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夫婦きどり
ホット・ロッド/文


 今日は・・・兄くんが私に家に泊まりに来る・・・。

 私の家に泊まりに来るのは・・・今日で何回目だろうか・・・?

 

 兄くん・・・私は最近・・・・腹を立てているんだよ・・・・

 

 父上に兄くんを紹介して・・・生涯の片羽となることを約束したのに・・・・

 なぜ私と交わること拒否するんだい?

 父上も「早く孫の顔が見たい」と私にせがんでいるんだよ・・・

 

 兄くんが私を抱く気になるような黒魔術もかけてみたんだが・・・全く効き目はない。術は完璧にできていたはずなんだが・・・

 私の術なんかでは跳ね返してしまうのかい?私が見込んだだけはあるようだね・・・

 

 私はもう限界がきていた・・・どうしていいか解からない・・・頭がおかしくなりそうだ・・・

 

 その時1つの疑問が浮かんだ。

 

 兄くんは私よりも圧倒的に俗世間にいる時間の方が長い・・・・

 ひょっとしたら黒魔術なんかではなく・・・・俗世間の男どもが喜ぶ手段のほうが発情するのでは・・・・!?

 

 私は兄くんが家に来る前に本屋へと向かった。そこで人間の男どもが、読むと発情するという本を立ち読みした。

 俗に言う「エロ本」というやつだ・・・

 

 本には裸体の女や男が喜ぶ技術が載ってある。我ながら情けないよ・・・俗世間の手段に賭けてみるなんてね・・・

 

 私は特にある内容に目を疑った。こんな方法で男は発情するのか・・・!?信じられないな・・・・

 

 モノはためしだ・・・この方法で兄くんを発情させてみせよう・・・

 それでも無理なら・・・私は兄くんにふさわしい女ではないのかもしれない・・・・

 

 家に帰り、私は兄くんへの夕食の準備をしている。一応食事の中に催淫剤も入れおこう・・・

 私も「あの方法」の準備は整った・・・後は兄くんが来るだけだ・・・

 

 あとはこのスープが煮詰まれば終わりだ・・・そう思った時に兄くんの気配を感じる・・・遂に来たようだね・・・

 

 「ようこそ・・・兄くん・・・よく来たね・・・」

 「・・・・・・!!」

 「どうしたんだい・・・そんなにうろたえて・・・はやく部屋に上がるといいよ・・・食事の準備ができている・・・」

 驚いた・・・兄くんがうろたえている・・・顔を真っ赤にして・・・

 「千影・・・その格好は・・・!?」

 「ああ・・・兄くんに喜んでもらおうと思ってね・・・早く入るといい・・」

 兄くんは辺りを確認して玄関をおもいっきり閉めた。恐らく私のこの格好が誰かに見られるとまずいと思ったんだろう。

 「ああっ、千影!後ろ向いちゃあマズイよ・・・・!!」

 

 

 

 兄くんを発情させる為の手段・・・それは裸体の上からエプロンをつけるという到底理解できないものだった・・・

 世間では「裸エプロン」なんていうらしい・・・

 

 しかし驚いた・・・兄くんがこんなにもうろたえるとは・・・股間を見ると段々と盛り上がっている・・・

 私もこの格好だと体が熱くなって、魔力がセーブできなくなっている・・・・

 私もまだまだ未熟だ・・・俗世間にこんな凄い魔術があるなんて・・・あなどれないな・・・

 

 

 私が夕食の準備をしているのを兄くんは私の目を盗んでチラチラと見ている・・・そんなに気になるのかい?

 「兄くん・・・そんな姑息な真似をしてないで・・・じっと見ていてもいいんだよ・・・・」

 「う・・・うん」

 今日の兄くんは随分従順だ・・・私達はテーブルに向かい合い、食事をとり始めた。

 

 「兄くん・・・どうだい?味の方は・・・」

 「うん、おいしいよ・・・」

 「私ばかり見ていないで・・・ちゃんと味わって・・・」

 兄くんは緊張しているのか水をガブガブと飲みながら食事をしている。

 かなり効いているみたいだね・・・

 

 「千影、手伝ってあげようか?」

 「いや・・・いいよ・・・兄くんはリビングでゆっくりしているといい・・・」

 食事も終わり私は後片付けをしている。兄くんは何とか平静を保とうと必死だ・・・

 しかし・・・そろそろ私を抱きたい気持ちになってくるはずだ。私も今、この格好のおかげで兄くんに抱かれることしか頭にはない。

 ひょっとしたら・・・この格好もダメなのか・・・?

 

 

 

 「ん・・・兄くん・・・手伝わなくてもいいと言ったはずだが・・・」

 兄くんがキッチンの中に入ってきた。

 そして・・・強引に私を押し倒してきた。

 

 「っ・・・・兄くん・・・どうしたんだ・・・!!」

 兄くんの表情は見る見る変わっていく。さしずめ盛りのついた獣のようだ・・・

 私の黒魔術は元の性欲を倍増させる術。奥手な兄くんのことだからこの術でやっと平均的な性欲になると思っていたのだが・・・ということは兄くんは元から私のことを抱きたくて仕方なかったのか・・・?それをずっと押し殺してきたというのか・・・

 「千影・・・もう我慢できないよ!!」

 「ううっ・・・・んっ・・・んっ・・・んんんんっ」

 年齢の割には発達した私の胸を、エプロンの上から揉みしだき、くちづけをしてきた。

 それはあまりにも激しく一瞬呼吸ができなくなるほどだ。

 「はぁっ・・・あ、兄くん・・・!あああっ・・・・」

 いきなり唇から離れると今度はエプロンをずらし乳房を出すと、赤子のように思いっきりすってきた。片手ではすらりと伸びた私の素足を撫で、やがて陰部へと手をしのばせる。

 「んんっ・・・んんっ!!」

 「千影も濡れているじゃないか・・・」

 「あっ・・・ああ。この格好だと・・・私も興奮してくるんだ・・・魔力がコントロールできなくて・・・頭がボーっとしてくる・・・ああああっ・・・ダメだ・・・そんなに・・・弄らないで・・・ああっ」

 私の願いを無視し、ひたすら陰部を指先で弄ぶ・・・私の体中にくちづけをしながら。こうされると私も嬉しいよ・・・

 「待つんだ・・兄くん・・・こういった夫婦の儀式は・・・女が尽くすものなんだよ・・・私に任せて・・・」

 「ち、千影・・・・」

 

 私は兄くんの股間に手を伸ばし、ペニスを出そうとズボンに手をかけた。なかなか外れなくて少々もどかしくなってしまう。カチャカチャとせわしなくベルトをいじり、ズボンを脱がそうとする仕草が返って兄くんを興奮させているようだ・・・ズボンを突き破るようにペニスが勃起していく・・・

 

 「ピクピクさせて・・・気持ちいいのかい?・・・ここを舐められるといいようだね・・・しゃぶってあげるよ・・・」

 私はペニスをしごきながら男が喜ぶ「フェラチオ」という行為をやってあげることにした。兄くんのペニスは先端からドクドクと先走りの液を放ちながらどす黒く聳え立っている。

 「ふふっ・・・実に逞しいね・・・熱くて・・・見ているだけ私も感じてきたよ・・・」

 兄くんは何も言わないが早くしてくれと目で欲求している。

 「それじゃあいくよ・・・・・・・・・・んっ・・・・・んんむ・・・」

 玉袋からペニスの付け根・・・・そしてサオの部分へと這う様に何度も舌を滑らす。自分で言うのもなんだがとても淫靡な光景だ。

 「んんんっ・・・・・・んんんんっ!!・・・んんっ・・んっ・・・んっ・・・凄い・・・先端がものすごく熱い・・・」

 「凄いよ・・・千影のフェラ・・・ううっ・・・」

 「ふふふ・・・男を喜ばせる技術は勉強しておいたんだよ・・・じっくり感じるといい・・・んんっ・・・・・・んんんっ」

 カリと裏筋を舌先で集中的に舐めまわす。先走り液が口中に広がる・・・実に美味だ・・・

 「ここからが本番だよ・・・いくよ兄くん・・・・・んんんん・・・んんんっ!!」

 ペニスを頬張り、思いっきり音を立て吸い尽くす。ペニスにくちづけをするように。

 「んんんんっ・・・・・・んんんんっ・・・・」

 口全体で兄くんのペニスをしごき、口の中で舐めまわす。濃い精液がたくさん作られるように袋の方も優しく揉んでやる。

 「ううっ・・・すごくいい・・・千影・・・かわいいよ・・・」

 「んぐぅっ!!・・・・・んんっ・・・んんっ・・・・んんんんっ!!」

 兄くんも私の動きに合わせて腰を使い始めた。そんなに気持ちいいのかい?ペニスが口の中でのた打ち回っているよ・・・

 「だめだ千影!!で・・・・出るっ!!」

 「んんんんっ!!・・・・・・んんぐぅ!!」

 激しく振っていた腰を休ませたかと思うと・・・私の口の中で大量の精液を吐き出した。ずいぶんと長いこと出ている・・・

 私はそれを一滴もこぼさないように全てを口で受け取った。

 「んんんっ・・・・・・んぐっ・・・・んぐっ!!・・・・・・・・・・・はぁ・・・・兄くん・・・」

 「気持ちよかった・・・千影のフェラ・・・」

 「ダメじゃないか兄くん・・・・ヴァギナの中で出さないと・・・子供はできないよ?」

 「ええっ!!な、なに言ってるんだよ・・・」

 「ふふっ・・・」

 飲んでも妊娠することはないとわかっている。でも兄くんが私で感じた証を拭き取るなんて惜しくてできない。興味深いしね・・・男の精液は初めて見るから・・・思わず全部飲み干してしまったよ・・・大量に出たから一度に飲みきれなかったけどね・・・

 

 「さあ・・・続きはベッドでしよう兄くん・・・こんな日に備えて大きいベッドを新調しておいたんだよ・・・」

 「ダメだ・・・ここがいい・・・」

 「あっ・・・ダメだよ・・・・あああっ!!」

 立ち上がった私の腰を掴み、後ろから兄くんが挿入を開始し始めた。

 いきなりの行為に思わずキッチンにしがみついてしまう・・・・恐怖しているのか・・・?

 「あぐっ・・・・あああっ!!」

 先端を徐々に埋没させ、ゆっくりとペニスをねじ込ませてくる。私に気を使っているみたいだ。盛りがついたとはいえ・・・いつもの優しい兄くんに代わりはないようだね・・・嬉しいよ・・・

 「がんばって・・・千影・・・・・・うっ!」

 「ああああっ・・・・・・・・・・・ああああああっ!!!」

 かなり濡れていたせいでゆっくりと挿入するはずが一気に進入してしまい、処女膜を突き破ってしまった。激痛に魔力どころか自分すらもコントロールできなくなりそうだ・・・・

 「うううっ・・・・」

 「千影・・・」

 「はぁ・・・はぁ・・心配しなくてもいい・・・おもいっきり腰を使うんだ・・・盛りのついた獣のようにね・・・・兄くんにそうされるのを私は望んでるんだ・・・」

 「わかった・・・僕も千影の事愛してるから・・・容赦しないよ・・・」

 決心した兄くんはおもいっきり腰を振ってきた。

 兄くん・・・私はうれしいよ・・・夫婦の儀式がやっとできるんだ・・・

 「ああああああっ・・・・・・んんくぁあああっ!!!」

 「泣いてるの千影・・・そんなに痛い?優しくしようか・・・?」

 「はぁ・・はぁ・・・いや・・・嬉しくてね・・・・つい・・・・・・・・・・あああっ!!」

 日頃物静かな私がよがり狂う私を見て兄くんは驚いている。無理もない・・・キッチンに手をついた私はもっと兄くんが気持ちよくなるように、メス犬のように腰を振り乱した。

 「ああっ・・・・・あああっ・・・・もっと・・・もっと激しく・・・・・うううっ」

 一度射精した為、ペニスはまだ快感に耐えることができる。射精するんじゃないかとおもうくらいお構いなしに腰を使ってくる・・・

 「ああああっ・・・・・兄くん・・・・んっ・・・・・・・・・んんんんんっ・・・」

 「ンッ・・・・・・・千影、気持ちいいよ・・・」

 再びエプロンの隙間から乳房を触り、後ろからくちづけを交わす。互いに舌を絡ませ・・・・私を貪ってくる・・・・

 「お願いだ・・・・兄くん・・・ベッドに行こう・・・この体位じゃあ獣の交尾だ・・・お互い抱き合ってしたい・・・」

 「わかった・・・」

 すると兄くんは後ろから突きながら私の部屋へと歩き出した。私の愛液がキッチンからポタポタと垂れ、後を追うようにシミを作っていく。

 「ああっ・・・ダメだ・・・一度抜いて欲しい・・・ああっ」

 「ダメだよ・・・そうやって喘ぐ千影がかわいいから・・・もっと見たい」

 歩く度にペニスがズンズンと突き刺さり、たまらない快感が押し寄せてくる。

 兄くんの責めに必死で耐え、私たちはようやくベッドへとたどり着いた。

 ペニスをそこでやっと引き抜かれ、兄くんは私を仰向けにベッドに寝かせてくれた。

 

 「はぁ・・・はぁ・・・兄くん・・・これはもう・・・いいよね?」

 エプロンの紐を解こうすると兄くんが私の手を取り、引き止める。

 「ダメだよ・・・その格好の千影、すごく可愛いんだ・・・そんな格好するとは思っていなかったからすごく興奮するんだ」

 「頼む・・・これをつけていたらおかしいくらいに淫らな気分になる・・・助けて・・・」

 「かわいいからダメだよ・・・」

 私の願いも虚しく、両脚を掴んで一気に挿入してきた。

 「あああっ・・・・ダメだ・・・・・この体位・・・くる・・・・あああっ!!」

 兄くんがペニスに全ての力を込め、突いてくる。

 ベッドに体が飲み込まれるくらい深く、激しく突いてくる。

 夫婦がする体位は快感が激しすぎる・・・・愛を表現する方法だから・・・いたしかたないのか・・・・!?

 「はぁあああっ・・・・くううっ!!」

 泣きながらシーツを掴み、責めに耐える。激しすぎて・・・腰を使うことができない・・・

 「兄くんすまない・・・気持ちよすぎて・・・腰が使えない・・・・・んんっ・・・・んんっ」

 「心配しなくてもいいよ・・・千影のアソコは締まりがよくてそんなことしなくてもいいんだよ。それに僕のために色々尽くしてくれたじゃないか。これ以上何も望まないよ・・・」

 「兄くん・・・」

 「変わりに僕が千影に尽くしてあげるから・・・・気持ちよくなって・・・」

 優しく微笑んだ兄くんは・・・・私に応えるために思いっきりヴァギナを責め立てはじめた。

 私の体は折れそうなくらいに仰け反り、やがて絶頂を迎えようとした。

 「ああああっ・・・・ダメだ・・・・イキそうだ・・・・・ああああっ・・・・・・あああああああっ!!」

 「千影・・・千影!!」

 「はぁ、はぁ・・・・んぁあああああああああっ!!!」

 体が弾けたような衝撃に思わず絶叫し、オルガズムを迎えた。

 兄くんはヴァギナからペニスを引き抜き、射精感をこらえ私の顔に持ってくるとおもいっきり射精した。さっきの倍は出ている・・・・精液は私の顔をまっ白に染めエプロンまで勢いよく飛び散った。これもまた淫靡な光景だよ・・・

 

 「はぁ・・・兄くん・・・・ダメじゃないか・・・」

 「えっ・・・なんで?」

 「ヴァギナで出さないと・・・子供はできないよ・・・」

 「ご、ゴメン・・・千影が色っぽくて・・・・顔にかけたくなっちゃった・・・」

 「ふふっ・・・知ってるよ・・・男は女に精液をかけたい願望があるらしいね・・・まあ・・・・悪い気はしないよ・・・」

 

 立ち読みした本に書いてあったよ・・・「顔面シャワー」・・・またの名を「顔射」っていうそうじゃないか。

 

 「兄くん・・・安心するといい・・・一発で妊娠する魔術を私は心得ている・・・もちろん避妊する魔術もね・・・・」

 「そ、そうなんだ・・・すごいね・・・」

 「でも本当は・・・私はまだしばらく・・・兄くんと二人っきりでいたいんだ・・・・だから・・・避妊の黒魔術を使うから・・・もっと抱いて欲しい・・・」

 「わかった。抱いてあげるよ・・・僕も子供を養えるくらいの男になったらその時は・・・」

 「ああ・・・そうだね・・・」

 

 私たちはまだ若い。ここで子供を作ってもいいのだが・・・・もっと兄くんと二人っきりの思い出を刻んでおきたいんだ・・・

 それに兄くんはまだまだ未熟だから・・・・当分魔界の修行を積んでもらわないと困るしね・・・・

 

 兄くんが一人前の男になったとき・・・兄くんの子供を・・・・授かりたいな・・・・

 

 

 


解説

 サクサクっと作ることができました。ゲームのエンディング後の話として考えてみました。

 裸エプロンのネタは違う話で考えるつもりでした。最初は千影が普通に魔術を使ってエッチをするというものにするはずでしたがどんな魔術にするかで悩み、それなら・・・と思ってこうしました。

 因みに夫婦は「ふうふ」ではなく「めおと」の発音を頭に描いて私は作りました。タイトルも「めおときどり」のつもりで作成しましたが、どちらで読んでくれても結構です。

 個人的に続編も作ってみたい感じがするのですが、なかなかいいアイデアが浮かばないのでまだまだ先の話になるでしょう。

 


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