当面は無理。」ってな。」

    星奈「零司・・・。」

    零司「(ブツッ)ぎにゃーーーー!! セーブがー!! 新作原稿がー!!」

    星奈「・・・ヤレヤレ。」

 こんな感じで生きていきたい・・・。

 


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