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爪の痕
古都野/文


 「・・ぁ・・はぁん・・ぁ・・ぁあ・・・いぬ・・や・・しゃ・・・」

 

 かごめの体に鴇色(トキイロ)の印が、また刻まれていた

 犬夜叉に抱かれるのは、常に、なっていたとはいえ

 所詮、人間と、半妖、体力の差は、歴然とし、彼女は何度か目の昂揚に身を悶えていた

 

 「ぁん・・あん...あん・・ぁぁぁあああっっっ・・・また、イッちゃううう・・」

 

 下半身は、糖蜜のように溶け、意識も、漫然といしがらも

 犬夜叉の、強欲な交情に、ひたすら耐えつづける

 

 「お願い・・もう・・ダメ・・あああぁぁぁっっっっっっ・・・」

 「かごめ・・・」

 

 犬夜叉は、尚、一層、心任せに彼女を、愛で

 息巻く激しさを興し、熱く婀(アダ)めいている、そこに奮う

 

 「あああぁぁぁっっ・・イッちゃう・・イッちゃう・・ぁぁぁああんんんん・・・・」

 

 かごめは、茹だるように身震いし、遺命の言葉を吐きながら

 犬夜叉の体にしがみついた

 「うっ・・痛っ・・・」

 思いを遂げた、犬夜叉の背中に、ズキンと痛みが、走る

 気をやる寸前に、かごめは、彼の背に、爪を立てていた

 

 恍惚の表情で、目を伏せ、横たわる彼女を見つめ

 犬夜叉は、かごめの、中の、桔梗を見ていた

 

 あの時も・・・そうだった

 たった一度だけ、彼女と情を交わし、自分が人間になると、決意した、あの日

 

 船着き場で、桔梗の体がよろけ、犬夜叉に抱き止められて

 彼女は、はたと、彼を、見つめる

 

 何かに突き動かされ犬夜叉は桔梗を抱き締め、気が付けば

 彼女の体をまさ繰り、もう止まらなくなっていた

 

 激しい、犬夜叉の愛撫に、彼女は、身を任せる

 今迄、半分死んだ様に生きて来た自分を、捨て

 新たに彼と共に生きたいとおもっていた

 

 カラカラに渇いた、お互いの心が、潤んでいく

 飢えていたものを、取り戻すかのように、二人は狂おしく、お互いの体を貪った

 

 そして、犬夜叉に気をやる、その時、かごめも印し

 一寸たりとも違わぬその場所に、桔梗は、爪を立てたのだ

 

 だが・・・それは、暗雲の序曲の、はじまりだった

 彼女が、生きている証しに、目覚めたその瞬間

 恐ろしい妖怪、奈落が生まれたのだ

 

 奈落は、手負いの野盗、鬼蜘蛛が、妖怪に身を売り、食われ、生まれた

 身動き出来ず、ただ、死を待つだけの、自分の運命を、呪い

 そして、桔梗への、あさましい思いが、彼を妖怪にしたのだ

 

 狂おしく、愛し合っている二人を、物陰で拳を握り

 身を震わせながら見ている者がいた

 

 (桔梗、俺の前では、ツンとすまし、心を、表さなんだ、お前が

 その男の前では、こんなにも、乱れるのか・・・・・

 

 ふっ・・人間になって、共に生きようだと・・・そんなことは

 絶対に・・・・許さん・・・・・・)

 

 そして、運命の、あの日、犬夜叉に化けた奈落が、桔梗を傷つけ

 また、桔梗に化けた奈落が、犬夜叉の命を、狙った

 

 (私を、狂おしく抱いたのは、この四魂の玉を奪う為だったのか・・・おのれ・・・犬夜叉・・・)

 

 (桔梗、俺に身を任せ受け入れたのは命を、狙う目的だったのか・・・畜生・・・)

 

 二人は、熱くなっていれば、いるほど、お互いを憎んだ

 犬夜叉は、桔梗に封印され、桔梗は四魂の玉と共に、自害したのだった

 

 (きっ・・桔梗・・)

 犬夜叉は背中の、痛みを感じながら、追想していた

 

 「いぬ・・や・しゃ・・」

 気だるい体を、動かし、かごめは彼に腕を絡め、唇を、寄せようとした時

 犬夜叉は、バッと起き上がり、彼女から、逃れた

 

 「どうしたの・・?」

 「べっ、べつに・・なっ、何でもねぇ・・」

 

 愁いだ、犬夜叉の横顔で、かごめは、サッと彼の、意を、悟る

 

 (うそ・・何でも無い訳、無いじゃない、桔梗の事、考えてたくせに・・・)

 

 かごめは、自分の、服を、バッと、鷲掴み、その場を、走り去る

 涙で、目が曇り、前が見えなくなっていた

 「あっ・・」

 木の根に、足を躓かせ、倒れ込む

 

 (犬夜叉のバカ、私を抱きながら、桔梗の事、考えてたなんて・・・最低よ・・・)

 「うっう・・・う・・う」

 (どうして・・どうして、こんなにも、苦しいの・・・)

 

 熱く愛しあった、余韻を感じていながら、かごめの胸は

 何かにきつく、締め上げられているようだった

 

 以前は、こんなに苦しいと、思った事はなかった

 犬夜叉が桔梗を、想う気持ちを、自分なりに理解しようとしていた

 それは桔梗が、自分の前世の姿であり、思い半ばにして、この世を去り

 生まれ変わって、再びこの時代に、やって来たのは、無意識に

 犬夜叉に会いたいと、思っていたからだ、そう、彼女は理解していた

 

 なのに、彼に愛され、抱かれた、あの日以来、彼女は変わった

 一瞬でも、犬夜叉が、桔梗の事を想うだけで、かごめの胸は、張り裂けそうになる

 

 (お願い、私を見て・・・あんなにも激しく、私を抱くくせに・・どうして・・・)

 

 犬夜叉と、体を重ねれば重ねる程、彼女の心は、不安に、苛まれていく

 「うっ・・うっっうううう・・うう・・う・・」

 自分で、自分の身を抱き締め、この苦しみから、逃れようと、体を震わして泣く

 サクッ・・・

 「かごめ・・・」

 心配して、後を追って来た犬夜叉は、身を屈め泣いている

 かごめに、近寄り後ろから抱き締めた

 

 「すまねぇ・・・かごめ」

 

 暖かい、彼の温もりを感じて、本当は、思い切っリ悪態を付き

 平手の二三発は、くらわしたいのに

 (あんた、なんか、大嫌い)

 そう言うつもりが、犬夜叉の、愛撫に、また甘く息動いている

 彼を、冷たく突き飛ばすつもりが、犬夜叉に寄り掛かり

 また愛されることを、望んでいる

 

 いつの間にか身をよじり淫欲の高唱を奏でて・・・・

 

 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁぁぁああんん・・・・・」

 

 かくも、女の体とは悲しいものなのか・・・彼女は全身で、濡れ、泣いていた

 

 「ぁ・ぁあ・・いぬやしゃ・・・いぬやしゃぁぁぁっっっーーーー・・ああ・・あああぁぁぁぁっっっ・・」

 

 

 

 

 

 

 小高い丘に一人座りそよ吹く風に、髪をとぎながら

 かごめは艶に酔っていた

 

 犬夜叉に、たっぷり愛された後は、自分でも、ゾッとするほど、女を感じる

 後から、後から、身体の奥から溢れてくる

 「はあ〜〜」

 身も心も、犬夜叉に心酔して行く、自分がこわかった

 

 彼がもし、自分の前から、いなくなってしまったら、この火のように

 熱く火照った身体を、どこにもって行けばいいのか

 彼女はまた・・・自分の体を抱き締めていた

 

 ・・・とその時

 

 奈落の城が、わかったぞ!

 仲間の声が、響く

 ここから東へ、三里ほど、いった所に一晩の内に城が消し飛び

 その後には、まるで獣の爪で、抉り取られようになっているとの事たった

 一行は、奈落の影が散らつく、そこに、向かうことになった

 

 (今は、邪念を捨て、奈落を倒す事だけを、考えなくっちゃ)

 かごめは、手に持つ弓矢を、ギュッと握り締め、一点を、見据えた

 

 奈落の城に、近付くにつれ、だんだん霧が濃くなってきた

 「気をつけろ、ひどい邪気を感じる、奈落の罠かもしれぬ」

 

 弥勒が仲間の気を引き締めた

 

 その時、桔梗の死魂虫が、一行の頭上の舞い降りる

 

 「きっ桔梗・・・近くに居るのか」

 

 犬夜叉の顔色が、サーーッと変わる

 

 (イヤッ、そんな顔、しないで)

 

 彼の狼狽した態度に、かごめの胸はズキンと痛んだ

 

 桔梗は、鬼女、裏陶の奇術により、無理矢理、甦らされた

 大かたの、魂は、かごめに帰ったが

 犬夜叉に裏切られた、悲しみのまま死に、その怨念に、突き動かされ

 未だ、成仏できないでいた

 うら若き、女の死魂を集め、死魂虫を操って自身の体を動かしていたのだ

 

 「桔梗・・」

 

 今にも死魂虫に誘われ桔梗の元へ行ってしまいそうになっている

 犬夜叉を後にかごめは走りだしていた

 

 「かっ、かごめ」

 「かごめ様」

 「かごめちゃん」

 

 仲間達の引き止める、声も聞かず、奈落の罠に入って行く

 

 桔梗の事となると盲目になる

 犬夜叉の、そんな姿など見たくなかった

 桔梗の元へなど行かず私を・・・追い掛けてきてほしい

 

 かごめは、霧の奥へ奥へと入って行く

 すると、突然、濃い霧がフッと消え辺りは深い森が広がっていた

 ひときわ大きな大木の木の下に巫女姿の美しい黒髪の女が立っていた

 

 「きっ・・桔梗・・・」

 

 彼女も、また奈落の発した、邪気に誘われ此処迄やってきたのだった

 まるで、鏡を見ているように、自分と瓜二つの顔をし

 険しい表情でこちらをみていた

 

 「お前、なぜここに、犬夜叉は・・・犬夜叉がいるのか・・」

 

 かごめは、真直ぐ、桔梗を見つめる

 一点の曇りも無く、見る彼女は、桔梗が犬夜叉に

 会いに行くのを、阻止するかのようだった

 そんな目で見られ、桔梗の、女の勘が、働いた

 

 「ふっ・・お前、犬夜叉と、契ったのか・・・生きていれば・・

 この私が犬夜叉を慰めたものを・・・・」

 

 「やめて・・・そんな言いかた」

 

 「犬夜叉は、今は、お前の側にいるが、いずれは私の元に・・・帰ってくる」

 

 「そんな事・・・絶対にさせないわ」

 

 一人の、男をめぐり、二人の激しい火花が、飛び散る

 そして、互いに、行く手を一歩も、ゆずらない

 

 「かごめ」

 

 犬夜叉の声がし、一気に二人の、緊張の糸が切れる

 

 「無事だったのか」

 

 かごめの、姿を見つけ、ホッとするのも束の間、すぐ側に

 悲しい顔で、自分を見つめる桔梗がいた

 

 「きっ・・・き、桔梗・・・・」

 

 犬夜叉は、桔梗から、目をそらせず、その中に。取り込まれているようだった

 

 (犬夜叉、どうして・・どうして、私を見ないの・・・ヤダッ・・やめてよ・・・イヤ・・・

 イヤァァァーーーーーーーーーーー)

 

 はたと、見つめ合う二人に、かごめは、我慢ができず、その場を走り去る

 頭を、かかえ今、見た現実から逃れようと、ひたすら走り続ける

 

 (はっ、かごめ)

 

 犬夜叉が、振り返ろうとした時

 

 「犬夜叉」

 

 桔梗は、すがるような目で、彼を引き止める

 犬夜叉は、自分の身が、二つに引き裂かれて行くのを感じた

 桔梗は、犬夜叉の頬に、そっと手を添えて、さらに、彼を苦しませる

 

 「・・・かごめに、慰められたのか・・・犬夜叉・・・・たった一度、お前に、愛され・・・

 そして、裏切られ・・死んだ」

 

 「きっ、桔梗・・・」

 犬夜叉は頬に、置かれた桔梗の手を、握る

 

 「あの時、お前を、憎みながらも、また愛されたいと、どんなに、

 乞い願っていたか・・・お前には、わかるまい・・・わかるまい、犬夜叉・・・・」

 

 悲しい、涙を流し、言葉を詰まらせながら、犬夜叉の胸にしなだれた

 五十年前の、あの船着き場が、蘇り、あの時と、同じ様に

 犬夜叉は、桔梗を、きつく抱き締めた

 

 「桔梗、桔梗、桔梗、ききょうぅぅ・・・」

 

 うわ言のように、唱えながら、お互いの、体をまさぐりはじめる

 

 「あああーー犬夜叉・・・いぬやしゃぁぁーーーーーーーーーーっ」

 

 その時、犬夜叉の背中に、痛みが走る、桔梗が彼の背に、爪を立てていた

 

 「しないで・・・桔梗には、しないで・・・・・・」

 

 (はっ、かごめ)

 

 背の痛みと共に犬夜叉の頭の中で、かごめの声が響いた

 

 ハッ・・・

 きつく、抱き締めていた桔梗の体を放し後ずさる

 欲望の火を必死に消そうと、俯き、唇を噛み締めた

 

 「そんなに、あの女の事が、気になるのか・・・」

 

 彼女は、悲し気に、すっくと立ち、死魂虫を操り、はじめる

 

 「忘れるな・・犬夜叉、お前の命は、私のものだ・・忘れるな・・・・」

 桔梗は死魂虫と共に、空高く、舞い上がり去って行く

 

 「畜生・・畜生、畜生、ちくしょうおおーーーー」

 犬夜叉は、拳を握り締め、地面を何度も叩きのめした

 

 (どちらか、一人を選ぶなんて、俺には出来ねぇ)

 

 だが、それは二人を追い詰め、傷つける

 分かっていても、どうすることも出来なかった

 

 (はっ、かごめ、お前は今、何処に要る)

 

 何か、イヤな予感がし犬夜叉は直ぐさま彼女を探そうと走り出した

 

 (犬夜叉は、追ってこない・・・はああ〜犬夜叉は桔梗と・・・・ヤダッ、そんなの考えたくない・・・・)

 「うっ・・・ううっ・・」

 

 かごめは、自分の身が、嫉妬に狂い汚れて行くような気がして

 身を浄めようと滝の方へ近付く

 水量が多くそのまま滝壷へ、流れて行きそうだった

 

 このまま、身を投げれば、この苦しみから、開放されるだろうか

 でも、私が死んだら、犬夜叉は、桔梗の元へ行ってしまう

 そんなのイヤ、だったら、犬夜叉を道連れに・・・・

 バカね・・・これじゃ桔梗と、同じじゃない

 私は、犬夜叉に、生きててほしい、そう、願っていた筈なのに

 

 かごめはぼんやり考えながら滝壷の方へ身を出した

 

 「危ねぇーーー」

 

 バッと犬夜叉が、かごめの体を止め身を倒した

 

 「バカヤロウ、死にてぇのか」

 

 「・・・・ずいぶん、遅かったじゃない、桔梗と・・・寝たの・・・・」

 

 俯いて、うなだれた、かごめが恨めしく呟く

 

 「・・・・なっ・・ば、バカヤロウ・・・そっそんな事するわけねぇ」

 「何、動揺してるのよ、やっぱり、・・・うっ」

 

 かごめは、思わず滝壷へ、駆け寄る

 「やっやめろ」

 犬夜叉は、かごめの腕を、掴むが、その手を振払う

 

 「桔梗に触れた手で、私に、触らないで!!!」

 

 物凄い形相で犬夜叉を、睨む

 

 「かっ・・かごめ・・・」

 

 目を、見開き驚愕の表情で、かごめを見つめる

 そんな犬夜叉を見て、かごめは我に返り

 

 「はっ・・・イヤッ・・イヤーーーーーーーー」

 

 かごめは、手で顔を伏せ、その場に泣き崩れる

 嫉妬に狂る般若のようになり、そんな、おぞましい顔を

 彼に見られて、身を震わせながら、はえずり、遠ざかる

 

 「イヤーっ、見ないで、見ないでぇーーーうっ・・ううっ・・うわあああぁぁぁっっーーー」

 

 「かごめ」

 犬夜叉は、狂態に嘆き悲しむ、かごめを抱き締め、気を沈ませようとする

 

 「お願い、見ないで・・うっ・・うう・・・」

 

 犬夜叉の暖かな温もりで、かごめの声のトーンがしだいに下がって行く

 彼は、彼女の涙を唇で、ぬぐい、ついばむ様に口づける

 次第に嫉妬の影は消え、代わりに甘えた目で犬夜叉を見つめ・・・

 

 「抱いて・・・抱いて、犬夜叉」

 

 かごめは、犬夜叉の衣を脱がし、彼の体を貪欲にまさぐりはじめた

 

 「・・・ぁ・・ぁあ・・・いぬやしゃ・・・貴男が欲しい・・・」

 

 性急に求めるかごめを犬夜叉は少し乱暴に押し倒す

 はぁ、はぁ、と荒い息を吐きながら首筋、肩、胸と体に噛み付くように 互いの唇を体に這わせる

 その間くねくねと体を曲げ二人は纏っている物を脱ぎ捨てていく

 

 「・・・ぁ・・ぁあ・・・いぬやしゃ・・・きて・・・」

 「か・・かごめ・・・。」

 

 犬夜叉はゆっくりとかごめの恥貝に自身を入れ、彼女の中をグルグルとかき混ぜる

 ひとしきり中の味をたっぷりと楽しんだ後、奥をこするように突く

 

 「はぁぁぁ・・・かごめ・・・・」

 

 かごめの肉が絡み付く感覚に次第に野生のオスになっていく犬夜叉

 腰の突きが激しく一定のリズムを刻みだす

 腰の動きに連動するようにかごめは体を上下左右にくねらす

 

 「あああぁぁぁっっっっ・・・いいわ・・ああんん・・・んんんんっっっっっーーーっ」

 

 かごめは、野獣のような声を上げ犬夜叉の下で淫れる

 

 (そうよ・・・もっと狂わせて・・・なにもかも忘れてしまうぐらい

 わたしを・・・めちゃくちゃにしてぇぇぇぇーーーーーっっっっっ・・・・・・)

 

 「ぁぁああ・・・もっと・・もっと突いて・・ああんん・・ああんんんんっっっーーーっ」

 

 まだ物足りないとしがみつくかごめを一旦引き離し

 自慢の腕力でヒョイとかごめの体を片腕で一本で浮かせる

 そしてそのまま後ろから入れ突き上げた

 丁度犬夜叉に突き刺されている様に体が浮き腰を動かす度

 かごめの体は宙を舞う

 

 「ああああ・・いぬやしゃ・・・いかせて・・逝かせてぇぇぇーーーーーっ」

 

 犬夜叉の激しい突きにかごめはするりと地面に落ちる

 逃げたかごめを逃すまいとすぐに交わり狂ったように打ち付ける

 犬夜叉の突きにかごめの体が地面を前進していく

 発作をおこした病人が苦しさの余りもがく様にかごめは犬夜叉を掴み引っ掻く

 

 「あああぁぁぁぁぁっっっっっっーーいく・・い、いく〜〜〜っっっーーーっ」

 

 激しく舞っていたかごめの動きが止まると中のヒダが痙攣し犬夜叉自身を包み込んだ

 

 その時!!

 

 「うっっっ・・・・」

 

 ズキン・・・・・背に、痛みが、走る

 ぎぎぃっっ・・・

 かごめは絶頂と同時に爪を立て愛の印をゆっくりと刻んでいた

 

 (きっ・・・桔梗・・・・)

 

 カッっと目を見開き背中の痛みに身を堅くする

 犬夜叉は・・・また、かごめと桔梗を重ね合わせていた....。

 

 了

 


解説

 これは『罠』の続きです!

 

 原作でも、かごめは桔梗に嫉妬していますが

 可愛いものです、ホントはもっとドロドロしているのでは・・・?

 と書いたんですが・・・これから先きこの三角関係はどうなるのか

 楽しみです

 


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