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女性教師静香の背徳な交歓
オールド・ハワイコナ/文


  卯月学園寮玄関横には犬小屋があったのだが、宿主たるクロは番犬としてまったく役に立たなかった。見知らぬ人が覗いても吠えもしない、まったくの人畜無害な番犬だった。

  学園寮といっても入寮しているのは、3年のけんたろう、同じく3年のティナとティムの姉弟、そして管理責任者兼女性教師の三月静香だけで、他の部屋はガラガラだった。

  うら若き女性が2人いるのだからちゃんと役目をしなくてはいけないはずなのだが、ガードはけんたろうに任せたと言わんばかりの勤務態度。終始あくびばかりしている。

  これが仔犬ならまだ許せようが、りっぱな成犬なのだから役立たずの烙印を押された。

  クロは雑種で、1年前けんたろうが拾ってきた犬である。番犬になるからといって、強引に静香に頼み込んだが、結果は今言った通り。時折見せる静香の冷ややかな視線が痛かった。

  けんたろうと静香は人目を忍ぶ恋仲だったからだが、それだけに恋人として失点は避けておきたかった。

  おまけにクロは寄ってきた人間が女の子であれば、はあはあと言ってじゃれたりする。

 「飼い主に似るって言うけど、本当なのね」と、身体も許す恋人に言われたのでは肩身が狭い。ましてや、けんたろうとクロを一緒にして評価されたのではたまらない。

 「なんとかしなきゃいかん。なんとかして静香先生の役に立ってもらわんと、恋人としての評価が落ちてしまう」

  ある時、下着泥棒が入ったことがあった。

  静香の下着が目当てだったらしいが、クロは珍しく吠えたてた。すわ、初手柄かと、けんたろうは勇躍したのだが、クロが静香の黒のパンティを喰わえて離さなかった。

 「泥棒から取り返したんじゃなく、俺の物だと思っているんじゃないの、クロは?」

  けんたろうの横で静香が顔を真っ赤にしワナワナと震えていた時は、クロに代わって殴られると覚悟したものだ。

  不幸にして殴られることはなかったが、1月、セックスがお預けだった。

 

  ある日のこと、珍しく静香がクロといた。足下にドッグフードの空き箱があったのを見ると、静香が餌を与えたのだろう。遠目にも仲が良いと知れる。

 「!」

  閃いた。

 「ぐふふふ・・・」

  けんたろうの目が邪な目になった。準備に取りかかるため、急ぎ寮の中へ戻った。

 

  日曜日、人目を憚るデートを終えて2人は寮に帰ってきた。

  無論、これで終わりではない。寧ろこれからが2人の身も焦がす本当の時間が始まる。

 「ん・・・」

  静香の部屋に入るなり、触れるだけのキスをする。

 「けんたろう君・・・」

  これだけで静香の顔は紅潮している。もちろんこれは、教師と生徒の禁じられた恋を犯しているという背徳な意識があるからだ。万が一にも見つかると、2人ともただでは済まないだろう。危険な恋が2人を燃え上がらせる。

  お互いがお互いの服を、1枚また1枚と脱がす。もう何度も抱き合っているのに、鼓動が激しくなる。馴れることはなかった。

  服を床に投げ散らかし、ソファーにかけて抱き合う。けんたろうはトランクス姿で、静香は白のブラジャーとショーツ姿。静香は派手なルックスなのに、ランジェリーは割とシンプルな色とデザインを好んだ。

 「ん・・・・・」

  けんたろうの舌が静香の口へ侵略を開始した。静香の歯茎、歯の裏を蹂躙する。そして舌を絡め合い、唾液を交換する。けんたろうは静香へ、静香はけんたろうへ・・・。それぞれ嚥下した。

 「先生、美味しかった?」

 「ええ、とっても・・・けんたろう君は?」

 「俺も美味しかったよ」

 「うふふ・・・」

  けんたろうは静香のブラジャーのホックを外した。ブラはするりと静香の腕を滑った。

 「うわぁぁ。何度見ても圧倒されるなぁ」

  けんたろうは感に耐えぬ声をあげた。そこには、たわわに実った双丘があり、丘の上にはピンクの頂があった。

  静香の乳首を人差し指で引っかけ、回すように弄び、親指と人差し指で擦る。静香の乳首が、ムクムクと勃起してくる。乳輪もうっすらと盛り上がっている。

 「あん・・・」

  乳首を甘噛みしてみる。気持ち良かったのか、静香が啼いた。

  両手で静香の乳房を揉みしだく。けんたろうの手からぷにゅっと零れ落ちそうだ。

 「はあ、はあ、はあ・・・・・」

  爪の先を腹部で踊らせながら下へと走らせる。

  ショーツの脇に指をかける。静香は腰を浮かすと、けんたろうはショーツを下ろした。

  投げ捨てたショーツは裏返しになって丸まっていた。それがなんとも卑猥だとけんたろうは思った。

  露わになった静香の茂みと秘裂に指を丹念に這わす。掬った指は銀の糸を引く。そこは潤っていた。

 「じらさないで・・・」

  だが、けんたろうはそれ以上責めようとはせず、逆に静香にねだった。

 「静香先生、こっちをお願い・・・」

  静香の顔近くに自分の腰を持っていく。トランクスは、テントを張っていた。

 「相変わらず元気ねえ・・・」

  少し不満顔なのは、股間に埋み火を残されたからに違いなかった。

 「けんたろう君、ソファーに座って・・・。先生がしてあげる・・・」

  静香はけんたろうのトランクスを下ろし怒張を咥えた 。

 「んっ・・・んっ・・・んっ・・・」

  静香の口ごもった声の間に、ちゅぱちゅぱと卑猥な音を奏でる。けんたろうの根本を親指と人差し指が上下に擦られ、快感のボルテージが上がっていく。

 「先生、出る・・・」

  けんたろうのその声を聞くと、静香は一層のご奉仕に励む。

 「うっ!!」

  ドクンドクンと、けんたろうが放った精は静香の喉奥を打った。静香は尿道に残った精を一滴も残らず吸おうと、根本の指でしごいた。

 「あ〜ん・・・」

  けんたろう君の精を確かに受け取ったわよ、と言わんばかりに口を開いて見せる。静香の舌に乗った精は、白い濃淡をつけていた。

  けんたろうに見せつけたことで満足した静香は、舌を撹拌機のように動かして嚥下した。

 

 「あれ? ゴムがない。静香先生、持っていない?」

  ジーパンのポケットに手を入れたけんたろうは静香の方を向いて言った。

 「私は持ってないわ」

 「困ったなぁ。先生ぇぇ・・・」

  猫なで声で言ったので、けんたろうが何を言いたいのか、静香には直ぐ判ってしまう。

 「ナマい〜い?」

  やっぱり、と思いつつ、それも良いかしらなどと一瞬思ってしまった。

 「だ、だめよ。きょうは危険日なの。だから、ね」

 「俺、先生に子供産ませたいなぁ」

  子供を抱いている自分と子供を覗いているけんたろうをイメージしてしまったが、それだけはいけない。付き合っている事すらも秘密なのに、妊娠してしまったら即終わり。けんたろうとのEDは、ハッピーソングでなくてはならない。

 「先生は、俺の子供を産みたくないの?」

  おやつをおねだりする子供みたいな言い方であるが、母性本能に来るものがある。

 「けんたろう君。今はだめよ。今は・・・。お願い、判ってちょうだい」

 「だめなの?」

  お預けを喰らったよう様な顔になる。

 「その代わり、きょうはけんたろう君の言うことは、なんでも聞くから」

 「そうだね。俺、子供みたいな言い方だったね」

  あっさり引き下がるけんたろう。だがこれは作戦通りだった。突っ込みすぎて怒らせたのでは、藪蛇というものである。当然、ゴムがないのも作戦のうち。

 「ひゃん!・・・」

  突然腰が抜けた様に、静香が床にペタンと座ってしまった。

 <来たな>

 「先生、どうしたの」

  どうなったのかは知っている。静香の秘裂に塗った媚薬が効いてきたのである。実は先ほど、気が付かれないように塗り込めていたのであった。

 「あ、あそこが疼くの。けんたろう君、なんとかして・・・」

 「なんとかしてって言っても、これ挿入[い]れるわけにはいかないし・・・」

  わざとらしく己のを握ってみせる。

 「はあん・・・そんなこと言わないでぇ」

 「妊娠しちゃうよ。赤ちゃんできちゃうよ。それでも良いの?」

  静香が黙ってしまった。快楽と理性が葛藤している。

 「妊娠はだめぇ・・・はあはあはあ・・・切ないのぉ、あそこが燃えるみたいに・・・熱いのよぉ・・・」

  鼻にかかった甘い声になっていた。

  静香はけんたろうに判ってもらおうと、自ら脚を開いた。女陰からは愛液が湧き出ている。けんたろうは生つばを呑んだ。

 「もっとぉ! もっとぉ!! もっとぉ!!!」

  けんたろうが指でいじってみるも静香は満足しない。おざなりなサービスでは満足するはずもなかったのだが。

 「困ったな・・・そうだ。これなら良いかな」

  予定通りの展開に、けんたろうは満足の顔をしている。しかし、静香は気が付かない。

 「先生、良いこと思いついたんだけど」

 「何でも良い・・・この疼きを鎮めてもらえるなら・・・何でも良いわ」

  右足をソファーの背にかけ、左足は床に、そんな格好で静香は激しく自慰を始めている。しかし、鎮められない。

 「本当にいいんだね。じゃあ・・・」

  部屋のドアを開けたけんたろうはクロを連れて返ってきた。

 「クロが、なぜここにいるの?」

  静香の思考が、ここで止まった。クロは長い舌を出し、はあはあ言っていた。けんたろうはクロを静香の股間に連れてきて、

 「クロ。静香先生のここ、舐めるんだ」

  クロは、判ってますとばかりワンと吠えた。

  クロのザラザラとした舌が、静香の襞を、クリトリスを、尻穴を舐めあげる。ペチャペチャとする音が、なんともイヤらしい。

 「あー、あー、いい。すごくいい!! クロ、もっと、もっと舐めて・・・」

  静香は腰を上げて、尻をクロへ押しつける。

 「ザラッとした舌が気持ちいい・・・奥・・・もっと奥にして・・・」

  クロは静香の希望に添うべく、長い舌を秘裂の奥へ押し込む。

 「イク! イっちゃう! イっちゃうわ!」

 「先生、我慢しないで、気を遣ってもいいよ」

 「イクーーー!!!」

  大きな声をあげたとき、静香の身体は2度3度と震えた。滴がソファーを光らせていた。

  肩で息をしている静香を横目に、けんたろうは次の準備に取りかかる。次の行為を思うだけで、股間が爆発してしまいそうだ。

  けんたろうは静香のベットからマットを下ろし、3つ折にしてシーツで包んだ。

 「先生、クロは良かった?」

  けんたろうは静香を横に抱いて立ち上がる。静香は答えることもできないのか、うん、と頷くだけだった。

  マットの端に静香の尻が来る位置に、けんたろうは静香を仰向けで下ろした。両脚の脛は床に立っていた。

 「クロがね、もっともっと先生を悦ばせてあげたいって。クロ、こっちにおいで」

  クロは静香の股間からやって来て腹に前足を乗っけたが、静香の意識は未だに夢遊病者の様に見えた。

  けんたろうはクロのペニスを包皮から剥き出し軽くしごきいた。

 <あまり擦ると拙いからな。にしても、クロのペニスはグロテスクだなぁ>

  クロのペニスは赤くて毛細血管が走っていた。根本が心なしか太くなったような気がした。

 <ここが球のように膨れるんだな>

  けんたろうは静香の片足をあげ、そして素早く静香の秘裂へと導いて挿入した。

 「え、何が挿入っているの? まさかクロのおちんちんが・・・」

 「うん。クロのおちんちんが静香先生の中に挿入ったよ」

 「いやーーーーー!」

  静香がクロを押しのけようとした時は既に遅く、クロのペニスは陰茎球ともども完璧に静香の膣内に挿入されていた。

 「いやー、膨れる、大きくなっている。クロのおちんちん大きくなってるぅ」

  けんたろうが結合部を見ると、拳のようなクロの陰茎球が入っている膣口が拡がっている。クロは構わず腰を静香に押しつけている。

 「突かないでぇ・・・子宮をゴリゴリしないでぇ・・・感じるのぉ・・・当たってるのぉ・・・」

  静香は、苦痛なのか快感なのか、うめき声をあげていた。

 「先生、気持ち良い?」

 「気持ち良すぎる! ああ、出てる。クロの出てる。熱い、熱いわ。クロの精液・・・イク・・・イっちゃう。イっちゃう・・・・・」

  クロは静香の膣内にシャーシャーと精液を注ぎ込み、静香は小刻みに身体を震わせていた。

 「ああぁぁ・・・クロとしちゃうなんて・・・・・・」

  犬とセックスする。静香にとっては精神的屈辱感みたいなものがあるようだ。人間以外の生き物と交歓するということは、不安感、屈辱感など色々な気持ちが交ざるのだろうか。

  クロが再び腰の律動を始めた。

 「あっ、また動いてる。硬い、クロのおちんちん硬くなってる・・・だめ、だめだめだめ、だめぇーーー!」

 <静香先生、またイッたみたい。それにしても、クロに犯される静香先生はきれいだなぁ>

  クロの前足は静香の脇の下あたりにあったのだが、けんたろうはクロの前足を取って静香の肩に置いた。クロと静香がピッタリと重なり、静香がクロの首に手を回した。

 「クロ・・・キスして・・・」

  静香は恋人にせがむ様にキスを求める。はあはあと舌を出していたクロは、その舌を静香の口腔に入れる。

 「むん・・・・・・ん・・・・・・ん・・・・・・ん・・・・・・ん・・・・・・」

  クロの舌攻撃は執拗で、静香に息をする暇を与えない。静香の口腔からはヨダレがダラダラと零れている。いったいどちらのヨダレなのだろうか。静香とクロの口接は恋人同士のように見えた。

  けんたろうはさり気なく静香の両手をクロのお尻へと導いた。

 「先生、自分でクロのお尻を動かしてみて・・・」

  静香がクロのお尻を押しつける。クロも応えるように腰の律動を開始した。

 「ああん、熱い・・・クロのおちんちん熱い・・・クロが私の子宮を突いている・・・ああんああん、激しすぎるぅ、だめだめ・・・許して、お願い許してぇぇ!!」

  静香が自らも腰を突いていることに気が付いていなかった。静香はクロに合わせて、爪先立ちになりながら己の腰を突き出していたのである。

 「あ、あ、あぁあぁ・・・・・いい、いい、いいーー!!>

  クロのペニスは静香の中に3度精を放っても、いっこうに萎える様子がなかった。舌を出し、はあはあ言ってキョロキョロしているクロを見ると、終わりは来るのだろうかという気になってしまう。

 <この世で一番の精力絶倫は犬かもしれない>

  クロも静香とのセックスを楽しんでいるのだろうか、静香の顔を愛おしそうにペロペロと舐めていた。静香は恍惚としている。

 

  4度目が終わって小さく痙攣している静香を見ながら、けんたろうは呆れていた。

 <20分強で4度の射精。しかも、一向に萎えない。犬ってどうなっているんだぁ?>

  しかも、しっかりと静香をイカせるところがエライ。静香の声は最早嬌声ではなくて、うなり声だ。静香の声がかすれていた。

  このまま5度目が始まりそうだった。

 <う〜ん、わんわんスタイルで挿入しなかったのは失敗だったかな。そうすれば、クロがくるっと回って・・・>

  けんたろうは、静香とクロがお尻を突き合わせて結合しているシーンを頭の中に描いた。

 

 「ひ、引っぱらないで、クロ!」

  クロはつながったまま4つ足を忙しく動かした。フロアーにはクロがたてる爪の音がよく響く。

  静香の膣内は、クロの陰茎球を吐き出すには不可能なくらい膨れ上がっていた。

 「動いちゃイヤぁ!」

  だが、クロは静香の願いなど聞く気はないらしい。前へ前へと行こうとする。

  クロに逆らうと、膣口が裂けてしまうかもしれない、そう思う。さっき、ミシっと音が鳴った気がした。

  だから静香はクロの支配下にある。クロが行きたい方へ付き合うしかないのだ。

  どのくらい時間が経ったのだろうか。静香の子宮は、あれから3度熱いクロのシャワーを浴びた。なのにクロのペニスは一向に衰えない。

 「先生、クロに犯されているのね・・・。クロと同じイヌになったのね・・・」

  クロと同じ存在になってしまったという不安と屈辱が、静香を襲う。

  お前はメスだ、と言わんばかりのクロ。静香はクロの言いなりになるしかない。

 「ああ、また熱いシャワーが・・・」

  4度目の射精。クロと離れることはできるのだろうか。静香は、それだけを考えていた。

 

 <・・・静香は、それだけを考えていた。・・・くうぅぅ、失敗したかも・・・はっ?>

 

  けんたろうは妄想から現実に戻ってきた。抜かずの5発になりそうだ、などと思った時、けんたろうの目にまた邪な色が浮かんだ。

 「先生、聞こえる?」

 「ええ・・・聞こえるわ・・・」

 「クロとのセックスはどうお?」

 「すごいの・・・クロの・・・おちんちんが・・・私の中・・・いっぱいになって・・・子宮をたくさん・・・突かれて・・・シャワーみたいに・・・熱いのかけられて・・・今も・・・私の中いっぱい・・・」

  息も絶え絶えで、けんたろうに答えた。時折、静香がピクンと震えるので変だなと思い、結合部を覗いたらクリトリスが剥き出しになっていた。

  クリトリスに当たる所がクロの毛の部分なので、それでチクチク刺激を受けるみたいだ。

 <先生の目は、未だ夢の中という感じだな。これならイケるかも・・・>

  けんたろうは静香の髪を撫でながら耳元でささやいた。

 「もう何度もイッたもんね。クロの精液は零れていないから、きっと先生の子宮の中でたくさん泳いでいるよ。これならクロの赤ちゃんが間違いなくできるよ・・・」

 「クロの赤ちゃん・・・・・」

  けんたろうの言葉を反芻する。

 「クロの精子は、静香先生の卵子を待っているんだよ」

 「クロの精子・・・子宮・・・私の卵子・・・イヤぁぁぁぁぁ!!」

  おぞましい考えに行き着き、静香は絶叫した。

  もとより、人間と犬の間の子などできるわけもないのだが、何度もクロの精子を自分の子宮で受けてしまった事実が、静香を動揺させていた。クロの赤ちゃんができる、と静香は考えてしまった。

 「クロにそっくりな赤ちゃんだろうなぁ」

  けんたろうは、ゆっくりと、はっきりと静香にささやく。

 「だめぇ!! 中はだめぇ、外に出してぇ。けんたろう君、クロを離してぇ!!」

  半狂乱になった静香は暴れたが、クロがボディープレスのように被さっている。

 「無理だよ。クロのおちんちん、球のようになって静香先生の膣内いっぱいに膨れているし、先生もクロのおちんちんの球をガッチリと咥え込んでるよ」

 「そんなこと言わないでぇ!!」

  けんたろうの卑猥な言い方に恥ずかしくなったのか、静香が身悶える。

 「ひっ?! 引っぱらないでぇぇ!!」

  試しに、けんたろうがクロの腰を掴んで引っぱったら静香まで動きそうだった。なるほど、これくらいの圧力なら、精子はこちらに出るわけにはいかないので、子宮へ行くしかない。

 「静香先生の子宮腔に注ぎ込まれたクロの精子・・・そこは既に精子の海・・・」

 「ああ・・・そんなこと・・・」

 「そして卵巣からは、静香先生の卵子がクロの精子に向かって・・・」

 「私の卵子ぃ、そっち行っちゃだめぇぇぇ!!」

  凡そありそうもないことを並べ立てるが、静香はまともに受け取っている。言葉で虐めるつもりのけんたろうは、何度も『静香先生の』とか『クロの』とかいう言葉を使った。

 「先生の卵子はクロの精子の海へドボ〜ンと飛び込みました」

 「だめよぉ・・・」

 「クロの精子たちが静香先生の卵子を強姦しようとしています。クロの精子は酵素パワーをもって卵子の透明体を溶かし、頭から卵子に突っ込みます。がんばれ、クロの精子」

 「だめだってばぁ・・・お願いクロぉ・・・止めてぇ・・・」

 「とうとう、ある1匹が卵子に入り結合しました。受精が成功し、静香先生のDNAとクロのDNAが融合するのです」

 「ああ、そんなぁ・・・」

 「静香先生とクロの愛の結晶である受精卵は、子宮に着床しました。妊娠成立です。静香先生、おめでたですよ」

 「私、妊娠しちゃったのぉ?・・・」

 「はい! きっとクロにそっくりの可愛い赤ちゃんを産むことでしょう」

 「イヤだぁ。妊娠したくないぃ、産みたくないぃ。クロの赤ちゃんなんて産みたくないのぉ・・・。けんたろう君のじゃなきゃイヤ・・・けんたろう君の赤ちゃんを妊娠したいのぉ・・・」

 

  静香は涙声になっていた。可哀想な気になったが、もうちょっと虐めたいと思った。

 「あっ、クロが動いた。お願いよクロ、もう止めてぇ・・・」

  けんたろうに尻を叩かれ、クロは腰の突き入れを開始した。

 「あう、あう、あう、あう、あう、あう・・・・・」

  腰を突かれる度に、静香は声を漏らした。

 「もう止めて。赤ちゃんできちゃう、クロの赤ちゃんできちゃう。イヤ、イヤ、イヤ」

  長い舌を出して、はあはあ言っているクロと、その下で額に皺を寄せて頭を振っている静香。まさに美女と野獣という言葉がピッタシで、けんたろうは興奮していた。

 「クロのおちんちん、熱くなってきた。お願いクロ、もう止めてぇ・・・」

  クロの射精が近いことを静香は知った。

 「先生、クロの赤ちゃんを孕んでね」

  けんたろうは静香の耳元でささやいた。

 「イヤ、イヤイヤ。イヤーーーーーー!!!」

  静香の絶叫と同時にクロは膣内に射精を開始した。静香腰は震え、クロは小刻みに腰を押しつけてる。

  じゅぼっという音とともにクロは静香から離れた。連続して気を遣った静香は、両脚を閉じることもなく肩で息をしていた。

 「はあ、はあ、はあ・・・けんたろう君・・・クロ・・・終わったの・・・?」

 「うん、終わったよ」

  クロのおちんちんは、だらしなく伸びたままで、陰茎球もSサイズのミカンくらいあった。

 <あんなのが挿入っていたんだ。膣内にあった時はMかLサイズくらいあったのかなぁ・・・>

  静香の膣口から透明でさらさらした精液が吐き出された。

  クロは静香の女陰を、「きれいにしてあげる」とばかり舐め、そして自分のおちんちんを舐めた。

 「・・・私・・・妊娠したのかしら?・・・」

  静香の膣口は穴が開いたようだった。奥に子宮口が見え、その手前にはクロの精液と静香の愛液がたっぷりと混ざっていた。

 「あのね静香先生、大丈夫だよ。人間と犬は絶対に妊娠しないよ」

  もとから妊娠するはずもない。けんたろうは静香が安心するように言った。

 「そうなの?・・・」

 「よっぽど気が動転していたんだね」

 「だって、けんたろう君、あんな事を言うから・・・。私てっきり、できちゃうものだと思ったの」

  涙声の静香に悪いことしたなという気持ちが半分、可愛いなと思う気持ちが半分。

 「先生、シャワー浴びようね」

  静香を抱きかかえ、シャワー室へ連れていった。

 「ほら、先生・・・」

  静香は床にしゃがんだまま動こうとはしなかった。静香は腰が抜けていた。

 「静香先生、何を見ているの?」

  静香は自分の秘孔から流れ出た液体を無言で見ていた。クロの精液は透明でさらさらだった。すっと排水口へ流れているそれを静香は腑抜けのように見ていた。

  そのまま見ていても仕方ないので、けんたろうは静香の身体を洗うことにした。

  スポンジでボディソープを泡立てて、静香の腕、背中と身体中洗い、シャワーのお湯をかけてあげた。その間、静香は一言もしゃべらなかった。

 「けんたろう君。クロとセックスしちゃった私のこと、嫌いになったでしょ?」

  ぽつんと静香が言った。

 「なぜ?」

 「だって・・・だって、クロは犬なんだもの。私・・・穢れたんだもの・・・」

  言うや否や、静香は泣き出してしまった。

 <やばっ、やりすぎたかな?>

  けんたろうは正面から静香を抱きしめた。

 「ごめんね、静香先生。俺が無理にクロとさせちゃったから。でもね、先生は穢れてなんかいないよ」

 「うそ・・・」

 「うそじゃないさ。あの時の静香先生は、すごく可愛かった。ものすごく愛しいと思った」

 「じゃあ抱いて。けんたろう君のおちんちんを私のここに挿入れて!」

 「え、ここで?」

 「やっぱり、私のこと汚いと思っているのね」

 「思っていないよ。ただ、きょうは危険日なんでしょ?」

 「そんなこと関係ない!!」

  確かに、静香にとっては危険日なんて最早関係なかった。たった今、けんたろうが自分を抱けるかどうかが問題だった。

 <こうなったら、静香先生の酸性濃度に期待しよう。精子君、見殺しにする俺を許して下さい>

  安全日なら静香の膣内分泌液は酸性で、億単位で防衛するであろう。だがしかし、きょうは危険日。pH値はアルカリ性の方へ大きく振っている。防衛線を突破される可能性は非常に高い。

  それと、過去ティッシュで屠ってきた己の精子のことは、都合良く忘れているらしい。静香は座位で抱くことを要求した。けんたろうのおちんちんが挿入っているのを自分の目で確認しないとがまんできないようだ。

 「それじゃあ、クロのおちんちんで弛んでいるうちに挿入れまぁぁす」

 「余計なことは言わなくて良いの!!」

  口惜しかったのか、静香はけんたろうの右肩に歯形がつくほど噛みついた。シャワールームの中に、ギャーというけんたろうの悲鳴が響いた。

 

 終

 


解説

 アダルトビデオみたいなタイトル。センスないですね。最後もイマイチのような気がします。

 あんまりエッチじゃないし。

 モノがモノだけに、瑞穂たちよりもお姉さまキャラでしょう、こういうのは。

 


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