| free hosting image hosting hosting reseller online album e-shop famous people | ||
![]() ![]() |
||
まだ日が高く上っているというのに、宿泊施設として作られた建物の廊下には三人以外、基本的には歩いていなかった。他の客や投資者は大広間か、自室に篭っているのだろう。
「二人とも平気?」
前を歩いていた青年がそれに付き添う黒服の二人の男を気遣う。
「瑠璃以外メンタルガードを施していますので平気です。」
丸めがねの黒服が答える。メンタルガード、つまり精神防御による恐怖や怒り、性的衝動などによる混乱などを抑える処置を施しているのだ。
「屋敷に帰って、ガード解いたときの反動が怖いですがね。」
苦笑まじりに眼帯の男が自分の主に言う。このガードをかけている間の
どうやらここの主従関係はウェットに富んでいるようだ。
「休暇が欲しい? 小夜子さんの屋敷に入り浸れるぐらいの休暇。」
にやりと二人を振り向き、鹿角が答える。
小夜子の屋敷・・・・・・鹿角の屋敷の敷地内にある、会社専属の娼館・・・・・・をほとんど利用する必要の無い二人にとっては、あまり興味のない話である。
「休暇は欲しいですね。旅行に行きたいですから。」
ウォンが軽くわかす。休みだけは欲しいらしい。
「自分も休暇は欲しいですね。しかしスタンの奴は入り浸りそうですね。」
笑いながら、ナッシュは伸びかけた髭を掻きながら若い格闘家の行動を考えた。
「若いし、血の気が多いし。仕方が無いよ。」
自分の歳を棚に上げて鹿角は言う。
ウォンとナッシュは、鹿角を部屋まで送り、部屋で待機という指示を受けて、隣の待機部屋に入っていった。
「あ、ご苦労様です。」
キリッとメイド服を正した琉璃が2人を出迎えた。ベッドには本格的に寝ているスタンが身動き一つせずにいた。寝息が無ければ死んでるようにも見えてしまう。
「もう平気なんですか?」
「えぇ、揺れない場所で少し寝たらすっかり。すみませんでした、船酔いなんかになってしまって…………。」
琉璃が気まずそうに誤るが、
「まぁ、仕方ないって。ああいうのは慣れだ、慣れ。」
ナッシュがフォローする。
「はい、ありがとうございます。」
琉璃は再度、頭を下げる。律儀な子だ。
「しっかし、スタンはま〜だ寝てんのか。だらけてんな〜。」
「なにも知らん奴がいうな。」
わざと大きな声でいうナッシュを諌める声がした。レンである。シャワーでも浴びていたらしく、しっとりと黒髪が濡れている。
「んだ、てめぇ………」
「なんだ、文句があるのか。」
「待ってください。」
一矢触発の2人の間に琉璃が割り込む。
「スタンさんを攻めないでください。昨日遅くまで訓練していたんです。」
琉璃が2人の迫力に押されながらも声を紡ぎだす。
「訓練??」
いつの間にかソファーに座っていたウォンが聞きなおす。
「実は、島に来るメンバーが決まってからこっち、スタンはずっと特訓していたんだ。多人数での戦闘の。」
ふと、レンが寝入るスタンに視線を移す。いつもの厳しい顔ではない、優しい顔で。
「スタンはスタンなりに足手まといになりたくないんだな。それを…………」
ふたたび、レンはナッシュに視線を移す。元の厳しい顔で。
「あ〜、なんだ〜、その〜……………………………………すまん、わるかった。」
あっさりとナッシュは頭を下げる。そのあたりは素直な一人軍隊の異名を持つ元傭兵である。
「でも、まぁ、それで倒れてちゃ本末転倒ですけどね。彼には後でお仕事を与えておきましょう。」
笑みのまま、ウォンがいう。あくまでマイペースな男だ。
「ウォンさんキツイですね。」
琉璃が苦笑する。しかし、ウォンの一言で場の緊張は緩んだ。
「そういえば、ケイさんは?」
ウォンはこの場にいないメイドのことにいまさらながら気が着いた。
「見回りに行くって言ってました。」
「わかりました、私たちはしばし休憩させてもらいます。レンと瑠璃は待機しておいてください。」
ふぅと息を吐きながらウォンは気を抜いて、ゆっくりと目を綴じた。
鹿角は宿泊施設の自分の部屋に戻り、一息付く。豪華だが、嫌みや下品さの無い部屋に指す日の光が心地好い。ウォン達は別室に待機するように指示はしてある。富豪にして世界のVIPの裏事情にも詳しい鹿角には確かに護衛は必要である。しかし鹿角自身が守られている意味はあまり無いのである。そのあたりの暗殺者くらいならあしらえるくらいの術は身に付けている。一種のブラフとしての護衛なのである。
「ふぅ。」
ドサッとベッドにあお向けに倒れる。
さきほど、幾人もの巨乳の女の痴態を見たせいで体が熱い。一緒にいたナッシュやウォン。瑠璃以外の同行者は、精神防壁の暗示をここに来る前に施しているため、そういうものを観ても性的な反応は無い。しかし、鹿角自身には一切行っていない。それは彼が用いるさまざまな術にとって邪魔以外の何者でもないからだ。
「呼ぶか。」
ベッドから起き上がり、胸元から一本の短剣を取り出す。それは儀式用のもので実用とは程遠い代物だった。刃先が短く、柄と鍔の部分に一センチぐらいの、橙、紫、透明、そして黒の宝石が飾られていた。刀身の部分を人差し指と中指で挟み、切っ先を親指に当てる。鋭い切っ先が親指の皮膚に入り込み、赤い血の玉を生み出す。そして、その血を刃に付ける。契約召喚、召喚対象の一部、または契約対象を暗示するものに契約者の体液を媒介に呼び出す召喚術の初歩。を行おうというのだ。
「解く、汝が紫(し)の淫魔」
短い詠唱を終えると、鹿角の目の前の空間が歪み、人の形がかたち作られ、実態化する。
「呼んだかしら、マスター」
水着以上に肌も露わで胸や尻を強調した服にウェーブの掛かった髪、顔や腹部には奇妙な文様が描かれ、なにより背中や頭にはコウモリを思わせる翼を持っていた。当然人間ではない。その姿はいわゆる悪魔そのものであった。
「くすくす、どうしたの?」
妖艶な笑みをたたえ、ペロリと薄く塗られた紫のルージュの唇を舐める。男ならゾクリとくる表情である。が、
「お前なぁ・・・・。」
鹿角は目の前の淫魔を冷めた目で見る。
「淫魔らしいが、お前らしくないよ。スカーレット。」
呆れた鹿角は、再びベッドに座り、自分の使い魔の一人に突っ込む。
「ん、いいじゃない、たまには。」
拗ねたように唇を尖らす淫魔・・・・・・・・・貴重である。
「まあ、いいか。でスカーレット、呼んだのは・・・・・・。」
「うっふふふふふっ」
先程の妖艶な笑みがいたずら微笑みに変わる。
「な、なんだよ。」
少々引く鹿角。
「どうしたいのかしら? ねぇマスター?」
鹿角の腿の間に手をつき、自分の顔を鹿角の顔に息が掛かるくらいに近づける。潤む瞳でじっと鹿角を見つめる。
「おまえ、分かってて遊んでいるだろう………」
自分の使い魔に押され気味の鹿角。
「ええ、遊んでいるわよ。そしていまからマスターのココで。」
スカーレットは見つめたまま、そのしなやかな指を股間の膨らみに這わす。厚めに生地の上から焦らすようにゆっくりと、触れるか触れないかの感覚で触れてくる。
「まぁ、いいか。」
鹿角は下半身からの快楽に身を委ねた。それを感じたスカーレットは嬉しそうな顔をして、ズボンのチャックを降ろしていく。
「マスターの、カチカチね。」
チャックを下ろし、チェックの下着を盛り上げる主人の性器を撫ぜる。
「っつ、」
この島に上陸してからというもの、20代の健康な男には刺激的な光景が連続していた。選手たちの痴態やその投資者との絡み、観客やその連れも惜しげも無く自分の連れてきた奴隷達を陵辱して、それを嬉々として楽しんでいる。
しかし一部の観客達は違っていた。心ここにあらずとも思える虚ろな眼をしている者、純粋に格闘をのみ楽しむ者。あるいは何かしらの目的を持って島に来た者。鹿角もそうなのだが。
「びくびくしている。」
ボゥとしていた鹿角の股間を弄びながら、スカーレットは期待を込めた顔を上げる。
「俺を通して、殆ど見ていたくせに…………」
小悪魔(本物の悪魔だが………)な笑みを見せるスカーレット。使い魔である彼女は主である鹿角と同じものをみることができる。もっとも使役者である鹿角側から強制的に見えなくすることも出来るが今回は遮断。
「見ていたわよ。さっきのあの子、おっきなオッパイを弄られて、気持ちよさそうに喘いで、………マスター、思い出したのかしら? 脈が早いわよ。」
下着からペニスを取り出して、ペチペチと細い指ではじく。
「お前ねぇ…………俺をイジメて楽しい?」
苦笑いしながら、いまにもペニスにほお擦りしそうなスカーレットの頭を撫でた。
「いつも虐められているから、放置されて。」
硬度を増すペニスに息を吹きかけながら、少し剥れて自分の主に恨みをいう。
「いつもいつもプラチナやライム、ダリアしか呼ばないんですもん。」
上目遣いで恨めしそうに鹿角を睨む。手はベニスを捕らたままだが………。
「ライムやダリアは戦えるし、プラチナはおとなしいから他のメイドの手が足りないときに手伝ってもらえるから………うっ」
鹿角の弁解を引き出そうとゆっくりとペニスを扱き始める。
「あら、私も戦えるし、言いつけてくれればメイドの真似事も出来るわよ。」
焦らすようにゆるゆると扱く。先走りが滲み始めて、スカーレットの指を汚す。
「でもな、くぅ、」
鹿角の顔が快感で歪む。
「うふふふ、ん。」
先走りのカウパーを舐める。男臭い味がスカーレットの口に感じられる。それが引き金になったのか、スカーレットの体の熱が一気に上がる。
「はぁ、ガマン出来ない……………。」
再度赤い舌を出して、鹿角の亀頭を舐める。そして、よく似合薄い紫の口紅を開けて亀頭を迎え入れる。
「んんん、ふぅん。」
鼻で呼吸をする音に艶が絡みつく。舌に唾液を集めて裏スジを這う。そうかと思うと尿道口を舌で擽り、先走りを導き出す。
「んんくぅ、うんんんん」
勢いをつけて、一気にペニスを飲み込む。唇を絞めて筒を扱くように首を動かす。
「ん、いいぞ、スカーレット。」
ポタポタと床の絨毯に唾液の染みが出来るが、お構いなしにスカーレットはペニスに奉仕し続ける。時折上目遣いに自分のマスターを覗き見て、気持ちよさそうな顔をみて一層激しくしていく。
いつの間にか、スカーレットはペニスに添えていない方の手を薄い服の隙間から手を差し込み、自分の乳首を弄り始めた。
「ん?なんだ、我慢できないのか?」
その行為を見つけて鹿角は意地悪く言う。手を伸ばして大きな乳房を握る。
「んきゅぁあぁ、マ、マスター…………。」
いきなり襲った乳房の刺激で食いしばりそうになるのを堪えて、ペニスから口を離し、己のマスターを涙目になりながら見上げる。
「気持ちよくなりたいか?」
仕返しなのかニヤリとして、自分の使役するサキュバスらしくないサキュバスを意地悪をし続ける。
「あぁ、ハイ。お願い……します。」
熱い息を吐き出して、スカーレットは懇願する。
「じゃあ、お前の大きな胸でやってくれ。」
乳首を弄り続けながらサキュバスに告げる。それを聞いたスカーレットに本当に嬉しそうな笑みが浮かび上る。
膝立ちになり、身に付けた布切れのような服を肌蹴て、たわわな胸を露わにする。その真中でピンと勃起した乳首がスカーレットの震えと荒い呼吸に呼応して震える。
鹿角の股間に乳房を乗せて眼前の剛直に熱い息をかける。
「あはぁぁ、大きい。マスターのおちんちん。」
潤滑油にすべく、亀頭に唾液を垂らしていく。先程までの唾液でヌラヌラと光るペニスに新しい唾液が纏わり付き濡らしていく。
谷間に己の使役主の剛直を挟み込み、ゆっくりと体を動かし始める。鹿角は豊満な乳房に包まれる亀頭が見え隠れするのを眺めつつ、眉に皺を寄せて高まっていく快感に耐える。
「マスター可愛い。気持ちいいのを我慢しているその表情……………。あぁ、いいわぁ。」
責められっ放しの鹿角は、体全体が熱くなっていくスカーレットの特に熱を生み出している股間に足先で触る。すでにドロドロになっているそこは男を迎え入れる準備を終えて、脳へと誘惑の甘い電気を流し、敏感になっていた。
「ひぃん! ま、ますたぁー」
ビクンと体が震えて、谷間からペニスがこぼれる。鹿角はスカーレットの頭を柔らかく掴み、脈動するペニスを頬に擦り付ける。その行動を把握して、再度唇にくわえ込む。
「足で弄ってやるから、このままイかせろ。」
ボルテージが上がったためか、少しサディスティックに命令する鹿角に目で返事するスカーレット。胸に残った唾液と先走りの液を乳首に塗して己の興奮も上げていく。
「んんんんん、ぅんん、んむぅ。」
鼻で甘い息をしながら激しく頭を上下していく。スカーレットの腰も鹿角の足に擦り付けて快感を貪っていた。
「イくぞ。全部飲みこめよ。」
じっとりと汗を浮かべた肌を震わせて、絶倒を迎えようとするスカーレットの喉に剛直を打ち込むと同時に熱いザーメンが撃ち出されていた。喉を撃たれる快感と秘裂の快感がスカーレットの体中をのたうちまくっていた。普段より多い量の精液を口内に出し終えて、ズルリと柔らかくなり始めたペニスを口から引き出す。精液を零さないように気をつけて口を離すと亀頭と唇に糸を引き、離れていく。
「んふぅ、んんく、んんんんはぁ………。」
スカーレットは味わうように舌の上でゆっくりと精液を転がす。そして、唾液が混ざるのを楽しむように目を閉じてウットリとした顔で青臭い精液を喉に流し込んでいく。
「んんんんくん……………んふぅ。うふふふふふ。」
はぁはぁという息が落ち着いてくると、剛直だったペニスがその硬度を失っていく。
「んねぇ、マスター……………。」
まだ情欲の炎を燻らせているスカーレットは熱っぽい声で媚びる。しかし・・・・・・・・・
「だめだ。」
言い放つ鹿角。そしてそのままバスルームへ行ってしまう。それをうらめしそうな表情で見送るスカーレットはなぜか黙ったままだった。
それは鹿角のケジメだった。
もしかするとただの言い訳なのかもしれない。
男の身勝手かもしれない。
召喚したサキュバスを、性衝動の捌け口に使わなくても、お互いの気持ちを知っているケイを抱けば良い。
だがケイのことが決着がつくまで、彼女が何者でどこから来て彼女に思いを告げることも彼女の思いを受けることもしない。
彼女のため、彼女を抱いたときに出来るかも知れない命のために。
スカーレットもそれは知っていた。
だから何も言わなかったのだ。
「ふぅ」
タオルで頭を拭きながら、鹿角はシャワーから出る。単パンとブカブカのTシャツとい
う軽い服装はどう考えても財団の影の総帥とは思えない。
「何やってんだよ。」
呆れた声をベッドに寝転ぶ淫魔にかける。どこからか出してきたのか純白のバスローブ
を素肌に纏い、鹿角のノートパソコンを勝手にいじっていた。マスターも、使い魔もどこ
か自覚が足りない。似た者どうしというか、犬が飼い主に似るというか。
「いいじゃない。減るもんでもないし。」
悪びれずにスカーレットが鹿角のほうを向かずに言う。
「まったく。」
鹿角は備え付けの冷蔵庫からワインの瓶を引っ張り出してくる。すぐに瓶の表面に細かい水滴が浮かぶのはよく冷えている証拠だ。
「夜までだからな。12時を過ぎたら帰還させるぞ。」
二つのワイングラスを取り出し、手早くワインの封を切り、コルクを抜く。ポンという音が心地好く響く。
「分かってるわよ。」
少し拗ねたような返事を12時までのシンデレラは返した。
契約召喚の場合、使役者が召喚対象を元の場所に戻すのは容易である。しかし、強制召
喚の召喚対象だったり、使役者以外が召喚対象を戻すのは元の世界との接点が希薄で事実
上不可能のはずである。
グラスに透明で金色の液体が注がれる。極の細かい泡がとぎれることなく生まれては浮
かび、ワインの表面で消えていく。
鹿角はクイッと一杯飲み干すと、もう一つのグラスにもワインを注いだ。
ベッドに寝転んだまま、足をブラブラさせて、参加者のリストを見ていたスカーレット
が一人の選手の所でカーソルを止めた。
「これは。」
「何か面白いヤツでもいたか?」
グラスを二つ持った鹿角がディスプレイを横から覗き込む。
「面白いかは、マスターが決めてちょうだい。」
スカーレットはあぐらをかくように座り直し、ワインの入ったグラスを受け取る。
「誰だい?」
ディスプレイに写る幾人かの顔写真と簡単なプロフィールなどを見比べる。
「これ。」
と、一人の女性の写真を指差す。
「モリガン、アースランド?」
そこには緑の髪の女が妖艶にほほ笑みを称えていた。
「サキュバスよ。」
格闘大会「螺旋」
その全容はいまだ闇の中であった。
ライム「作者〜! でてこい!」
ダリア「どうしたの?」
ライム「あぁダリア、お前も作者に文句言いたいよな。あの乳デカ女が出て、あたし
らが出ないなんて可笑しいよな!」
ダリア「その作者から伝言です。「文句いうなら、ココにも二度と出さない。」だそ
うです。」
ライム「う、ぐ、分かった…………………………作者、ぜって〜書けよ。あたしのS
S。」
黙ったところで、後書きを。
え〜、本格エロを求めた方、ごめんなさい。
どうも、エロを書けない性質なのか、中途半端なモノになってしまって、スイマセ
ン。
謝ってばっかりですが、螺旋の幕間でエロが薄いモノがあってもいいかなという思い
もありましたので。
多分書くであろう次の幕間にエロが欲しい! 陵辱だ! 調教だ! ええい面倒だ!
まとめて犯してしまえ!という方は
ご期待に添えるかは分かりませんが善処します。
ではまた次回、お会いしましょう。