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(青)い体験
RAGEX/文


  一年前の今日、俺はVEGAという列車の中で星奈という女の子に出会った。

 俺と彼女は列車の中で色々な事を学び、お互いに新たな道を与えたりした。

 それから今でも恋人として、笑い合い、喧嘩し合い…。正直喧嘩の方が多かった様な。

 我ながら良く関係が続いたもんだと感心…、いや、大半が尻に敷かれてるんだが…。

 「おまたせっ、零司!!」

 「遅いぞ、星奈…。えっ!?」

 振り返るといつもはボーイッシュな服装をしている星奈が浴衣を着ていた。

 浴衣を着た彼女からは、いつもの元気な雰囲気でなく、艶[つや]のある大人の女性の

 匂いを醸し[かもし]出していた。

 「えへへ…、に、似合う…かな?」

 「ど、どうしたんだよ、その格好!?」

 「あ、あのね…、お母さんが着ていきなさいって…。に、似合う?」

 「いや、似合う…、けど…。」

 「けど?」

 「お、お前らしくないなーって…。」

 俺はうっかり口を滑らせたことに気付き、とっさに防御の態勢をとった。が、いつもの

 パンチが飛んでこない。恐る恐る防御を解くと、星奈は顔を真っ赤にして俯いていた。

 「そ、そうだよね…、やっぱり似合わない…よね。」

 「ま、待て待て。いつもの冗談だよ。似合うよ、すごく。うん

 正直、彼女が意外な反応を示したので、俺は焦りからか声が裏返ってしまった。

 「ほ、本当…?」星奈が上目使いで聞く。

 「も、勿論だとも。 意外だったんで驚いただけだ。似合うよ、星奈。」

 「そ、そう…、なら良かった…。」

 星奈はまた顔を真っ赤にして俯いてしまった。

 「せ、星奈…? がっ!!」

 彼女に顔を近づけたその時、側頭部に衝撃が走った。

 「へ〜んだ。さっき『お前らしくない』って言ったお返しだよッ!!」

 星奈が巾着袋を振り回しながらニコニコしている。

 「つ〜…。(良かった、いつもの星奈だ。)」

 俺は側頭部を押さえながら、星奈の手をつなぎ、縁日の町並みを歩き始めた。

 

 彼女はあの旅の後、父親の住んでいる松本市に家族と引っ越してきた。

 今日は彼女の住んでいる町でお祭りがあると聞き、一緒に見物しに来たと言う訳だ。

 「ねぇ、金魚すくいがあるよ。懐かしいなぁ…。」

 「ああ、去年の今頃、2人でやったもんな。」

 「そうそう、あの時の零司ったら、私の取った金魚をあげるって言ったら、ムスッとしてさ。宥[なだ]めるのに大変だったわー。」

 「あのな、俺の仏頂面は生まれつきだ。それに、俺は怒った覚えはないぞ…

 「え〜、そうだったっけ? あははっ。」

 「…やれやれ。」

 そんな雑談を交わしながら、祭りのメインイベントである花火を見に、神社の境内へと

 向かった。

 「人ごみが多いな…。」俺ははぐれないように星奈の手をぎゅっと握り締めた。

 すると彼女が、

 「ねぇ、穴場があるんだけど、そっちの方へ行かない?」

 「あ? それは有り難い。星奈が言うんならそこの方がいいな。俺、この辺り知らないし。」

 「OK! んじゃ、ついて来て!!」

 星奈は俺の手を引き、道とは外れた山の中へ早足で向かった。

 その道は人が歩いた形跡はあるものの、人一人がやっと通れるほどの獣道で腰まである

 草が生い茂っていた。靴を履いている俺でさえ気をつけて歩いているのに、星奈は下駄

 履きにも関わらず早足で山を登っていく。

 『普段どんな生活しているか、目に見えて分かる気がする。』俺は心の中で呟いた。

 暫く行くと視界が広がり、広場が現れた。

 「ここ、ここ! ここが良く見えるらしいよ。」

 「…それにしても、何でこんな所知ってるんだ?」

 「うん。専門の友達がね、前に来た事があって…。」

 星奈が口ごもる。

 「その…、カップルにぴったりだって…。」

 「せ、星奈…。」

 星奈は真っ赤になって視線を反らした。俺は星奈の顔を見るのが照れくさくなり、視線を

 逸らした。暫くの沈黙が俺達を襲っていたが、後ろで花火が閃光を放ち、大きな音が鳴り響いた事で、その沈黙は解除された。

 「わぁ…!」星奈が感嘆の声を上げる。

 「すげえ…、まさに間近だな。」

 俺と星奈は草むらに腰を下ろし、木に凭[もた]れ掛かりながら花火を鑑賞した。

 しかし、俺には一つだけ気になることがあった。カップルにぴったりならここにはカップルが居ることになる。だが、花火を見ているのは2・3組だけだ。幾ら穴場とはいえこの数は少なすぎる。

 「星奈、本当に誰もこないな。」俺は何となく星奈に聞いた。

 「うん。友達から聞いたんだけど、ここって(青の広場)って言われてるんだって。

 何で青っていうかは分からないけどね。」

 彼女がそう答えた瞬間[とき]、俺は耳を疑った。草むらの中から声が聞こえたのである。

 「星奈、今、聞こえたか?」

 「えっ、何が?」

 「声…、何かの声…。」

 「空耳じゃ…、」

 星奈が言いかけた時「あぁーーーっ!」と叫び声が聞こえた。

 「…、今聞いたよな。」星奈に促す。

 「う、うん。」彼女は顔を固くしたまま頷いた。

 こうなると俺達二人の好奇心は制御が効かなかった。俺達は花火そっちのけで声のする方へ向かった。

 

  「あっ、あっあっあっ

 草を掻き分けると、一組のカップルが野外プレイを楽しんでいた。

 目を凝らしてみると、他にも数組がセックスしているのが分かる。

 「青の広場…。言い換えれば(青姦)の広場って事か…。」俺は納得したように言った。

 星奈は食い入る様にその光景を見ていた。

 思えば俺たち付き合ってもHはしてなかったし、お互い未経験という事で何をしていいか、

 分からなかったから、こういうプレイが衝撃的だろうな…。

 「イク! イっちゃう〜・・・!!」

 女性の悲鳴にも似た声が辺りに響く。星奈ははっとして我に返り、俺に抱きついた。

 「な、何だ? どうした?」

 「わ、わ、私…、見ちゃった…。せ、せ、せ、セックス…。」

 真っ赤になりながら体を小刻みに震えさせる星奈。そんな彼女を俺は優しく抱きしめた。

 「あ…。」星奈の体から一気に力が抜け、俺に凭[もた]れ掛かった。

 「ちょっと、離れようか…。」

 「…うん。」

 俺は星奈を支え、花火を見ていた場所に戻ってきた。

 「…大丈夫か?」俺は星奈を座らせ、横に座った。

 「うん…、ちょっとびっくりしちゃった。」星奈は照れくさそうに頭を掻いた。

 「そうだよな、俺達いきなり青姦[あんなもの]見ちゃったなからな。ショックか?」

 俺は星奈に聞いた。しかし、星奈は首を横に振った。

 「ううん、ああいう事も…あるんだなぁって。」

 俺は星奈を落ち着ける為に、頬に手を当てた。

 「…星奈。」

 「えっ…、あ、ちょっ…、や…。」

 俺は無意識の内に星奈に唇を重ね合わせていた。

 「ん…、んむっ…、んん…。」

 最初は驚いていた星奈も、ゆっくりと眼を瞑[つむ]り、舌を絡め始めた。

 「星奈、キスが上手くなったな。」

 「ば、バカ…。いきなりするなんてズルイよ…。私…。」

 星奈は優しい笑みを浮かべた。今までにない彼女の女の子としての感情に、俺の体は反応していた。その反応を察知してか、星奈も無言で頷いていた。

 俺達は広場を離れ、草むらへと歩いて行った。

  丁度大きな木が立っている場所に腰を下ろし、星奈はその上に座った。

 俺は彼女の肩に触れた。いつもなら抵抗されて叩かれるのに、今日は違っていた。

 「星奈…、いいのか?」

 「…うん。零司なら…、いいよ…。」

 頬を染めながら優しく答える星奈に、俺はそれに応えるかの如[ごと]く頷いた。

 浴衣の上から星奈の胸を触る。布を通して柔らかい感触が手に伝わってくる。

 そしてゆっくり浴衣の中に手を入れ、胸を揉み始めた。

 「ブラ…、してないんだ。」

 「…馬鹿、うぅン…。」

 手に伝わる温かい感触にドキドキしながら、乳首を指で弄[いじ]った。

 「ふぁ…、くぅ…、ん…。あ…。」

 星奈の口から、甘い声が漏れてきた。

 『やだ…、胸触られてたら…、気持ち…、良く…。』

 星奈は初めて好きな人に胸を触られている感触に戸惑いを覚えながらも、胸から来る快感に身を委[ゆだ]ねた。

 俺は浴衣の胸元と裾を広げて、胸と足を露出させた。

 花火の明かりが薄く光る中、星奈の白い肌が妖しく、そして色っぽく見える。

 『何だか…、犯されてるみたい…。』

 後ろから胸を揉み解[ほぐ]され、星奈は完全に体の力が抜けていた。

 俺はとにかく無性に胸を責め、その感触を味わった。

 「ひゃ…、あ…、ふぁあっ!!」

 俺は固くなった星奈の乳首を舐め、舌でゆっくりと転がした。

 『星奈の…、体が熱くなってる。感じてるのかな?』

 女性が感じることを始めて体験した俺は、心臓が破裂しそうに早くなった。

 多分、星奈も同じようになっているに違いない。

 「はぁ、あ…、ふぅ…。ひぁああっ!!」

 俺は彼女の乳首を吸いながら、右手で太ももを撫で回した。

 星奈の体がゆっくりと撓[しな]る。

 「れ、零司…、く、くすぐったいよ…ぉ。」

 「星奈、気持ちいい?」

 「はぁっ…く、うぅん…。」

 星奈が声にならない声で答えた。

 右手はゆっくりと星奈の太ももから、まだ誰も触れた事の無い所へと進んでいく。

 そして…、ゆっくりとパンティ越しのアソコを撫でた。

 「ひゃあっ!!」星奈の体が大きく跳ねる。

 『濡れてる…、すごい。』

 初めて触った星奈のアソコに、俺の下半身は著しく反応した。

 『何か突っ張ってる…、これが処女膜なのか…。』

 『やだ…、お尻に硬いものが当たってる…。 零司も興奮してるんだ…。』

 星奈の体は、濡れている其処[そこ]を触られるたびに大きく撓[しな]った。

 俺は星奈を自分の方に向かせ、唇を重ね、そしてそのまま草むらにゆっくりと寝かせた。

 ズボンを脱ぎ、下半身を露[あらわ]にした俺を見て、星奈は息を呑んだ。

 『あ、あれが零司の…! は、初めて見た…。あれが入るの…?』

 星奈の顔が少し固くなる。俺は優しく髪を撫でながら星奈の瞳を見つめた。

 「れ、零司…。」

 「ん?」

 「や…、優しく…。お願い…。」

 「あ、ああ…。」

 俺は彼女を優しく抱きしめた。そして、本を得た知識を使い、彼女が少しでも痛みを感じさせないように愛液で自分の物を濡らし、ゆっくりと未経験の所へと入れ始めた。

 「ひぐっ…!! うぐぅ…。」星奈の顔が一瞬歪む。

 「せ、星奈。力、抜いて…。痛くなるから…。」

 痛みを和らげようと、歯を食いしばっている星奈に唇を重ね、胸を揉んだ。

 「むぅ…、んむ…。」彼女の体から少しずつ力が抜けていく。

 段々と腰を沈めて行き、そして…。

 「星奈、入ったよ。」

 俺はなるべく痛みが伝わらないよう、腰を動かさないようにした。

 「どんな感じ? まだ、痛いか?」

 「何だか、変な感じ…。お腹の中が熱くて…、鈍い痛みがする…。零司は?」

 「俺? 星奈の膣[なか]、すごく暖かい。それに、キュッて締まる感触がする。」

 「…エッチ。」

 星奈はギュッと俺を抱きしめた。

 「とうとう一緒になっちゃった…。」

 「嫌か?」

 「ううん…、嬉しいんだ…。でも…。」

 「でも?」

 「ホントなら、外じゃなくて部屋とかでしたかったんだけど…。」

 星奈が悪戯[いたずら]っぽく笑った。俺もそれに優しく笑った。

 「動くぞ、痛かったら言えよ。」

 「うん…、少しなら我慢する…。」

 優しく腰を動かす。星奈の口から吐息が漏れる。

 「あ、あぁっ、ふぁ、くふぅん!!」

 段々と動きを大きく、早くする。それに対して逃げるように星奈の体が仰[の]け反る。

 「星奈、逃げちゃダメだよ。」

 「だ、だってぇ…、うあぁん!!」

 俺は腰を持ち、小刻みに動かす。それに合わせて星奈の胸がぷるぷると小刻みに揺れる。

 「は、激し…い、ダメ…、零…、司…!!」

 「星奈! 気持ちいいよ…、すごい、締まる…。」

 俺は星奈をゆっくりと抱え上げた。星奈の膣[ちつ]が大きく俺の物を包み込む。

 「ひぐっ!! 奥に…、あ、当たって…る。」

 「星奈、苦しくないか。ごめんな、いきなり起き上がらせて。」

 「う、ううん。気持ちいいから…。」

 「…このまま動くけど、いいか?」

 星奈は無言で頷いた。俺は星奈の包むように抱きしめ、腰を持った。

 そして抱えたまま上下に動かし、彼女の揺れる胸にキスをした。

 「はぁはぁはぁ、くぅ、んん! あっあっあっ!!」

 「星奈のオッパイ、可愛くて好きだぜ。俺は。」

 「やぁ…、吸っちゃ…。」

 俺は星奈の勃[た]った乳首を舌で転がしながら、目線を下に向けた。

 彼女のアソコからは愛液と共にうっすらと血が混じっている。

 俺はクリ○リスを指で弄[まさぐ]りながら、動かした。

 「はぁん! あぅ…ん!!」星奈が反応して俺に凭[もた]れ掛かる。

 「零司…、もうだめ…。私…。」

 「星奈…、実は俺も、な…。」

 俺はもう一度彼女を寝かせ、両手で胸を揉みながら腰を激しく動かした。

 「零司…、キス…して。」

 「OK…。」

 「ふぅ、むぅ、ん、ん…。」

 腰に妙な感覚が走る。俺は星奈を強く抱きしめた。

 彼女もぎゅっときつく抱きしめる!

 「れ、零司! 零司ィ!!」

 「星奈…、くっ!!」

 「ひゃ! くぁ…、あっく、あああっ!!!」

 ドクドクッと星奈の中に俺の精子が注ぎこまれる。

 俺達は行為が終わってもそのまま抱き合っていた…、星奈の目からうっすらと涙がこぼれ、

 それを優しく親指で拭った。

 「零司…。」

 「ん? 何だ?」

 「もし…、赤ちゃん出来たら…、一緒に育てようね…。」

 星奈の問いに迷わず答えた。「ああ、俺はいいパパになるよ…。」と…。

 

 「あーあ、浴衣がクシャクシャになっちゃった。おまけに汗でベタベタ…。」

 星奈は浴衣を直しながら口を尖らせた。

 「零司が悪いんだからね、いきなり襲うから。」

 「はぁ!? お前だって乗り気だったじゃん。同罪だよ、ど・う・ざ・い。」

 お互いにらみ合う。が、途中で吹き出してしまった。

 「もう…、しょうがないなぁ…。でも、どうしよう。お母さんに怒られちゃう…。」

 星奈の困った顔を見て、俺は照れながらこういった。

 「よ、良かったら…、俺の泊ってるホテルに来いよ。」

 「えっ…。」星奈は戸惑いながら俺の方を向いた。

 「ホテルならシャワーもあるし、浴衣の変わりに俺の服を貸してやるから。」

 俺は優しく微笑んだ。すると星奈が袖を引っ張りながら、

 「ねぇ…、どうせなら、今夜…泊っていい?」

 「え?」

 「一緒に居たいし…、それに…、もう一回…。」

 星奈が照れながら手を握る。俺はその手を握り返しながら、

 「明日は二人で星奈のお母さんのお説教だな…。」

 「覚悟しといてね

 「おいおい…

 俺と星奈はキスをすると、花火の終わった夜の道を帰って行った。

 

 終

 


解説

 はじめまして。今回、今更ながらお嬢様特急の主人公×星奈ちゃんの純愛ネタを

 書いたRAGEXです。

    いやー、恥ずかしい(笑) 本当に夢のある純愛カップルですね。羨ましい。

 今回のお話はED後のストーリーとなっています。(二人は親公認の仲です。)

 「お互い初体験でいきなり青姦はないだろう?」という話は本当に勘弁してください。

    初めてこのサイトに来たときに考えたネタがこれなんで。資料がかなりあって、

 何度も彼女でクリアしたのですんなり書けました。細かな微調整や言い回しも

 含めて、我ながら早く進んだなと自画自賛しています(汗)

 こんな甘々なお話で良ければ…、癒しだろうと肥やしだろうと使って下さい。

 予告:今度も甘々かもしれません…、ハイ…。

    強姦ネタも書ければ書きたいです…。

 因みに某ラジオで「青の公園(青姦公園)」という場所があるみたいです。

 


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