| free hosting image hosting hosting reseller online album e-shop famous people | ||
![]() ![]() |
||
メルギトス。
デグレアを手中に収め、悪逆の限りを尽くす。その正体はリインバウムを狙うサプレスの魔王。
奸計を巡らせ、準備を充分に整えたメルギトスはついに本格的に行動を開始した。
当然俺達は阻止すべく動いている。
ガレアノ・キュラー・ビーニャの三人の側近は倒したのだが、肝心のメルギトスは未だ健在なのだ。
三人を倒したところで流石に体力も魔力も限界に達し、態勢を立て直す必要もありゼラムへと帰って来ていた。
夕食には豪勢な食事が並んでいたが、どういうわけか俺は食欲が全く無かった。
割り当てられた自室へと入り、精も根も尽き果てたようにベッドにへたり込んでしまう。
柔らかいベッドのスプリングに揺られながら、俺はゆっくり襲い掛かってくる睡魔に身を任せた。
「お兄ちゃん、大丈夫……?」
突然響いたハサハの言葉に目を覚ます。
目を閉じた次の瞬間に起こされたように感じるが、身を起こしてもマットのへこみが戻らないところを見ると、
そこそこの時間は眠ってしまっていたようだ。
「どうしたハサハ?」
「うん、これ……」
ハサハが持っていたトレイを差し出す。盆の上にはパンとサラダ、それとまだ湯気の立つ紅茶が乗っていた。
「無理にでも食べないと、元気でないよ……」
「ありがとうな。でも、食欲がないんだ。ハサハが食べてくれよ」
「いや、それは君が食べるんだ」
俺の言葉を遮るように声がかかる。見るとネスが戸口に立っていた。
「もう僕達は食事を済ませている。ハサハは、食が進まなかったがね。この意味、わかるな?」
「あ、ああ……」
ネスが言わんとしていることは分かる。
俺を心配するあまり、ハサハはほとんど食事を取れなかったということだ。
「それに、君の力は今の僕たちには不可欠な存在だ。剣の腕も、召喚術の腕も。
それなのに、空腹で実力が出せなかったなど言い訳にもならないぞ」
「……ぷっ! ふふふっ!」
「何が可笑しいんだ? 僕は真剣に……」
怒るネスの言葉を手で遮りながら、俺はまだすこしだけ笑いながら説明する。
「悪い悪い。俺ってネスに怒られてばっかりだったからさ。褒められ慣れてないんだよ」
「褒めてなどいない、事実を言ったまでだ。君は褒めると付け上がるからな」
「ははっ。随分と酷い言い草だな」
けれども確かにそうだ。俺は強くなっている。
フォルテにシャムロック、ルヴァイドやカザミネさんと言った名立たる剣士の胸を借りたおかげで、
剣の腕もそうとう上がった。リューグを筆頭に稽古の相手にも事欠かない。
調律者と呼ばれる一族の強力な魔力に加え、ルウやミニス、そしてエルゴの守護者であるカイナのおかげで
召喚術も当初とは比較にならないほどの実力になっている。
俺が馬鹿な行動を取るだけで、それだけ皆に余計な負担がかかるようになっていたんだな。
自分の立場を改めて理解する。
「ネス、ハサハ。すまない。無駄に心配かけさせて」
ようやく分かったか。とでも言いたそうにネスはため息を一つ吐いた。
「じゃあ、僕はもう自室に帰るが、あまり馬鹿な行動を取るなよ」
扉を閉めて、ネスが去っていく。当然部屋は俺とハサハの二人きりだ。
ハサハに話そうとしたところで、わざとらしいくらいのタイミングで腹が鳴った。
ハサハがクスリと小さく笑う。
「お兄ちゃん。はい、あーんして……」
ベッドの上にトレイを置くと、ハサハはフォークでサラダを取って俺に向ける。
まるで恋人同士の食事風景だ。
「わ、わかったよ……」
自分でも分かるくらい頬を赤くしながらも、素直に口を開ける。
すぐにハサハがサラダを口の中に入れてきた。
舌の上に広がるドレッシングの味と、野菜自体の持つほのかな甘味を伴った味。
何故か普段以上にゆっくりと味わい、何度も噛み砕いてから飲み込む。
「美味しい? お兄ちゃん……」
「ああ、とっても」
「よかった……たくさん食べてね……」
ハサハはニッコリと笑い、再び俺にフォークを向ける。
数分後、俺はあっという間にパンとサラダを平らげてしまった。
正直に言えば物足りないのだが、夕食に顔を出さなかったのは自分の責任だ。
それにハサハだって、俺を気遣ってなるべく軽めの物を選んできたのだろう。
「もう寝るか?」
温かい紅茶を飲みながら、ハサハにそう問い掛ける。
取り立ててやることもないし、夕食に顔を出さなかった手前、皆のところにも顔を出し辛い。
「一緒に寝てもいい……?」
「ああ、構わないさ」
俺は部屋の光源である蝋燭の火を消していく。
だんだんと光度は落ちていき、ついにはベッドのそばの燭台のみになる。
ゆらゆらと落ち着き無く揺れる明りの中、俺とハサハは一つのベッドに入る。
「なあ、ハサハ」
「何、お兄ちゃん?」
「今日は……ありがとうな……その……キュラーのこととか」
照れる必要などないはずなのだが、何故か猛烈に恥ずかしくなり、ハサハを見つめていた視線は
天井へと移動してしまう。それでも必死で言葉は紡ぐ。
「ハサハがいなかったら、俺きっと鬼になってたよ……情けない……」
「ううん、いいの。ハサハはお兄ちゃんが一番大事だから」
「ハサハ……」
そう言ってくれるハサハが猛烈に愛しくなり、俺はベッドの中でハサハを抱きしめる。
二度と化けられなくなる危険をおかしてまで俺を助けてくれたというのに。
いつもと変わりのないハサハ。
「ありがとうな……本当に……ありがとうな……」
ハサハを強く抱きしめ、胸に顔を埋めながら、もう一度そう繰り返す。
この程度では全く足りないのだが、今の俺にはこの程度しか出来ない。
「痛いよ……お兄ちゃん……」
表情は分からないが、声の調子からするとハサハは本当に嫌がってはいない。
その言葉に、俺の弱い心が甘えを求めてしまう。
「なあハサハ……聞いてくれるか?」
「うん、なに……?」
「何で俺たちだけが、こんなにも悲しみや苦しみを背負わなきゃいけないんだろうな。
俺の後ろにいるやつに、何でこの辛さを手渡したらいけないんだろうな」
「…………」
「痛て!」
ハサハが俺の頭を打ったのだ。グーで叩かれたが、『ゴン』ではなく『ポカ』という感じで。
「ハサハ……?」
「そんな事言うお兄ちゃんなんて嫌い!」
見上げた俺の目に飛び込んできたのは、今にも泣き出しそうなハサハの顔だった。
「そんな事言うお兄ちゃんなんてお兄ちゃんじゃない!! ハサハの好きなお兄ちゃんじゃ……」
どんどんハサハの声は小さくなっていく。それと反比例して大きくなる、ハサハの涙。
ついには言葉につまり、ハサハの目から涙の粒が零れて落ちる。
「ゴメンな……ハサハ……」
大慌てで俺はハサハを自分の胸に抱き寄せて、頭をポンポンと撫でる。
「分かってたんだよ、本当は……こんな事は言っちゃいけないことなんだって。
俺達が持ってる苦しみは、それ以前に人に渡したからって解決する問題じゃなってことも。
人に渡せば、渡した分だけ増殖する悲しみだもんな。そんな思いをするのは俺達だけで充分だ。
どんなに苦しくても、俺達で止めないといけないんだ」
「……ずるいよお兄ちゃん……」
苦虫を噛み潰したような表情で俺を見つめるハサハ。
「ズルイって何が?」
「分かっててなんで言うの? 何でハサハを困らせたりするの?」
「ああ、その事か……」
俺はハサハに優しく微笑む。
「俺、両親に甘えたことってなくってさ。派閥でも嫌われ者だったし。
ハサハに優しくされたから、つい甘えちまったんだ。それこそ、分かってたことだったのに」
「やっぱり、お兄ちゃんはずるい……そんな弱いお兄ちゃん見せるんだもの……
そんな事されたらハサハ、お兄ちゃんのこともっと好きになっちゃう……」
ハサハが俺に抱きついて来る。優しく、そっと包み込むように。
抱きついてきたハサハから香る、女の子特有の優しい香り。
石鹸の匂いに混じってほのかに香り、鼻腔をくすぐる。
「お……お兄ちゃん……」
「たはは……悪いハサハ……」
ハサハが俺から少し離れる。
そこには、服の上からでも分かるくらいはっきりと大きくなった俺の分身がある。
ちょうどハサハのお腹の部分に先端部分が当たっていた。
愛想笑いでは到底誤魔化しきれないほどの、嫌な空気があたりを支配する。
「ね、寝るかハサハ……?」
沈黙に耐えかねて、俺は何とか言葉を搾り出す。
しかも内容は逃避。時間の経過によってこの空気を緩和させようという、我ながら最悪の選択だ。
情けないなぁ……
「ねえ、お兄ちゃん……ハサハ、お兄ちゃんのこと好きだよ……」
「へ? あ、ああ……俺もハサハのこと好きだぞ」
ハサハの突然の話題の転換に多少要領を得なかったが、すぐに返事を返す。
「違うの……」
「えっ!?」
「お兄ちゃんの好きはね、ハサハの思ってる好きと違うの……」
「…………」
俺とハサハの好きが違う?
その言葉の意味が掴めずに、なんとも言えなくなってしまう。
好き、か……
好き……好き……好き……!?
「ああ、そうか……」
俺はようやく理解する。
好感を抱いている。という意味の好きと、愛している。という意味のの好き。
どちらも同じ「好き」という言葉だが、その持つ意味は天と地ほども違う。
その意味を俺は履き違えていたという事か。
本当に、自分の馬鹿さ加減にはほとほと飽きれてくる。
「……なに!?」
自分の頭の中で答えを出してから、その導き出された答えに自分で驚く。
「ハっ、ハサハ。それはつまり……」
「…………(こくん)」
無言のまま頷くハサハの頬が、うっすらと赤く染まっていた。
もともと白い肌だけに、それは目立つ。
「ハサハね……お兄ちゃんと一緒になりたいの……」
ハサハは顔を赤らめながら言葉を紡いでいく。
「だからね、さっき嬉しかったんだ……だって、お兄ちゃんがハサハのことを……」
そう言われて俺は思わずドキリとしてしまう。
男は好意を抱いていない相手でも欲情する事のできる動物だ。
ハサハに欲情したけれども、俺は本当はハサハのことが好きなのだろうか?
そう自分に問い掛けたところで、いかに不毛な質問であるかに気がつく。
もう答えは決まっている事だ。
そして言葉は必要ない。態度で示せばいい。
「ハサハ」
俺は一度名前を呼び、ハサハの肩に手を置くと優しく唇を塞ぐ。
ハサハの唇は柔らかく、それでいてほのかに甘い味がした。
やがて、名残惜しくも口を離す。
どのくらいハサハと口付けをしていたのだろう?
初めての体験だったからだろうか、時間の感覚は完全に消し飛んでいた。
俺はハサハの茶色がかった瞳をジッと見つめる。
普段は見つめた相手を石化させるほどの魔力を秘めた瞳も、今は可愛らしく潤んでいる。
ただ、その瞳からは拒絶の意志は全く見て取れなかった。俺の思い込みではない。
俺は身を起こし、ハサハの腰帯に手をかけ、解こうとする。
「あっ……」
ハサハから上がる小さな声に、いたずらを見咎められた子供のようにビクッと体が反応してしまう。
当然、というか反射的に手を帯から離してしまう。
「わ、悪いハサハ」
「ううん……お兄ちゃん、続けていいよ……」
ハサハは中をさまよっている俺の手を掴み、自分の帯の部分へと導いた。
俺は意を決して帯を解く。
スルスルと帯が解け、支えを失った着物と白装束が垂れ下がる。
その下のハサハの白い肌も僅かに見え隠れる。
ハサハの纏う着物を全て脱がし、生まれたままの姿にする。
「は、恥ずかしいよぉ……」
本能的にか、体を屈めて体を隠す。顔は真っ赤だ。
俺はハサハを安心させるように笑顔を向けると、胸を隠している腕を左右に広げる。
腕を掴んだとき、予想以上に硬い反応が返ってきた。目一杯力が入っている証拠だ。
「もっとリラックスしな、ハサハ」
俺はハサハの首筋に口をつけ、軽く吸い付く。
「あんっ……」
途端ハサハの口から漏れる甘い吐息。けれど、まだまだ控えめな声だ。
俺は一旦口を離すと、今度は舌先を首につけてゆっくりと下ろしていく。
「ひゃあ! くすぐったいよぉ……」
鎖骨の部分まで下ろすと、俺は舌を離す。
「でも、力は抜けただろ?」
「え? う、うん」
驚いたように自分の体を見て、生返事を俺に返す。
「それじゃ、今度はもっと気持ちよくしてやるからな」
続いてハサハの胸に手を伸ばす。
ほとんど膨らみのないハサハの胸の頂きに、薄ピンク色の突起があった。
胸を手で覆うように包み込み、人差し指で可愛らしい乳首を軽く押し込む。
「ひゃああああん!!」
今度は大きな声が漏れた。一瞬体を大きく震わせ、呼吸が大きくなる。
その反応が面白くなり、何度もハサハの胸を弄る。
「はぁ……はぁ……お、お兄ちゃん……もう許してよぉ……」
「いやぁ……あんまりにもハサハが可愛かったからさ」
懇願するハサハが実に可愛らしく、今度は胸に口付けをする。
「あ……ひゃっ!」
舌先で乳首に何度も微細な刺激を与えながら、右手をハサハの秘所に当てる。
そっと触れただけだが、それでももうじんわりとした湿り気を感じられた。
「あっ……! そ、そこ……」
瞬間的にハサハが両脚を閉じ、俺の腕が挟まれる。
「こら、ハサハ。ダメだぞ」
「だ、だって……」
「そんな聞き分けのないことしてると……」
俺は体を移動させ、両足を大きく開かせる。
そしてハサハの秘所に直接口をつけ、直線に沿って舌を這わせる。
毛など全く生えてはいなく、可愛らしい秘所だった。
指と舌で何度も愛撫を繰り返し、少しずつ刺激に慣れさせていく。
抵抗がなくなるたびに、それと反比例するように奥からは愛液が溢れ出してきた。
こんな小さな子でも感じるんだな、と改めて感心してしまう。
「お兄ちゃん……もう許してよぉ……」
刺激が強すぎるためだろうか、涙目になりながらハサハが訴えてきた。
確かに、もう確認する必要もないくらいに秘所は濡れていた。
トロトロの愛液が、まるでお漏らししたみたいに溢れてきている。
それに俺ももうそろそろ我慢の限界だ。もう充分だろう。
俺も手早く全裸になると、ハサハの秘所に自分の分身の先端を当てる。
「入れるぞハサハ」
「ねえお兄ちゃん……なんでそんなに落ち着いているの……?」
自らの分身を前進させようと思ったところで、ハサハが俺に聞いてきた。
そんなに落ち着いているか? 自分じゃよく分からないんだけど……
「うーん……ハサハのことを思っているからかな?」
俺だって初めての経験なのだから、こうとしか言いようがない。
感性の赴くままに俺は言葉を続ける。
「相手にもっと気持ちよくなって欲しいって思ってた。それにお互いがそう思いあえば、もっと良いだろ」
「相手……に……」
その言葉を意味すらしっかりと体に刻み込むように、ハサハは反芻する。
「ハサハも、お兄ちゃんに気持ち良くなってもらいたいよ……だからね……」
ハサハは自分で脚をもう少し大きく開く。肯定の合図だ。
「そ、それじゃ、いくぞハサハ」
再度改めて先端部を秘所に当て、正常位のままゆっくりと内部に埋没させて行く。
「んっ……あっ……んくっ……」
腰を進めるたびに、ハサハの口からは苦しそうな声が上がる。
あれだけ濡らしても、やはり初めてにはきついみたいだ。
子供と大人という大きさの差も関係しているのだろうか。
「今日はもう止めとくかハサハ?」
「ううん……平気なの……だから止めないでお兄ちゃん……」
その様子からいたたまれない気持ちになり、腰を止めて俺はハサハに尋ねる。
だがハサハはハッキリと否定の意志を示し、瞳には強い意志を湛えている。
そう言えばそうだった。普段からは気付き難いが、ハサハにはこういう強い部分が存在する。
「分かったよ。行くぞハサハ」
苦痛を長く味あわせないようにと気を使い、俺は一気に腰を突き進めた。
「ああっ!!」
苦痛の声がほんの一瞬聞こえる。
腰を動かした際に、ほんの僅かな抵抗を感じた。多分あれがハサハの処女の証だったのだろう。
俺の分身はハサハの内部に埋まっていた。さすがに全てを受け入れきる事は出来ていない。
「ハァ……ハァ……お兄ちゃん……ハサハたち……」
「ああ、一つになれたんだよ」
不安を和らげてやるように、俺は声を優しくかける。
ハサハの中はとても温かく気持ち良かったが、同時にとても狭かった。
何よりハサハが全身を力一杯固くしているので、満足に動く事すら出来ない。
せっかく抜けた力を、俺のせいでまた入れさせてしまったようだ。
「ハサハ……もっと力抜いて……動けないから……」
「う、うん……ごめんね……」
ピンと張っていた指先や爪先に余裕が出来ていき、ゆっくりとハサハの体から力が抜けて行く。
同時に俺を包んでいた強い力もなくなっていった。ハサハの中をじっくりと感じる事が出来る。
「これでいい……?」
心配そうに聞くハサハに、俺は再び行動で返事をする。
ハサハの腰を持ち、俺は腰を前後に動かす。
「ふぁぁぁ……!! はぁぁっ!! あううっ!!」
ハサハの口から上がる声は、一声ごとに快楽の色が濃くなって行く。
その快感に堪えきれないとでも言うように、ハサハはシーツを掴みベッドの上で何度も悶える。
可愛らしいしっぽは、ハサハとは対照的に力が入った状態で真っ直ぐ伸びている。
そんな可愛らしい状態を見ながら、俺は腰を動かす。
力の抜けたハサハの内壁を分身で擦りながら、俺も快感を味わう。
愛液でヌルヌルとしたハサハの内部は熱く火照り、俺を歓迎するかのように動いている。
その快感に俺の我慢は限界近くまで達してしまう。
「くそっ!! ハサハ、俺もう……!!」
「お兄ちゃん……ハサハ……ハサハもうダメぇ!!」
甲高い声を上げて、一足早くハサハが絶頂に達する。
その瞬間ハサハの内部が収縮して、得も言われぬ快感が襲い掛かってきた。
微かに残っていた余裕があっという間に消失する。
「くううっ……!!」
裏声になりそうなくらい高い声を上げながら、俺はハサハに向けて大量に放出する。
タッチの差で何とか引き抜いたため、ハサハの中には出さずに済んだ。
それでも抜いた瞬間から放出したため、秘所の周りに白い液溜まりが出来上がった。
そのまま腰、お腹、胸の順番で多く、俺の染めた白がハサハの上に乗っている。
秘所から出血はしていなかった。こういうのにも個人差があるということを俺は知っていた。
「ハサハ、ジッとしてて」
体に気だるさを感じながら、俺はベッドのシーツでハサハの体を拭いていく。
だがハサハはというと、もうすでに目を閉じて安らかな寝息を立てていた。
幸せそうなその寝顔に、俺も自然に笑みを浮かべてしまう。
「おやすみ、ハサハ」
可愛らしい唇に一度口をつけると、俺もそのまま深い眠りへと落ちて行った。
「ん……ふあああ……」
俺は別れることを拒んでいる両のまぶたを無理矢理引き離し、体を起こす。
ベッド近くの蝋燭は夕べ消さずに寝たせいで、すっかり溶けてしまっていた。
窓を見ると、昇ってきたばかりの太陽の光が無遠慮に差し込んできている。
そう言えば夕べはカーテンすら閉めずにいた事を今更ながら思い出す。
どうやらこの光のせいで目を覚まされたようだ。まだ多少頭がボーッとしている。
「おはよう、ハサ……ハ!?」
夢の世界から連れ戻そうとハサハに声をかけたところで、とんでもないものが目に飛び込んできた。
「んふ……おはよう、お兄ちゃん……」
寝ぼけ眼を擦りながら、ハサハは目を覚ます。まだ気付いてはいないようだ。
「なあ、ハサハ……その格好……」
「えっ……? えっ!? ええっ!?」
ようやくハサハも気付いたようだ。自分の体が大人になっていることに。
夕べ見た子供の姿など影も形もなくなっている。
一緒に裸で寝たのだから、当然俺もハサハも裸だ。
すらりと伸びた手足に、たわわに実った胸。腰もくびれ、お尻も大きく形が良い。
長く伸びた髪が、ハサハの裸体にかかって見えない部分を作り出しているが、それが逆にたまらなくエロティックだ。
それにしても、つい昨日キュラーから助けられた時のハサハの姿にまたお目にかかれるとは……
「何で……? え、だって……?」
「原因は……うーん……ハサハ。俺の魔力吸っただろ?」
俺もハサハも困惑する。ただ、変化のプロセスを考えるとこれしか思い当たらないし。
考えてみれば、昨日はこれ以上ないってくらい安心して寝ていた。俺の魔力が漏れていてもおかしくない。
その漏れた魔力を本能的にハサハが吸収していたとしても、別段不思議ではない。
魔力を溜めれば大人になれるし、ハサハは早く大人になりたいのだから。
それに……色っぽいからいいかも……
「あ……お兄ちゃん……」
「え?」
何か面白い物を発見したようなハサハの声。視線は下を向いていた。
つられるように俺も下を見る。
「わわわっっ!!」
そこには恥知らずに自己主張している俺の分身がいた。
朝だから、というよりかはハサハの体を見たことがやはり決め手だろう。
「大丈夫、心配しないでお兄ちゃん」
「なにが……?」
言うが早いかハサハは俺の股間へと顔を近づけ、そして俺の分身に舌を伸ばす。
「うっ!!」
先端部分に舌が触れた途端、快感に思わず声が出てしまい、分身も大きく脈打つ。
「ごめんお兄ちゃん……痛かった?」
「い、いや……気持ちよくってつい……」
「じゃあ、もっとしてあげるね。夕べお兄ちゃんがハサハにしてくれたみたいに」
天使のような笑顔を俺に向け、再び俺の分身に舌を這わせる。
まだまだおっかなびっくりな感じだが、丁寧で心が籠もっていて気持ち良い。
何よりハサハが俺のために一生懸命になってくれているのだ。気持ちよくないわけがない。
何度も舌を這わせるうちに緊張がほぐれて来たのか、ハサハが俺の分身を直接口に咥える。
「んむぅ……」
相変わらず丁寧に、唇で包み込むようにしながらゆっくりと顔を上下させる。
ハサハの口から俺の分身が生えているという光景に、否応にも興奮が高められていく。
どうやらそれはハサハも同じようで、次第に動きが速くなっていく。
「ハサハ、ちょっとストップ」
「んっ……どうしたのお兄ちゃん?」
口を離すと、唾液でベトベトになった口周りが艶めかしい。
「俺もしてやるからお尻こっちに向けな」
「うん」
素直に返事をすると、大きく寝そべった俺の顔の上に素直にお尻を乗せる。
下から見上げる秘所は、夕べ見たのとは明らかに違った。
相変わらず毛は生えていないが、夕べとは大きさが違う。俺を受け入れて、多少無茶しても平気そうだ。
裂け目を左右に軽く割り開き、俺は内部に鼻の頭を擦りつける。
「ひゃあああん!! もう、お兄ちゃんたら……」
ちょっとスネた声を上げると、ハサハは再び俺の分身を口に咥える。
口の中で竿に舌を絡ませながら、唇を擦りつけて行く。さらには両手で、ごしごしと根元を扱いてくれた。
声こそ出なかったものの、その快感に思わず射精しかけてしまう。
激しさを増した口愛撫の快感から気を紛らわせようと、俺はハサハの中に舌を侵入させる。
空いた手でハサハのぷっくりとした肉芽を指先で回転させながら刺激を与える。
「んっ!! んんんんっっ!!」
「……っ!!」
ハサハは咥えたまま快感の声を上げる。
咥えたまま声を出したので、その声の振動が俺の分身に当たり、細かな振動を感じる。
その声の振動による刺激がたまらなく気持ち良い。偶発的なこととはいえ、思わぬ体験だ。
俺はもっと声を出させようと思って、何度も肉芽を弄る。
時には指で強く摘んだり、時にはザラザラとした舌で全体的に刺激を与えたり。
「んっ!! んむううぅぅぅっ!!」
刺激を与えるたびに切なげな声を上げながら、ハサハは必死で口を動かす。
舌を絡ませながら顔を下げ、顔を上げながらそれを引き抜いて行く。
それを何度も何度も繰り返す。相変わらず心が籠もっている。
まさに、夕べハサハに言った「互いに相手の事を思いあっている」状態だ。
俺の手や口周りは、もうハサハの愛液でベトベトになっている。ヌルヌルとした感触が気持ち良い。
その愛液を指で掬い、ハサハのお尻の穴に塗りこんでやる。
「ひゃあああああ!! そこダメぇ!!」
その刺激に思わず口を離し、俺の方を肩越しに振り返り見る。
涙ぐんだその表情が可愛らしく、俺は意地悪く何度も重点的に責める。
「ああああっっ!! お兄ちゃん……!!」
堰を切ったように喘ぎ、そして力なく俺の上に覆い被さる。
秘所からはとめどなく愛液が流れ出し、俺を汚して行く。
「イッちゃったかハサハ?」
ハサハの下から抜け出てから尋ねる。
寝そべった状態で荒い呼吸を繰り返しながら、ハサハは弱々しく頷いた。
その表情は最大級の恥ずかしさに耐えているかのようだ。
「まだ休んじゃダメだぞ、ハサハ」
「ふえ……?」
俺は脱力しているハサハを起き上がらせると、自分自身は仰向けに寝転がる。
そしてハサハを四つん這いのまま俺の上まで来させる。
「ねえ、これって……?」
「自分でやってみな、ハサハ」
「う、うん……」
ハサハの細長い指が、俺の分身に添えられる。
「こ、ここ……?」
「そう、あとはそのまま下ろすだけだから」
困惑しているハサハを軽くアシストしてやりながら、先端部が秘所に当たる。
少し迷った後、意を決してハサハは腰を落とす。騎乗位ってやつだ。
充分すぎるほど潤っていたおかげで、抵抗が一切なく進入出来た。
ハサハの中はたっぷりと濡れており、ヌルヌルとした愛液の感触が全体的に襲い掛かってくる。
子供のときのように狭くはなく、俺を受け入れても充分な余裕がある。
内壁が俺を奥へ奥へと誘い込むように動き、根元は俺を逃すまいと強く締め付けてきた。
「ああ……お兄ちゃんがハサハのなかに……」
「どうせなんだから自分で動いてごらん?」
今度は返事をせずにハサハが動き出す。俺の上に手を置いて体重をかけ、腰を上下に動かした。
夕べは処女だったというのに、一晩たった今はもう影響は残っていないようだ。
グチャグチャといやらしい音が響き渡り、聴覚が刺激される。
動くたびに震えるハサハの胸に手を伸ばし、そのまま円を描くように揉む。
夕べは感じられなかった弾力にとんだ胸。指を押し込むとその分だけ押し返して来た。
その感覚に狂わされ、俺も堪らずに腰を突き上げる。
「ふああああ!! お兄ちゃん!!」
「くうっ!! ハサハ!!」
まさに阿吽の呼吸。
俺が腰を上げればハサハは腰を落とす。そのタイミングはピッタリとマッチしている。
より深く。より気持ち良くなれる。
ただ、先ほどまで刺激を受け続けていた俺は、もう限界が訪れる。
「お兄ちゃん!! ハサハ、お兄ちゃんとの絆が欲しい!!」
「ハサハ?」
「お願いお兄ちゃん。ハサハね……昨日も本当は中に欲しかったの……」
そこまで言われたなら、もはや拒む理由はどこにもない。
これほど思われて応えない男などいないだろう。
「ハサハ!!」
「お兄ちゃん!!」
互いに名前を呼び合い、俺はハサハの中に放出する。
脳髄が痺れるような快感が襲い掛かり、頭の中が真っ白になる。夕べとはまた違う快感。
「ああっ……お兄ちゃんのが……いっぱい……」
背筋を思い切り仰け反らせたあと、脱力したように俺の方に倒れこむ。
未だにハサハの内壁は、俺の中から残った分を搾り取ろうとするかのように蠢いている。
ゆっくりと引き抜くと、受け止め切れなかった分の精液がハサハからあふれ出た。
「よし、それじゃ行くか?」
「…………(こくん)」
あれからもう一度愛し合った後、俺達は決戦に向けての準備を整え終えた。
今ではハサハも子供の姿に戻っている。やはりあれは一時的なものだったようだ。
大人の姿も色っぽいが、この子供の姿も愛らしくて可愛らしい。なによりどちらもハサハだ。
「絶対帰ってくるぞハサハ。俺達は死にに行くわけじゃないんだから」
「うん、お兄ちゃん」
メルギトスは恐ろしい敵だろう。俺達が戦ってきたなかで最強の。
けれども、決して負けるはずがない。
俺には最高のパートナーがついているのだから。
終
この作品は、私が書いている邪悪なマグナ君とは一切関係ありません。
そして何故書いたかと言うと、リクエストが来てました。だから書きました。以上。
と言って終わりにしてもいいんですけど、流石に道化師たるものそれでは……
ハサハ「道化師(ピエロ)だったの……?」
おやハサハちゃん。相変わらずセリフが書きにくいですね。
まあ、語尾とかに「……」がないと(子供)ハサハっぽくないのだから仕方がないけど。
ハサハ「解説しようよ……ちゃんと……」
はーい。それじゃ行ってみよう。
タイトル悩みましたが、やはりシンプルなやつにしようと思いまして。
ちなみに企画段階の名前は「ハサハとラブラブ」と、実に分かり安いです。
そして内容は二段階構成にしてみました。と言うか両方書いてくれってあったんです。
というわけで、第一部(夜)は子供ハサハ。第二部(朝)は大人ハサハとしてみました。
どっちつかずにならない様に頑張ったつもりです。判断を下すのは皆様ですが。
でも、これでいいんだろうか……人のリクエストは気を使います……(趣味が出るし)
ハサハ「ハサハも頑張ったよ」
そうですね、ハサハちゃん。
しかし、どうにもウサギのミカに見えてしまいます。ゆかなさんですし。
ハサハはキツネだから、アカネ? まあ、そっちの方があってるかな。
しかし、菅沼久義さんが出ているから余計に……違う作品だから気にしなければいいんですけどね。
ハサハ「やめようよ、そういう話は……」
はい、ごめんなさい。
しかし、読み返すと第二部は書く必要はなかったんじゃないかと思います……両方は難しいです。
満足していただけたかなぁ……ではこの辺で。
ハサハ「また読んでね。ばいばい」(このひらがながポイント)
掲示板に感想を書く