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アキ侵蝕
栗里愛/文
キリエ・レイソン/画


 宇宙戦艦ナツミの電算室に、艦長である裕太郎、そしてアキ、ムラマツ、アズミ、ハースト、の面々が揃って、大きなコンピューターの前で作業をしている。

 裕太郎とアキの二人は、頭にヘッドマウントタイプのコンピューターを装着している。

 「それで、こっちに転送したナツミの擬似人格プログラムに侵入して、ナツミを呼び戻せばいいんだね?ムラマツさん」

 「おう!ウィルスにかなり破壊されたが、今でもナツミの擬似人格プログラムは残ってる。それを探し出して、サルベージすればいいんだ」

 「残っているナツミのプログラムを見つけて、アンカープログラムを茶道させる・・・」

 「そうすれば、後はこっちからひきあげるって寸法だ」

 ムラマツがナツミの残っているコンピューターとは別の、大きなコンピューターを指差す。

 「それにしても、どうして俺とアキが侵入するんだ?ムラマツさんのほうが、いいんじゃないの?」

 裕太郎が、ムラマツに尋ねる。

 「ん〜、そりゃお前、ナツミから愛されただろ?」

 突然の言葉に、ドギマギする裕太郎。

 「ナツミの擬似人格プログラムのプロテクトってのは、いわばナツミの心の壁みたいなもんだ。だから、俺らみたいなのよりも、裕太郎やアキなんかのほうが、侵入しやすいのさ」

 「そうか・・・」

 そう言って、アキのほうの接続の点検に行ったムラマツと入れ違いに、ハーストが裕太郎の側に来る。

 「それでは艦長、お願いしますね」

 「うん、ハーストさんのほうも、俺がナツミの中に行ってる間、ナツミをよろしく」

 「はい・・・」

 ハーストは、それだけ聞くと、電算室から出ていってしまう。

 「お〜し、アキのほうも接続OKっと。それじゃ、頼むぜ、二人とも!」

 ムラマツが、二人の装着しているヘッドマウントのケーブルを、ナツミのデータが入ったコンピューターに接続する。

 「それじゃ、頑張ってナツミを探そうな!アキ」

 「うん!裕太郎!」

 「プラグイン!」「プラグイン!」

 二人同時に、ナツミの眠るコンピューターへと意識を飛ばす。

 

 脳の神経に、直接プラグインして、プログラムを仮想空間として表現してのハッキング。

 イメージダイブ。

 これは、コンピューターの扱いに慣れていない人間でも、ハッキングがワリと簡単におこなえるので便利だ。

 だから、ムラマツは二人にこの方法でのナツミの擬似人格プログラムのサルベージをやらせたのだ。

 それが、どういう結果になるかも知らずに。

 

 アキの意識が、裕太郎のいるプログラムから離れて、別のプログラムへと向かって走り出す。

 「?!アキ!どうしたんだ!」

 「解らない、でも、何だかこっちに吸い寄せられるような・・・」

 どんどんと離れていくアキと裕太郎。

 「アキ〜〜〜〜〜〜!」

 裕太郎は必死に叫ぶが、アキは裕太郎の視界から消えてしまう。

 「どうする?このまま追うか?それとも、二手に分かれるか・・・?」

 裕太郎は逡巡したのち、アキを追ってアキの吸い込まれたほうに向かって進む。

 

 アキが辿り着いたのは、暗い、大きな部屋だった。

 だいたいサッカー場ぐらいはあるだろうか?そんな大きさの部屋は、暗くて、不気味だ。

 暗いのに、何故か先まで見渡せるのが、アキの不安を駆り立てる。

 何かおかしい、この部屋は・・・。

 そう思って、アキが戻ろうとした時。

 

 暗闇の奥から、無数の触手がアキに向かって伸びてくる。

 「い、嫌あぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!」

 叫ぶアキの体に、無数の触手がアキに一気にまとわり付いて、体を拘束する。

 両手と両足がガッチリと押さえられ、直立の状態になるアキ。

 

 「やめて!離してよ!」

 触手を出している、黒い球体に向かって必死に叫ぶアキ。

 と、一本の触手が叫ぼうとしたアキの口の中に入り込む。

 「む!むぐう・・・・」

 アキは、いやいや、と首を振って触手の侵入を拒むが、体が拘束されている状態では効果も無く、触手に口の中を蹂躙される。

 他の触手と比べると、やや細いその触手は、アキの口の奥深く、喉の奥にまで侵入すると、ビクリと震えて液体を吐き出す。

 「んぐう!」

 喉の奥に出されたために、吐き出す事もできず、その液体を飲み込むアキ。

 「ん・・・・・・・・・あ・・・・・・」

 (な、何?何だか・・・・変な・・・感じ・・・・・)

 液体というイメージで表されるウィルスが、アキの体に侵入してアキから抵抗を奪う。

 ウィルスが、脳内に直結されたケーブルを通じてアキの体にアクセスし、アキの体の神経にハッキングをかける。

 もちろん、人の体にファイヤーウォールなどあるハズもなく。アキの体は一瞬にして掌握される。

 (ああ・・・力が・・出ないよ・・・・・・)

 ぐったりと、触手に支えられていなければ立てないような状態になるアキ。

 (それに・・・体が・・・熱い・・・?)

 体をくねらせて、熱い部分をどうにかしようとするアキ。

 と、そんなアキの口の中にある触手が、アキの喉から口内へと戻り、アキの舌に自分をこすりつける。

 自分で触手を舐めるのではなく、触手に自分が使われる。

 触手に、体の内側から犯されるアキ。

 

 現実世界でもにたーされているアキは、心拍器官も脈拍も正常。まったく問題無いように見える。

 そんなアキの快楽中枢を、ウィルスが直接刺激して、快感を全身に走らす。

 アキの側にいる者が、誰もアキの様子に異変を感じない。現実の体は、いたって正常。しかし、その精神の中では、快楽に身悶えするアキ。

 声を出そうにも、声帯への神経伝達をストップさせられているので、声をあげられないアキ。

 そんなアキを楽しむかのように、触手はゆっくりとアキの体を犯していく。

 

 両手に巻きついて手の自由を奪った触手達は、さらにアキの体にまとわりつき、アキの腰を締め上げる。

 「んっ!」

 腰を締められた瞬間、アキの体が震えて、微かにアキがうめく。

 そんなアキの反応に気分を良くしたのか、触手がさらにうねり、アキのお尻を揉みしだく。

 「ん!んん!」

 軍服の上から、さわさわと、アキのお尻を責める触手達。

 

 一方、両足を拘束している触手達は、アキの足を伝ってスカートの中へと侵入する。

 「んなっ!ひゃめで!」

 (入ってこないで・・・やめて!)

 口に触手を入れられながら、薬で抵抗を奪われても、アキは最後の気力を振り絞って、自分の純潔を奪おうとする触手に抵抗する。

 だが、触手は膝から太腿に、そして、アキの秘所へと、這い登る。

 4本の触手のうち、2本はそのままアキの胸に向かって服の中を登っていく。

 シャツの中、2本の触手がアキの二つの膨らみに到達し、それに自分の体を巻きつける。

 「んっ・・・・はぁ!」

 (触っちゃいやぁ・・・)

 螺旋を描くように、アキの胸を締め上げる2本の触手。

 くるくると、胸の先へ向かって・・・乳首のほうに向かって締め上げる。

 そして、触手の先・・・男性器においては尿道にあたる部分でアキの乳首をパチンパチンと、軽く叩く。

 「はぁっ!・・・はぁっ!・・・」

 (ンあっ!ダメ・・・ダメぇ・・・!)

 快楽中枢を刺激され、すでにビンビンに立っているアキの乳首は、さらなる刺激に激しく悶える。

 

 足から這い上がった、残りの2本の触手が、パンティ越しにアキの秘所をさする。

 「んっ!・・・はぁん!・・・んっはぁ!」

 (嫌・・・そこだけはダメぇ・・・まだ・・・・誰にも・・・・)

 声にならない嬌声と絶叫を上げるアキ。

 一本はアキの秘所をなぞるかのように、縦にさすり、残りの一本がアキのお尻の穴、ナルを責める。

 (ダメぇ!ダメぇ!おかしくなっちゃうよォ・・・・・)

 今まで感じた事のない快楽が全身からアキを襲い、アキの秘所からは滝のように愛液が溢れる。

 

 と、他の触手とは明らかに違う・・・太い触手がアキの前に現れ、アキの目の前でうねる。

 

 どぴゅっ!

 

 触手の先から、白い粘り気のある液体が放出される。

 

 「!」

 

 アキは、それが何だかすぐに理解する。

 前に、裕太郎の下着を洗濯していた時についていた液体と同じ液体。

 精液・・・。

 

 (何でそんなモノが出るの!)

 

 アキは、叫びにならない叫びを心の中であげる。

 

 太い触手はアキの顔に精液をかけると、アキの秘所に向かってその体を進ませる。

 スカートの中から、アキの秘所へ。

 アキには、それが絶望的に長く思えた。

 (ダメ!入れないで・・・お願い・・・・お願いだから・・・・それだけは・・・お願い・・・)

 

 そして、

 ずぶう!

 ひときわ太い触手が、アキの秘所へと侵入する。

 

 「!!!!!」

 アキは、その異物感に吐き気を覚えながらも、それ以上に体を走り回る快感に、言葉も無い。

 ウィルスに犯されたアキの快楽中枢が、アキの体に挿入したのと同じ快感を・・・いや、それ以上の快感を与える。

 もちろん、現実にアキが犯されているワケでは無いので、処女膜の破膜という余計な痛みはカットされている。

 そのせいで、何度もSEXを体験した娼婦のような体で感じる、初めての性体験の快感。

 (抜いて・・・抜いてよォ・・・・も・・・・もう・・やめてぇ・・・お・・・おかしくなっちゃう・・・よ・・・)

 アキの頭の中に、ありえない快楽の波が打ち寄せて、アキを翻弄する。

 

 (ああ・・・・どうして・・・初めてなのに・・・気持ちいいの・・・・)

 「んんぁ!はうん!」

 

 (イイ・・・ああっ!・・・・ダメ・・・もうダメ・・・・気持ちいい・・・イっ!)

 「んあぁ!はふん!」

 

 アキの意識が飛ぶ。

 

 体を走る快感に、目覚めるアキ。その目の前に広がる光景に絶望を感じる。

 (まだ・・・・終わってない・・・・)

 意識が飛んでから、数秒しかたっていないのだが、アキにはそれが何時間にも感じられていた。

 「もう・・・嫌だよう・・・・・」

 と、口にして、アキはハットする。

 (しゃべれる!)

 先ほどまで口に入り込んでいた触手は、アキの肩に載っており、アキは声を上げる事ができるようになっている。

 (どうして?・・・)

 触手も、アキが目覚めたときから動いていない。今は、さっきまでと違っておとなしい。

 疑問に思うアキの前に、裕太郎が現れる。

 (!!!!)

 アキの体が、一気に冷却される。

 こんな所を見られた!アキの心を恥ずかしさと絶望が塗りつぶす。

 が、裕太郎はまるでアキに気付かない様子だった。

 良く見ると、二人の間には透明な壁が存在する。

 (マッジックミラーみたいに、こっちからは見れても、向こうからは見れない?)

 「はあ・・・」

 アキは、安堵する。

 

 そんなアキの安堵した瞬間を狙って、触手が一斉に蠢く。

 「うひゃぁ!」

 思わず声を上げるアキ。

 「ん!アキか!」

 そんなアキに裕太郎の声が届く。

 「ゆ、裕太郎?!」

 アキは、触手がもたらす快感に耐えながら、裕太郎に話し掛ける。

 「大丈夫か!アキ?何だか変な声をあげてたけど」

 「ゆ、裕っ太郎・・・お願いだからぁぁ!、今すぐ戻って、私の接続を切るように言ってちょうだぃっ!」

 胸、アナル、秘所、腰、首筋。アキの性感帯を、縦横無尽に責める触手達。そんな触手の責めに、必死に耐えるアキ。

 「どうしたんだアキ!自分から切れないのか?」

 「そ・・・そうなのっ!・・・だからぁぁ!・・・お願いいっ!」

 「アキ!どうしたんだ!アキ!」

 必死にアキに向かって呼びかける裕太郎。

 その手が、二人の前の壁を激しく叩く!

 

 ガン!ガン!ガン!ガン!

 

 かすかに壁にヒビが入るのを確認したアキは、

 「お願いだからぁ!裕太郎!今すぐぁぁ!戻って!お願い!!」

 裕太郎に叫ぶ。

 「で、でも・・・」

 「お願いっ!・・・・だから・・・ぁぁあ!」

 いっそう激しく動く触手に、アキは息も絶え絶えになりなが裕太郎に懇願する。

 「・・・・・・解った」

 走り去る裕太郎の姿に、安堵するアキ。何とか、こんな姿を見られずにすんだ・・・。

 もう少ししたら、裕太郎が接続を切ってくれる。

 安堵から気が抜けて、快楽に身を委ねてしまうアキ。

 今まで耐えてきた分、快楽が比較にならないくらいアキを襲い。

 

 「ひゃあああぁぁぁぁぁぁ!い、いっちゃう!」

 

 アキは、体を激しく痙攣させて、何度も何度も絶頂を迎える。

 

 何度絶頂を迎えたのか、アキ自身も解らなくなったころに、触手の動きが止まる。

 「?」

 アキは、とろん、とした瞳で触手を見つめる。

 と、触手の根元の方が膨れあがり、その膨らみがアキの方に向かって来る。

 「え?もしかして?」

 その事が示す行為に、アキはハッとなる。

 触手を握る手を、さらに強くするアキ。

 だが、

 

 どくどぴゅっどっぴゅどっぴゅどっくどっくどっぴゅ!

 

 触手が痙攣して、大量の精液をアキの膣内と体にぶちまける。

 

 どっくどくどくどっぴゅどっぴゅどっぷどっぷどっくどっぴゅ!

 

 何度も、何度も、まるでシャワーのように、触手から降り注ぐ精液。注ぎ込まれる精液。

アキ侵蝕

 「うう・・・・やだぁ・・・・・妊娠しちゃう・・・よ・・・」

 体にまとわりつく粘りと、口に広がる苦い精液の味。

 あまりの量に、膣内から逆流する精液。溢れた精液が太腿を伝う感触。

 鼻につく、むせ返るような精液の臭い。

 快楽中枢への快楽が途絶えたためなかば正気になったアキに、全身から嫌悪感が這い上がる。

 「う、うわぁぁぁぁぁぁ!」

 ただ、叫ぶアキ。

 

 

 

 「アキ、大丈夫か!」

 そんなアキの瞳に、裕太郎が映る。

 「!」

 ハッとなるアキ。そこは、さっきまでいた暗い部屋ではない。

 見慣れた電算室。

 (戻った!)

 「おいアキ!大丈夫か?!」

 裕太郎が、返事の無いアキの肩を掴んでゆさぶろうとする。

 (!)

 とっさにアキは、裕太郎の手から逃れる。

 「アキ?」

 「ゆ、裕太郎・・・もう、大丈夫だから・・・ごめんね、心配かけて」

 アキは、そう言って、自分の行動のデータが入ったチップを持って、逃げるようにして電算室を出る。

 

 

 

 アキは、自分の部屋に入るやいなや、服を脱いでシャワールームに飛び込む。

 

 シャーーーーーーー

 

 熱いシャワーのしぶきに打たれながら、アキは自分の腕にそっと触れる。

 そこには、あの触手につかまれた痕は無い。

 今度は、秘所へと手を伸ばすアキ。

 そこにも、触手にさん射精されたハズの精液は一滴も無い。

 しかし、今なお体には触手の這いまわった感触が、秘所にはさんざん射精された精液の感触が残る。

 嗅覚も影響が残っているのか、鼻の奥からはむせ返るような精液の臭いがしており。

 味覚も影響されたのだろう、口の中には精液の苦い感覚がある。

 

 「う・・・・うう・・・・」

 アキは、何度も何度も体を洗い、その感覚を消そうとする。

 しかし、よほど強烈に焼きついたのだろうか?何度洗い流しても、忌々しい感覚は消えない。

 そして、仮想現実とはいえ、あんなモノに犯された記憶も・・・。

 

 あれから数日が過ぎた。アキは、それこそ何事も無かったかのようにすごしているが、実際は体が疼いてしかたがなかった。

 何度もイメージダイブした時の映像を見て、何度も自分を慰めた。

 それでも、体の疼きは一向に収まらない。

 アキは、休みをもらって、自室に閉じこもる事が多くなっていた。

 

 「どうしたんだろう・・・アキの奴・・・」

 裕太郎は、アキの部屋の前で、少し考えこんでいた。

 イメージダイブした時、何かがあったのは確かだ。データチップを持っていったのも、それを裏付けている。でも、何が?

 もしかしたら、自分が声をかけないほうがいいのかもしれない・・・。でも。

 裕太郎は、迷ったあげくに、アキの部屋のインターホンを鳴らす。

 

 ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン

 

 だが、アキが出てくる気配が無い。

 「いないハズは無いんだけどな・・・」

 裕太郎は、何気なくドアを触って、ドアが開いる事に気付く。

 「!?どういう事だ?」

 裕太郎は、ドアを開けてアキの部屋に声をかけてみる。

 「お〜〜〜〜〜い。アキ、いるのか?」

 だが、返ってくるのは沈黙。

 「う〜ん」

 裕太郎は、また少し迷ったが。

 「入るぞ、アキ」

 アキの部屋に入って行く。

 

 裕太郎が部屋に入った瞬間、鼻に甘美な臭いがまとわりつく。

 酷く甘くて、淫靡な臭い。

 「な、何だこれ?!」

 部屋の奥へと進む裕太郎。

 そこには

 

 「ああっ!いいのっ!ここっ!ここなのっ!ああっ!ああっ!あああ!!!」

 自分の胸と秘所に手を置いて、自慰に耽っているアキがいた。

 

 (!!!!!!!)

 

 とっさに凍りつく裕太郎。

 自分は、とんでもない時に部屋に入ってしまったのかもしれない。

 後悔が裕太郎を襲う。

 しかし、裕太郎の目がモニターに釘付けになる。

 そこには、何本もの触手に蹂躙されて、よがり狂っているアキの姿が映っていたから。

 (あ、アキがあんな事に・・・)

 裕太郎も、成人を迎えており、それなりに自慰経験もある。アキを想像して自慰した事も何度もある。

 だが、その時想像したどの光景よりも、モニターの映像は凄まじい。

 

 「この前イメージダイブした時に、仮想空間でウィルスにこんな風に犯されたの・・・」

 アキが、いきなり裕太郎に向って話し掛ける。

 「あ、アキ・・・・」

 「その時からなの、体がどうしようも無く疼くの・・・。もう、止められないの・・・」

 アキが、裕太郎に歩み寄り、裕太郎の股間に顔を摺り寄せる。

 「お願い・・・裕太郎の・・・欲しいの・・・」

 

 ショックから、動けないでいる裕太郎のズボンから、アキは肉棒を出して、しゃぶりはじめる。

 

 ぺちゃぺちゃぴちゃぴちゃ

 

 アキが自慰に耽る姿、アキが触手に蹂躙されている姿。

 そんなアキに、欲情していた裕太郎の肉棒は、少し先っぽを舐めただけで、硬く、準備万端になる。

 アキも、早く体の疼きを止めたいからか、裕太郎を仰向けに寝かせると、騎乗位の体勢で裕太郎の肉棒を自分の秘所にあてがうと、

 

 ずぶっ!

 

 一気に挿入する。

 

 「あああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

 「うっ!」

 初めて体験する女性の膣に、裕太郎は今までにないほどの快感を感じる。

 が、アキは裕太郎と違って激しい痛みにうめく。

 「ああ、い、痛い・・・よ・・・痛い・・・・」

 アキは仮想空間でこそ秘所に挿入され快感を得たが、現実ではまだ処女。そして、仮想空間と違い、現実では処女膜喪失の痛みがあるのだから。

 破膜の痛みに、涙を流すアキ。

 一方、快感に惚けた顔をする裕太郎。

 

 「ああ、いいよ・・・アキ・・気持ちいいよ・・・」

 「やあ・・・いたいよ・・・なんで・・・なんでなのォ・・・・」

 

 裕太郎の胸に、アキの涙がポタポタと落ちる。

 

 「アキ・・・それなら俺が、気持ち良くしてあげる・・・」

 裕太郎が、アキの胸を掴んで、やさしく揉む。

 下からすくい上げるようにして、外側から、内側に向かって。円を描くように手を動かして、最後に乳首をつねる。

 

 「んあぁぁぁ!」

 

 アキが、快感の声を上げる。

 その声を受けて、裕太郎はさらにアキの胸を揉みしだく。

 「んん、そう、気持ち・・・良くなって・・・きた・・かも」

 アキが、ゆっくりと腰を振り出す。

 

 「んはぁ!はぁぁぁ!」

 すでに快感を染み込ませた体。痛みを上回る快感や、痛みが引いたら、後は快感の津波に飲まれるだけ。

 

 「あっ!あっ!ああん!」

 「アキ・・・アキ・・・アキっ!」

 

 「だめっ・・・はげしっ・・・あンっ!」

 「す、凄いよ・・・アキの膣・・・」

 

 「はぁっ・・・はぁっ・・・あっ・・あやっ・・・」

 「気持ち良いよ・・・もう、俺・・・」

 

 「い・・・いっちゃう・・・いちゃう・・・!」

 「アキっ!俺も・・・・出るっ!」

 

 「出してっ!私の膣内にっ!いっぱい!・・・イっ!・・・あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 「あ、アキぃぃぃ!」

 どぴゅどくどぷどっくどっぴゅどっくどっぴゅ

 アキの膣内に、裕太郎の精液がたっぷりと射精される。

 その量はアキの膣内を逆流するほどで、二人の結合部からは、破膜の血と裕太郎の精液が流れでて、赤白い泉ができていた。

 

 終

 


解説

 皆さんこんにちわ。栗里愛です。

 バトルシップガールものの第二弾です。今回のターゲットはアキちゃんです。

 当初の予定では、前回で壊れてしまったナツミを見た裕太郎が、自暴自棄になって、慰めに来たアキを無理やり陵辱。でも、アキはやさしく裕太郎を受け入れる・・・。という、純愛でダークなお話にするつもりだったのですが、挿絵を描いたキリエちゃんが「これ描いたから、こちにシナリオ合わせて」などと言ったために、触手ものになってしまいました。予告と違ってごめんなさいね。

 さて、もし次を書くとすれば、ハーストさんかターシャのどちらかです。

 ハーストさんなら陵辱もので、ターシャならば純愛。どちからがいいか、感想と一緒に送ってくださるとうれしいです。

 それでは〜

 かしこ

 


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