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わすれられないもの
フォールライン/文


 「だから、一人だけでじゃないみんなでルリを助けるんだ!」

 

 地下世界アンダーグラウンド

 そのなかでももっとも奥深くにある世界最下層[スラム]

 公社[カンパニー]によって天井が落とされてから数週間

 浅葱留美奈は仲間のチェルシー・ローレックを見つけ出すことができた

 しかし…

 

 「あなたがルミナさん?」

 「ルミナ…さん??」

 チェルシーは記憶を無くしていた

 

 スラムの夜景の見える高台で二人は話をしていた

 チェルシーはルミナの額に、自らの額をあてる

 二人の顔はお互いの吐息を感じることができるほど近づいていた

 「教えてくれない?いままでのこと。」

 

 地上のことを

 地下世界に来てからのこと

 スラムでのこと

 そして二人の大切な人ルリ・サラサのこと

 

 ルリの話が終わった時、ルミナはチェルシーが震えていることに気づいた

 「どうしたんだ金髪?もしかしてビビッちまったのか?」

 次の瞬間、ルミナはチェルシーの体当たりを食らって地面に倒された

 ルミナはとっさに次にくる(と思われる)パンチに備えガードを固める

 しかし、いつまでたってもその攻撃はこなかった

 

 ぴちゃ

 

 ガードをしているルミナの腕に冷たい雫が降りかかった

 「えっ」

 驚いてガードを解くと、その胸に強烈な頭突きが入る

 「ぐはぁっ、おい金髪今のはちょっとずるいんじゃないか?」

 軽く非難するように言うルミナ

 しかしチェルシーはルミナの胸に顔を埋めたまま離れようとはしなかった

 「おい、どうしたんだ金髪?」

 震える声でチェルシーは答える

 「怖いの…どうしていいのか分からない…」

 「なにいってんだ金髪!?おまえらしくないぞ、みんなでルリを助けるんだろ!!?」

 ルミナの叱咤にもチェルシーは顔をあげようとしない…

 

 「だめ、わかってるけど…ダメなの、怖いの!!!」

 「どうしちまったんだ!?おまえあんなにルリのこと…」

 「わかってる!!わかってるわよそんなこと!!記憶が無くたって、そんなことぐらいわ

 かる!!!私があなたのことが好きだっていうこともちゃんと覚えてるわよ!!!」

 ルミナの目が点になる

 そんな話は初耳だった

 「おいおまえ今なんて…んっ」

 しぇべりかけるルミナの唇をチェルシーの唇がしっかりとふさぐ

 「んっ、おい、はっ、いきなり、んんっ」

 キスをしている時にも、チェルシーはしっかりと重力固めをきめていた

 ルミナは拘束から逃れることをあきらめチェルシーを見る

 涙を流し頬を真っ赤に染めているチェルシーの表情は

 今までの勝気な表情とはあまりにも違っていた

 (か、かわいい…普段全然女らしくないから気づかなかったけど…

 いやいやなに考えてんだ、俺にはルリが…)

 目の前でチェルシーがゆっくりと目を開ける

 キレイな金色の瞳にルミナの顔が映っているのが見える

 にゅるっ

 ルミナの唇を割ってチェルシーの舌が進入する

 ざらざらとした艶めかしい感触にルミナは気が遠くなる

 (だめだ!だめだ!だめだ!俺にはルリが…)

 

 すっとキスを中断するチェルシー

 「わたしのこと…キライになっちゃった?」

 今のチェルシーにキライと言える男は居ないだろう…とルミナは思った

 (まぁ相手がこいつだったらきっとルリも許してくれるだろう…)

 と自分に都合よく考え、決心する

 「そんなことねぇよ、メチャクチャかわいいぜ」

 そう言って今度はルミナの方からキスをする

 「あっ、んっ」

 ちゅっ、くちゅ、くちゃ、ちゅぶっ

 激しいキスにチェルシーの顔に恍惚の表情が浮かぶ

 その表情にルミナの男根が急速に熱を帯び始める

 (やべ、勃っちまった)

 慌てて腰を引こうとするが遅かった

 「えっ?キャッ!」

 ルミナの変化に気づいたチェルシーが小さく叫んで飛びのく

 「あっ!いやこれはだな、しょうがないと言うか、生理現象というか…」

 しどろもどろになっているルミナをきょとんと見つめるチェルシー

 「いやだから、その〜、ゴメン!別にやましいことを考えてたわけでは無い…とは言い切

 れないけど…」

 ぷっ

 思わず吹き出すチェルシー

 「ははっ、おかしい」

 「そ、そうか」

 「ねぇ、口でしてあげようか?」

 「えっ?」

 ルミナは思わず聞き返した

 チェルシーはにこっと笑うと、すとんと膝立ちになって

 「いやならいいけど…」

 と上目遣いで言う

 「いやっ、おまえがいいっていうなら…」

 「じゃあ、やってあげる」

 金色の髪をかきあげて、ルミナのズボンからもうすっかり

 大きくなっているモノを取り出す

 「わぁ、すごくおっきくて…硬い…」

 ルミナの男根を握り締め、先端に軽くキスをする

 「うっ」

 あまりの快感にうめき声をあげるルミナ

 「感じてくれてるんだ…うれしい」

 本当にうれしそうにそう言うと口に含むことはせずに

 男根全体にキスをして、舌で舐めあげる。

 「あっ、すごい、気持ち良い…」

 「じゃあ、ちゃんと咥えてあげる」

 そう言って今度は先端をちょっと咥えると舌で鈴口を巧みに刺激する

 それだけの刺激でルミナはもう達しようとしていた

 「き、金髪、俺もう…でるっ」

 

 ビュッ!ビュッ!ドッ!ドビュッ!

 

 ルミナはチェルシーの口内で果てた

 その量と濃さにチェルシーは少し戸惑ったがルミナが見ていることに気づくと

 

 ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ

 

 と、わざとのどを鳴らしてすべて飲み干した

 その行為を目の当たりにしたルミナの男根は萎えることはなかった

 

 「もう一回してくれるか?」

 そう言ってルミナは地面に腰を下ろし寝転がる

 「今度は俺も…」

 その言葉の意味を理解するとチェルシーは服を脱いだ

 薄いピンクの胸と、髪と同じ金色の茂みがあらわになる

 その姿にルミナはため息をついた

 「はぁ〜すげ〜、綺麗だ」

 「ありがと」

 少し照れながらチェルシーはルミナの上に覆い被さるようにして

 シックスナインの体勢になる

 チェルシーは今度は初めから口いっぱいにルミナのモノをほおばり

 激しく上下運動を繰り返した

 一方ルミナも金色の茂みに隠されるチェルシーの中心に舌を這わせる

 「はぁっ!きもちいっ!あぁん!」

 「俺も…さっきいったばっかりなのに…またいきそうだ」

 

 ちゅぱっ!じゅるっ!くちゃっ!くちゃっ!ちゅぽっ!

 

 二つの部分から聞こえる水音が夜の静けさの中に響く

 「あっ!わたしもうっ!ダメ!イクッッ!イッちゃうぅぅ!」

 「俺ももう!でる!」

 同時に絶頂に達した二人はしばらく余韻に浸っていた

 

 「ねえ、まだお終いじゃないよね?」

 ルミナの二度目の射精をすべて飲み干したチェルシーはルミナと

 向き合うように馬乗りになる

 チェルシーのやわらかな臀部の感触を下腹部に感じ、もう元気を取り戻した

 ルミナにその申し出を断る理由は無かった

 「そうだな…よっ」

 上半身を起こすルミナ、目の前に形の良いチェルシーの膨らみがある

 「しかし、おまえって着やせするタイプだよな」

 普段の服装と男勝りな言動で隠されていたチェルシーのプロポーションは

 モデルも顔負けのものだった

 「触ってもいいか?」

 ルミナの思わず聞いてしまった。勝手に触れることが躊躇われるほどの美しさだった

 チェルシーはコクンと頷いた

 ルミナは左手で腰を抱き、右手で乳房を下から包むように揉みあげ

 もう片側の先端に口をつけ愛撫する

 

 ちゅっ、ちゅっ、くちゅ

 「はっ…、はぁ〜、んっ…、んっ」

 

 時折漏れる声から、チェルシーが感じていることがわかる

 

 「あっ、ん〜、ねえ…そろそろ…」

 チェルシーは腰を浮かせて自らの中心にルミナのモノを当てる

 「ほんとにいいのか?」

 ルミナのその問いかけには答えずチェルシーは腰を沈めていく

 

 愛撫によってチェルシーの秘所は愛液でぐしゃぐしゃになっていた

 しかしその潤滑油をもってしても挿入は容易ではなかった

 (くっ、メチャクチャきついぞ、こいつまだ処女か?)

 その予測は半分ほど挿入されたところで確信に変わる

 ルミナのモノの先にはチェルシーの純潔の証が感じられた

 見るとチェルシーは目をつぶって小刻みに震えている

 ルミナはぎゅっとチェルシーを抱きしめ

 「大丈夫だから…力抜いてろ」

 そしてチェルシーの首筋にキスをする

 「うん、わかった」

 再び挿入を開始する

 

 ぶちっ、ぶちぶちっ

 ついにルミナのモノがチェルシーの処女膜を貫通する

 「あっ!くっ!イ、イタァ」

 破瓜の痛みに必死に絶えるチェルシー

 「大丈夫か?」

 「だ、大丈夫…。ちょっと痛いけど…きもち良い…」

 痛みに耐えて笑顔を浮かべるチェルシー。ゆっくりと上下運動をはじめる

 

 「あ〜っ!くうっ!ん!くっ!はっ!」

 ぐちゅ、くちゅ、くちゅ、ぐちゅ

 

 「す、すごいよおまえのなか。」

 だんだんスムーズな出し入れが可能になるとルミナは自らの腰で

 チェルシーを突き上げ始める

 「ス、スゴいっ!あっ!ルミナっ!スキっ!!ダイスキ!!!」

 「俺も!あ、愛してる!!チェルシー!!!」

 

 ぐちゃ!!ぐちゃ!!じゅるっ!!

 行為は次第に激しさを増し二人は徐々に高みへと上りつめていく

 「あっ!!わたしもう!!!もう!!イッちゃう〜〜!!!」

 「俺も!!もう…でる!!!」

 「出して!あたしの膣[なか]で!!あなたの!全部!!!」

 「いいのか!?くっ!!ダメだもうっ!!でる!!!」

 「わたしも!!イクッ!!!!」

 

 どぴゅ!どぴゅ!どぴゅ!!

 ルミナは今日三度目の射精をチェルシーのなかに放った

 

 「なあ、なんでいきなりあんなこと言ったんだ?」

 服を整え帰る途中、ルミナは聞いてみた

 「何のこと?」

 不思議そうに聞き返すチェルシー

 「いや、その…俺のこと好きだったって」

 「???だってわたし達恋人同士だったんでしょ?」

 「は?」

 「だってシャルマさんがそうやって…違ったの!?」

 (あのロールパン頭!何てことを!!!)

 「違ったんだ…」

 さびしそうに言ったチェルシーは

 隣を歩くルミナの腕をぎゅっと抱きかかえた

 「じゃあ、今日から恋人同士だねっ」

 驚くルミナ

 「いいのか?だって…」

 「いいのっ、きっと昔のわたしもあなたのこと好きだったと思うの。そうじゃなきゃ…そ

 の…Hなんてできないと思うし…それにとっても気持ちよかったし…」

 ほんのり顔を赤らめそう言うとにっこり笑うチェルシー

 ルミナは決心した

 「おい、これつけろ」

 そう言うとポケットから何かを取り出しチェルシーに渡す

 「貝殻のイアリング?」

 「いいか、それをつけてる間は絶対に戦うな、その代わり俺が守ってやる。だから絶対俺

 の側にいろ、いつも一緒にいるんだ、いいなっ!」

 ぷいっと向こうを向いてぶっきらぼうに言うルミナ

 「うんっ!」

 イヤリングをつけるチェルシー

 まだ向こうを向いているルミナに後ろから飛びつく

 「おっと、おい」

 よろけるルミナにチェルシーは今日一番の笑顔で叫んだ

 

 「大好き!!!!」

 

 おしまい

 


解説

 読んでくれてありがとうございました。

 マイナー純愛路線全開のフォールラインです。

 今回はアングラのヒロインチェルシーです。

 えっ?ルリ?いや違うでしょう(笑)

 個人的に勝気チェルシーも好きなのですが

 今回はおしとやかチェルシーで書いてみました。

 次は何で書こうかな〜、楽しみな人はお楽しみに。

 リクエストもあれば検討しますよ〜

 ではまた

 


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