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華澄おねーちゃんと初体験
大三元/文


 今日は卒業式。

 退屈な式になるかと思っていたが、現生徒会長の伊集院メイの送辞と、前生徒会長の赤井ほむらの答辞のおかげで面白く(?)進んでいった。

 こうなったら、式の威厳もなんにも無い。

 校長の爆裂山もにこやかな表情で二人のやり取りを見ている。

 (一体俺はこの3年間何をやっていたのだろう・・・。)

 ふとそんなことを思う。

 (ちょっと思い出してみるか。あの二人、当分終わりそうに無いからな・・・。)

 

 (この高校に入りたいと思ったのは小学校のころだったなぁ。かすみおねーちゃんもこの学校だったし。俺の家の隣には光の家があって、よく一緒に遊んでいたっけ。いつだったか光につきまとわれるのが嫌で、全速力で走って次の路地に隠れていたら、光の奴、泣きながら俺の名前叫びながら探していたよな。可哀想になって出ていったら、俺の胸元に飛びこんできたっけ。)

 (そんな子供の頃、かすみおねーちゃんと光と俺とで遊園地に連れていってもらったんだよな。その時は楽しかった。初めて写真を撮ってもらった。だけど、その写真が出来あがった翌日、俺は親の仕事の関係上、引越しをしなくてはならなかった。寂しかった。いや、光のほうがもっと寂しかったに違いない。)

 

 アナウンス:『卒業生、起立!』

 

 (そして、7年後、ここに戻ってきた。前の家があった所には、別の人が住んでいて、ちょっと以上遠くなったけど独り暮しが出来るからいいかって思ったっけ。)

 

 アナウンス:『卒業生、着席!』

 

 (次の日に入学式があって、クラス割りの書いた掲示板が張り出されていたんだよな。そこでびっくりした。見知った名前があったから。あ?あ?って、言っていたらその娘がぶつかってきたんだよな。あの時はお互いびっくりしたよな。小学校当時一緒に遊んでいた、陽ノ下光が目の前にいて、しかも、可愛くなっていたからなぁ・・・。)

 (クラブ活動は、中学校の頃からやっていた吹奏楽部に入って、ひたすらに練習していたなぁ・・・。ほとんどデートにも行かず、勉強一途だったな。)

 (ニ年の二学期に来た、教育実習の先生には驚いたな。俺の憧れの人、華澄おねーさんだったからな。綺麗になっていたなぁ・・・。結局、少しの間しかここにいなかったけど。)

 (そして三年に上がっての最初の日、またびっくりした。教壇には、俺等のクラスの担任になった華澄おねーさんが立っていたからな。光には話をしていたみたいで、吃驚させようと黙っていたらしい。俺はその策略にまんまと嵌まった訳だ。)

 (それからの俺は、華澄おねーさんとデートしまくりだったな。ファンシーショップでは大きいイヌのぬいぐるみではしゃいでいたり、山に紅葉狩りに行ったり・・・。そんときの華澄おねーさん、可愛かったな。)

 (意外な一面って言うか、合宿のときに見た華澄おねーさんの寝起きの悪さには驚いたな。あんな状態で車で出勤なんて、危なっかしいって思ったよ。)

 

 アナウンス:『卒業生、退場!』

 (お?式が終わったみたいだ。いろんな事思い出していたら、あっという間に終わってしまったな・・・。)

 

 しばらくして、自分たちのクラスまで戻ってきた。

 とそこに、匠がやってきた。

 「おい、式の途中、おまえずーっとにやけていたけど、どうしたんだ?」

 「なんでもねーよ。ただ今までのことを思い出していたんだよ。」

 「ああ、おまえ、麻生先生にくびったけだったからな。」

 「・・・。」

 「おまえ、告白されたのか?」

 「・・・誰にだよ。」

 「光ちゃんだよ。後々面倒なことになるかも知れないよ。」

 「光は、ただの幼馴染みだよ。」

 「だってよー!光ちゃん!!」

 「お、おい!勘弁してくれよ!!」

 幸いなことに、光には聞こえていないようだ。

 「へへへ・・・実は俺、光ちゃんに告白されたんだ。」

 「は?」

 「だから、光ちゃんに告白されたって言ったんだよ。」

 「!?」

 「・・・・・。」

 「おまえ、さっきの『面倒なことになる』って・・・。」

 「麻生先生から光ちゃんに"鞍替え"でもされたら大変だからな、俺的に。じゃーなー!」

 「あ!おい!」

 匠が教室から出て行き、入れ違いで穂刈が入ってきた。

 「匠の奴、ニヤニヤしていたけど、なんかあったのか?」

 「光に告白されたんだと。」

 「こ・・こ・・告白・・・?(赤面)」

 「おまえは誰かに告白されたのか?」

 「・・・・・・ああ。」

 「へぇー、誰にだよ。」

 「・・・・・・だ、誰だっていいじゃないか・・・。」

 「教えろよぉ。」

 しばらく押し問答をしていると、

 「あー!いたー!ほかりくーん!ちょっときてー!!」

 すると、穂刈の顔がみるみる赤みを帯びてきた。

 「じ、じゃあな!!」

 「ふーん、あいつの告白された相手って、寿さんだったんだ・・・。似合いのカップルじゃないか。」

 

 10分ほどして、最後のホームルームが始まった。

 「(やっぱ可愛いよなー、華澄さん。)」

 そんなことを思っていると、

 「おい、おまえは誰に告白されたんだ?」

 匠が聞く。

 「俺か?俺は・・・まだだ。」

 「1人で卒業は寂しいぞ〜。」

 「だ、大丈夫だと・・・思う。」

 「へぇー、あてがあるんだー。うらやんましぃ〜。」

 「羨ましいって、おまえには光がいるじゃないか。」

 「へっへっへ・・。」

 「嫌な笑い方だなぁ・・・。」

 

 しばらくしてホームルームも終わり、別れを惜しむ者、色紙に何やら書いている者、写真を撮っている者などで賑わいを見せていた。

 そんなとき、先ほどまで教壇に立っていた、麻生先生がやってきた。

 「15分位したら、中庭に来てくれる?」

 「いいけど、何?」

 「大事な話があるの・・・。」

 

 ・・・15分後・・・

 

      ・

      ・

      ・

 「私の話を聞いて、あなたがどう判断するかはあなた次第。私、あなたのことが好き。弟みたいな幼馴染みとしてじゃなく、私の人生に必要な異性として。」

 「華澄さん・・・。それって本気?それに立場がまずくなったりしない?」

 「平気よ、私、本気、たとえどんな結果になっても、私が、私自身で選んだことだし。」

 「・・・・・・。」

 「やっぱり、ダメよね・・・。じゃ、私、これで・・・。」

 「待ってよ!華澄さん。俺も、俺も華澄さんのこと、好きだよ!!・・・無理だと思っていた。だって、華澄さんは・・・華澄さんは・・・。」

 「え・・・。」

 とそこに伝説の鐘が高らかに鳴った。

 「あっ、鳴らないはずの鐘が・・・。」

 「きっと、わたし達のことを祝福しているのね。」

 「ああ、そうかもしれないね。」

 心地よい風が二人の間をかけぬけてゆく。

 「ところで、今日家にこない?」

 「え?」

 「あ、なんかあるの?」

 「そういう訳じゃないけど・・・、なんで?」

 「今日、親が遅くにしか帰ってこないから・・・。」

 「じゃあしばらく待って。一緒に行きましょう?」

 「ああ、教室で待っているよ。」

 華澄は職員室へ、俺は教室に戻っていった。

 教室に戻る途中、中庭にある公衆電話ボックスに寄り、通販の申し込みをした。

 

 日が傾いて、生徒たちもまばらになった校内。

 「さあ、帰りましょうか?」

 「あ、ああ。」

 そう言って華澄の愛車、95年式のBMW320iコンパクト(注:右ハンドル)に乗りこむ俺。

 何回も乗ってはいるが、そこは男と女。妙な緊張感が走る。

 「ねぇ、ダッシュボード開けてくれる?」

 「え?」

 「今日、誕生日でしょう?私からのプレゼントよ。」

 「あ!ありがとう、覚えててくれてたんだ。」

 ダッシュボードの中から、綺麗に梱包された箱を取り出す。

 「開けてもいい?」

 「え、ええ・・・。」

 「どうしたの?」

 「い、いえ、なんでもないわ。」

 

 ごそごそ・・・

 

 「え?こ、これは・・・・・・。」

 俺は目を疑った。

 見覚えのある形。

 

 「こ、これは『コンドーム』じゃない?」

 「そ、そうよ。」

 「『そうよ』って、(汗)」

 「あなたがリードしてね。私、女の操を初めてあげるんだから。」

 おおよそ、車の中で会話する内容ではない。

 それ以降、お互い顔を赤くして黙りこくってしまった。

 

 10分くらいで自宅に着いた。

 「ど、どうぞ、は、入って、華澄さん・・・。」

 「うん。」

 俺がエスコートしようとするが、何せ初めての経験なので、なかなか思うように行かない。

 とりあえず、居間のほうに案内をする。

 「か、華澄さん、風呂、沸かすんで、ちょっと待ってて。」

 そう言って自動風呂沸かしボタンを押す。

 (30分ほどで沸くまで、どうやってすごそうかな・・・)

 何気にテレビの電源を入れると、「K響アワー」がやっていた。

 「最近来てないわね・・・。KMN交響楽団の公演。」

 「・・・ああ、毎年6月ころだからね。」

 「隣の煌[きらめき]市や、萌来野[もえぎの]市には、定期的に来ているらしいけど、良かったら一緒に行かない?」

 「そうだね・・・。」

 

 「ねぇ、華澄さん・・・。本当に俺と・・・いいの?」

 「・・・いいわよ。何?私とはいやなの?」

 「いや!そういうわけじゃ・・無いんだけど、俺も、こういうこと、初めてだし・・・。ちょっと怖い部分もあるんだ。」

 「じゃあ、おねえさんが女の子の身体を教えてあげようか?」

 「・・・え?」

 

 ピー、ピー、ピー、ピー、ピー。

 

 風呂の沸き上がりを知らせるブザー音が聞こえてきた。

 「さ、入ろっか?」

 「え?一緒に入るの?」

 「さっきも言ったじゃない。『女の子の身体を教えてあげる』って。」

 「・・・・。」

 その言葉で不覚にも俺の息子はいきり立ってしまった。

 

 脱衣所に来て華澄さんが一言。

 「さあ、まず私の服を脱がせて。」

 「え!え〜!?(汗)。」

 「服を脱がないとお風呂には入れないわよ。」

 「そりゃ、そうだけど・・・。」

 「じゃあ、脱がせ方教えるから、お願いね。」

 「は、はい・・・。」

 「まずは、上着ね。これは分かるでしょう?ボタンを外せばいいから。」

 俺は、言われるままに上着のボタンを外していく。

 下のほうからボタンを外していったが、困ったことに最後のボタンが胸の谷間辺りにあるので、ちょっと緊張する。

 「無理に避けないで、さ、さわってもいいのよ。」

 そんな言葉、今の俺にはまったく聞こえなかった。

 ようやく上着を脱がせることに成功した俺は、胸の大きさに目を奪われていた。

 「(匠の情報だと、88cmとか言っていたけど、それ以上に大きく感じるなぁ・・・)」

 「・・・君。・・・君?」

 「え?あ、はい!」

 あまりの光景に一瞬思考が止まる。

 「次はYシャツね。あ、その前にネクタイを・・・っと、さあ、いいわ。」

 そういうと華澄さんはネクタイをするする・・・と取っていく。

 もう俺の息子は、はちきれんばかりにビンビンになっている。

 Yシャツのボタンは小さい上、ちょっと外しにくいのが難点だ。

 さらにこの状況の中、冷静になれというほうが無理な話だ。

 やっとの思いでYシャツを脱がせると、大き目のTシャツと、ブラが見えた。

 「次はTシャツね。私膝つくから、上に引っ張って脱がせてくれる?」

 と言うなり、俺の前でひざまずく華澄さん。

 「う〜ん、取れないな〜。」

 と苦労していたその時、俺がバランスを崩してしまった。

 「ぐえ!痛たたた・・・華澄さん大丈・・・夫?」

 華澄さんのほうを見ると、ズボンの上からではあるが、息子を口に含んだ格好になっていた。

 「か、華澄さん、ごめん!早く離れるから・・・。」

 1週間に1回ほどの割合で自分で慰めていた男が、この攻撃(?)に耐えられるはずも無いが、ここで射精[で]てしまったら、男のメンツにもかかわる問題だ。

 なんとかこの攻撃(?)をかわして、Tシャツをも脱がせることが出来た。

 「私ばかり脱いでいるわね・・・。」

 ぼそっとつぶやく華澄さん。

 「(あ?俺、脱がせてばっかりで、自分は脱いでないじゃん!)ご、ごめん今脱ぐから・・・。」

 「いいわ、脱がせてあげる。」

 と言うが早いか、ブレザーとYシャツ、そしてTシャツまで一気に脱がされてしまった。

 俺の身体は筋肉質ではないが、余分な肉が無い分、スマートに見える(らしい)。

 華澄さんはいつのまにかスカートとストッキングを脱いでおり、下着姿で俺を見ていた。

 俺はその姿にまた見とれていた。

 「じゃ、ここは自分で脱ぐね・・・。」

 と言うと、両手を背中のほうへ持っていき、ブラのホックを外す。

 すると、今までブラの中にあった形の整った胸がポロンと現れた。

 俺は、気が狂いそうだった。

 今まで自分を慰める為に使っていたのは写真とか、妄想とかだったが、今は目の前にいる。

 「さ、最後は・・・、お・ね・が・い。」

 「(最後ってなんだ?もしかして、パンティーのことか?)」

 とか考えていると、華澄さんの両手が俺の両手を握って、パンティーに手をかけさせる。

 もう俺は我慢できず、華澄さんの前にひざまずいて一気にパンティーを下ろす。

 「きゃっ・・・」

 目の前には、いつも想像しか出来なかった、修正の下の部分がある。

 剃毛していたらしく、穴の周りには毛が無い。

 まさに、何のオプションも無い(笑)という感じだ。

 「じゃ、君のも脱がせるからね。」

 と言うと華澄さんは、ベルトを外し、ジッパーを下ろし、パンツとズボンを同時に下ろした。

 すると俺の痛いくらいいきり立っていた息子が勢いよく現れた。

 「まぁ、元気なのね。」

 「へへへ・・・さあ、風呂に入ろう、華澄さん。」

 

 俺は風呂に入ったはいいが、まともに華澄さんのほうを見れなくて、体を洗ったらすぐ出てしまった。

 そして今、台所にいる。

 冷蔵庫を開けて100%オレンジジュースを一気に流し込む。

 「ふぅ〜、俺、初めてなんだよな〜。大丈夫かな?」

 これから行なわれるであろう、その行為を思いながら。

 そこに、

 「ちわー!、宅配便ですー。」

 いつもの宅配おねーさんが呼び鈴の後に答える。

 「はいはい〜。」

 俺は、腰にバスタオルを巻いて、玄関に向かう。

 「毎度お馴染みの宅配おねーさんよ。って、少年!お風呂に入っていたの?」

 いつもの調子で話しかけるのは、宅配おねーさんこと、九段下舞佳である。

 「ええ、まぁ・・・。」

 「はい、今日の品物よ。・・・ここにはんこ押して・・・はい、御利用ありがとうございました・・・。」

 「ああ、どうも・・・。」

 風呂のほうから、ドアを開ける音が聞こえてきた。

 「ん?誰かいるの?」

 「ええ、まぁ・・・。」

 「へぇ〜、彼女ね。うぅらぁやぁまぁしぃ〜。なに?誰?」

 ここぞとばかりに身を乗り出して聞く舞佳。

 とそこに、胸とアソコを隠した華澄さんがやってきて、

 「ねぇ、バスタオルどこに・・・。ま、舞佳!?」

 「え?その声は、か、華澄!?」

 「ま、舞佳、どうしてここに?」

 「今、宅配のバイトをやっていて、ここに荷物を届けたのよん。それよりあなたはどうしてここに?」

 と、華澄さんは、奥のほうに引っ込んでしまった。

 「あの・・・、つまり、これから自分たちは・・・、そういうことを・・・やろうとしている訳で・・・。」

 「へぇ〜、あの華澄がねぇ・・・。」

 「え?どういうことですか?」

 「昔はね、男の子と付き合った事なんて無くて、私とばかり遊んでいたからね・・・。」

 「て言うことは、こういうことも初めてってことですよね・・・?」

 「多分、そうだと思うよ。少年は、初体験は済んだ?」

 「・・・いや、まだなんですよ・・・。」

 「う〜ん、童貞君と処女か・・・。よし、おねーさんが教えてあげようかな!」

 「お、教えるって?そ、それより、バイトは?」

 「今日のバイトは、君の家に荷物を届けるのが最後だからいいのよん。」

 「じゃ、お、教えるっていうのは・・・?」

 「おねーさんが、やり方を教えてア・ゲ・ル・。」

 「・・・・・・。」

 

 今、俺達は、ベッドルームにいる。

 俺と華澄さんは裸になって、ベッドに座っている。

 舞佳さんはというと、勉強机に付属されているイスに腰掛けている。

 「まずはキスからね。」

 俺が、華澄さんの首の後ろのほうに腕を持っていき、唇を引き寄せた。

 チュッ・・・

 お互いにファーストキッスだった為、唇同志が少し触れただけで離れた。

 そして2回目のキス。

 心臓がどきどきしている。

 俺のも、華澄さんのも。

 「少年、胸を触ってあげてね。」

 舞佳さんに言われるままに、俺は、キスをしながら胸をつかんだ。

 「あ・・・、痛ッ。」

 「あ・・・、ご、ごめん。」

 「少年、優しくしてあげてね。」

 ・・・・・・。

 初めて触った、女の人の胸。

 「(すべすべしてて、気持ちいい・・・。)」

 華澄さんは、身体を固くして、ぐっと我慢しているようだ。

 「華澄、もっと力を抜いて。彼を感じてあげるのよ。」

 そう言われても、なかなか力を抜けない。

 極度に緊張している。

 俺も、華澄さんも。

 胸を揉むというよりも、ぎこちなく触れているといった表現が正しいであろう。

 「少年、胸を揉みながら、乳首にキスしてあげて。」

 華澄さんをベットに寝かせ、両手で胸を揉み、左胸の乳首にキスをした。

 「・・・アッ・・・。」

 「いいわよ、華澄。もっと声を出してあげて。男の子は、そういう声が好きなんだから。」

 「少年は、もっと乳首舐めてあげて。女の子はそこが感じるから。」

 ぺろぺろぺろぺろ・・・・・

 「はぁ、あー、ふん、はぁ・・・。」

 「(か、可愛い、可愛いよ、華澄さん・・・。)」

 見ているだけだった舞佳さんが、立ちあがって、ベットに腰掛けた。

 「華澄、これ、触ってあげて・・・。」

 と、華澄さんの手を取り、俺の息子を握らせた。

 「・・・!!」

 「あ、熱いよ・・・君。」

 握られただけなのに、すぐに達しそうな感覚を覚えた。

 「握っただけじゃなくて、こういうふうにしごいてあげて・・・。」

 ジェスチャーで華澄さんに伝える。

 すると、ぎこちないけれど、俺の息子を健気にしごいてくれた。

 「あ、か、華澄さん・・・俺、とっても気持ちいいよ・・・。」

 いつもの、自分の手でやっている感覚とはかなり違う。

 ほどなくして、俺は絶頂を迎える事となった。

 大量の精液が華澄さんの膝を汚す。

 「ご、ごめん、華澄さん、お、俺、とっても、気持ちよくって・・・。」

 「ううん、いいのよ、・・・君が気持ち良くなってくれれば。」

 「じゃあ、次は少年のほうね。」

 「え?」

 と、舞佳さんがおもむろに華澄さんの股を大きく開けた。

 「ちょ、ちょっと、舞佳・・・は、恥ずかしいわよ。」

 「ちょっと我慢しててね、華澄。で、少年!」

 「は、はい!」

 「ここにお豆みたいなものがあるでしょ?これがクリトリスと言って、女の子のいちばん気持ちいいところなの。そして、この穴が赤ちゃんを作る穴、つまりは、ここに少年の元気なこれを入れてあげるの。で、ここの穴を舐めながら、このお豆を触ってあげて。」

 「は、はい・・・。」

 俺は、言われるままに、愛撫を始めた。

 「はぁ、う、う、う、わ〜、はぁ〜〜」

 華澄さんがとても大きい声を出したので、俺は吃驚した。

 「うんうん、そのくらい気持ちいいって言うことなのよ、少年。もっとやってあげて。」

 華澄さんのアソコは、俺の愛撫によって、かなりの蜜を湛えている。

 今度は、クリトリスを口に含み、舌で転がし、アソコにちょっと指を入れてみた。

 指は何の抵抗も無く入っていった。

 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 華澄さんは、どうやらもう少しでイクらしいと判断した俺は、より一層舐め上げ、指を出し入れしていく。

 そして、

 「ひゃ〜〜〜〜〜、ぅん、はぁ、はぁ、はぁ・・・。」

 絶叫する感じで声を上げ、絶頂に達した。

 恐らく初めての絶頂。

 愛液が、止めどとなく流れてくる。

 「華澄さん・・・可愛いよ・・・。」

 と言って、華澄さんの唇にキスをした。

 

 少しの休憩の後、舞佳さんが、

 「さぁ、最後までいっちゃおう、少年!・・・準備はいい?」

 「・・・はい・・・でも・・・。」

 「うん?準備はまだ?」

 と見ると、さっきまで元気だった息子がうなだれている。

 「さっき、華澄さんを気持ちよくさせていたら、自分もイッちゃいました・・・。」

 俺の膝には、その跡が生々しく残っていた。

 「ふ〜ん、仕方ないわね〜。よし、おねーさんがしゃぶってあげよう!」

 「え?を!!」

 言うが早いか、舞佳さんの口が、俺の息子を咥えた。

 クチュ、クチュ、ぺロ、ぺロ、レロ、レロ・・・

 「あ、あ・・・舞佳さん・・・。」

 すると、見る見るうちに、息子が元気を取り戻してきた。

 「さあ、これでいいわね。華澄を本当に気持ちよくさせてあげて!!」

 俺は、いきり立った息子を、華澄さんの穴の前に持っていった。

 華澄さんは、いまだにぼうっとしているらしく、目の焦点が合っていない。

 「そう、そこ。ちょっときついかもしれないけど。まあ、これだけ、濡れていれば大丈夫ね。さあ、入れてあげて。」

 「・・・華澄さん・・・挿入[いれ]るよ・・・。」

 そうつぶやき、俺は、ついに・・・。

 「はぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・!」

 予想以上にきつい。

 でも、痛がっている様子は無いので、だんだんと腰を沈めていく。

 そして、全部入った。

 処女の証の血を流していた。

 もう、自分のことしか分からなくなってしまっていた。

 自分のために快楽を貪りつづけた。

 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 やがて、射精感が強くなってきて、腰の運動も激しさを増してきた。

 「か、華澄さん、ごめん!さ、先に、イって・・・。」

 

 ぶびゅる、ぶびゅる・・・

 

 童貞ゆえの事故。

 膣[なか]出しをしてしまったのだ。

 しかも、ゴム無しで。

 「しょ、少年、ゴムつけていたっけ?」

 「・・・いいえ。で、でも、俺、華澄さんのこと、本気で好きで、結婚しようと思っています!」

 「そ、そう。それを聞いて安心したわ。さあ、もうひと頑張り、華澄と少年、二人とも、ううん、私も含めて三人で気持ち良くなりましょう!」

 いつのまにか舞佳さんは上着をはだけて、ズボンを脱ぎ、下着も下ろして、指で自分のアソコを慰めている。

 俺達の行為を見ていて、我慢できなくなったんだろう。

 「少年!華澄を四つんばいにさせて、後ろから挿入[い]れてあげて。」

 俺は、一旦息子を華澄さんの膣から引きぬき、四つんばいにさせる。

 そうして、今一度挿入[い]れた。

 俺は、華澄さんの腰をつかんで、一生懸命に腰を動かす。

 華澄さんを、絶頂に導く為に。

 パン、パン、パン、パン・・・

 だいぶ腰の動きにもなれてきて、少し余裕が出てきた。

 腰を打ち付けるたびに、華澄さんの大きな胸がブルンブルンと揺れる。

 華澄さんは、声も出せないくらい快感になっている(ようだ)。

 いつまででも、続けられそうな気がしていた。

 しかし、それは突然やってきた。

 「はっ、はっ、はっ、っくう、あ〜〜、・・・く〜〜ん!!」

 華澄さんの膣が痙攣して、より一層俺の息子を締め付ける。

 「か、華澄・・・華澄・・・、華澄〜〜〜〜!!!」

 また俺は、華澄さんの膣に精液をぶちまける事となった。

 「少年、カッコ良かったよ。」

 いつのまにか服を正して、イスに腰掛けていた舞佳さん。

 「ど、どうも・・・」

 「幸せにするんだぞ。これは私からのプレゼント。」

 

 ちゅっ・・・

 

 半年後・・・。

 俺と華澄は、めでたく結婚する事となった。

 華澄は、今でもひびきの高校で教鞭をとっている。

 もうすぐ生まれる子供をお腹に感じながら。

 吹奏楽部の指導は、副顧問に任せてはいるが、「この曲を練習して」と言っておいたらしい。

 その曲は、ワーグナー作曲の「結婚行進曲」。

 あと一カ月後に迫った、本番(結婚式)に向けて猛練習をしているらしい。

 そして今日、俺は、久しぶりにひびきの高校にやってきた。

 最近いろいろと忙しい、華澄を迎えるために。

 「(華澄、愛しているよ・・・。)」

 

 −終−

 


解説

 こんにちは、大三元です。

 4作目です。

 華澄:「ねぇ、誕生日のプレゼントにコンドームあげたのに、結局使わなかったわね。」

 −「あ、すっかり忘れていたよ。まぁいいじゃない、ラブラブなんでしょ?」

 華澄:「そうだけど・・・。」

 −「結婚式に呼んでくれよ。」

 華澄:「じゃ、御祝金は八萬圓ね。」

 −:「なんでだよ、おい。」

 華澄:「だって、彼、あなたの友人なんでしょ?」

 −「・・・。」

 華澄:「じゃ、私はこれで。病院に行って検査があるから。」

 −「・・・ああ。」

 ふう・・。

 舞佳:「あれ?君は確か、少年の友人よね。」

 −「あ、舞佳さん。ところで、舞佳さんがあいつに届けた荷物の中身ってなんだったの?」

 舞佳:「あ、あれはね・・・。確か、『アブトロニック』だったはずよ。」

 −「ああ、あの腹筋を鍛えるやつ?」

 舞佳:「そうそう、あなたも買う?」

 −「いえ、いいです・・・。」

 

 では、また次回作でお会いしましょう。

 


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