free hosting   image hosting   hosting reseller   online album   e-shop   famous people 
Free Website Templates
Free Installer

←前  次→



古都野/文


 辺りは、闇と、静寂に、つつまれていた

 仲間たちの寝息を後にして、犬夜叉は

 一人少し離れた木に座り、背をもたれさせた

 

 月明かりに照らされた、横顔は、欝悶の愁いをていし

 何度も、ため息を吐きながら、回想していた

 

 「犬夜叉!!」

 

 彌勒が肩をつかみ、呼び止めた

 

 「ねんごろに、なった二人を、咎『とが』める気はありませんが、敵を追っている最中に

 失踪するのは、些か感心できませんな、我々の命に関わる」

 

 宿敵奈落を追っていた、五人だったが途中

 犬夜叉と、かごめの姿が、いなくなり

 半日程、三人は、足留めをされていた。

 

 夕方近く犬夜叉らは仲間たちに追い付いたが

 二人の異態で、すぐサッした彌勒に

 早速、クギを刺されたのだった

 

 「ケッ、んなこたぁわーてるよ、言われなくとも」

 

 腕組みをしながら、彌勒に言われた事を思い出し

 少し不機嫌に吐き捨てた

 犬夜叉とて、このまま、かごめとの関係を

 ズルズルさせるのは

 お互い良い結果を招かない事は十分わかっていた

 奈落の事もだが、桔梗の事か大きな因由となっていたのだ

 桔梗が、奈落に再度、襲われ、命を奪われかけた時

 桔梗を守り、そして共に、奈落を討ち果たそうと誓いあった

 

 かごめは、元々この世界の人間ではない

 いずれ元いた所に帰らねばならない

 そう心の片隅で感じていた犬夜叉はこの事を機に、かごめと別れる決心をするはずだった

 

 桔梗の事で、傷心の沙汰で自分の国に帰っていた、かごめは

 意を決したかのように犬夜叉に会い再びにやって来た

 

 「向こうに帰って色々考えたの、桔梗の事、犬夜叉の事、私の事・・・

 ただね、桔梗も私と同じだって気随たの、そしたら少し、気が楽になった

 桔梗も私も・・もう一度犬夜叉に会いたいって・・・」

 

 どんな事が起ころうと、あなたの側にいる、離れたくないの・・・

 そんな、かごめに、愛しさが増し犬夜叉は受け入れてしまう

 

 離れる事なんて、できなかったのだ

 こんな中途半端なまま、かごめと情を深めてしまったら、きっと彼女を傷つける

 

 そんな事は百も承知だった、だかどうする事も出来なかった

 あの馨しい匂いと、極上の味は、犬夜叉を情乱し、誘引させた

 

 (はあ〜〜っっ・・・かごめ)

 

 今朝の情事を、想い出した犬夜叉は

 下腹部が、熱くなるのを覚えた

 しなやかで、円微を帯びた腰のライン

 薄ピンクに染まる柔らかな肌

 切な気な声で、自分の名を呼び

 艶かしい唇で喘ぎ続ける彼女の媚態

 「ちっ・・・ちくしょう・・・」

 

 たまらなくなった、犬夜叉は

 自分自身を扱きはじめた

 

 「はあ、はあ、はあ、はあ・・・・」

 

 手の動きが早まり犬夜叉の息が、荒く激しさを増して行く

 目を閉じて浮かんで来るのは、淫媚な腰付きで、少年を誘うかごめ

 

 (かごめ・・・)

 

 もう少しで、思いの丈を放とうとした時

 後ろの方から、誰かが近付く、足音がした

 犬夜叉は、慌てて逸物をしまい、自分の側に来るであろう

 その優しい匂いの持ち主をまった

 

 「何だよ、眠れねぇのかよ」

 

 さっきまで、淫らな彼女を想像し

 自慰にフケっていた事を、悟られまいと

 極めて、冷静な態度で接する

 

 「あっ、うん、だってお昼ねイッパイしちゃったし」

 

 はにかみながら、犬夜叉の隣に、シッポリと座り

 潤んだ瞳で、見つめる、かごめは

 生娘とは違う、艶美な色香を、漂わせていた

 

 はっ、としながらも犬夜叉は冷静に理性を保とうと勤めた

 

 「ああ・・そういやー良く寝てたな」

 「もう・・ヒドーイ」

 「それより犬夜叉は眠くないの、昨日からずっと戦ってたし

 私をおぶって走ってたし、それに・・・・・さっきの事だって・・・」

 

 上目使いに恥ずかしそうに尋ねた

 

 「けっ俺を誰だとおもってんだ、人間と同じにすんな」

 

 いくら半妖とて体を休まないことは、できない、

 ただ、かごめと交わって

 愛蜜を飲んだため、体力、精力が、増しているのだ

 

 もうこれ以上、かごめと、情を交わす事は

 出来ないと、決めていた犬夜叉は

 情を交わした事はフレず、彌勒に言われた事を、一部始終伝えた

 

 「そう・・・みんなに悪い事しちゃったね・・ゴメンネ」

 

 「べつにお前が謝る事じゃねえよ・・これから二度としなきゃいいんだ」

 

 「・・・それって・・・・何もなかった事にしようってこと・・・」

 

 何か決意したような、横顔を見て、かごめは、おそる、おそる聞くと

 

 「かごめ、俺達、奈落を追っているんだせ、危険を承知で

 こっちに残ったんじゃねぇのか」

 

 犬夜叉は、正面を見据えたまま、一言一言、噛み締めるように言った

 奈落に弱味を見せる事は、即死につながるのだ

 

 あの熱く甘い関係が、続いていると思っていた、かごめは

 犬夜叉の、冷淡なセリフで、彼女は愕然とする

 重苦しい空気が、二人をつつんだ

 犬夜叉は、これ以上何も言えなくなっていた

 

 本心は、桔梗との事が、原因なのだが、桔梗の事を持ち出したらもっと

 かごめを傷つける・・・いや、もう十分傷つけていた、

 犬夜叉は額から、冷たい汗がタラリと流れ、唇を噛み締めた

 

 自分が、シヨックを受けているのを、見せたくない

 かごめは、健気に明るく、振るまった

 

 「そ、そうね、あの事はなかった事にしましょ、チームワークが乱れちゃうもんね

 あは・・私、あの時どうかしてた・・犬夜叉が竜神鬼と戦っているのに

 抱きとめられて、ドキドキしちゃって・・・・・

 でも、ちゃんと受け止めてくれて、うれしかった、それだけで・・十分」

 

 言葉と裏腹に、かごめの心は冷たい風が吹き、

 小さな肢体は震えていた

 涙が、雨粒のように、後から後から流れ

 何かに胸を、押し潰されたような痛みが生じた

 

 「うっ・・・うっ・・」

 

 かごめの方を、見ないようにしていた犬夜叉は、涙の匂いを感じ

 衝動的に、かごめを抱き締め口付けた

 

 右手は頭を押さえ、左手は彼女の背中にまわし

 長い長い、キスの沈黙がつづく

 

 二人は欲情の疼きを、暗黙に了解しあい、唇を重ねたまま

 お互いの衣服を、剥ぎ取り、荒い息を重ね合った

 

 「はああ、はああ、はああ、はあああー・・」

 

 (もう・・どうなたってかまわねぇー、細かな理屈や、建て前なんかいらねぇ

 ただ、自分の腕の中いる女を抱きたい欲望の赴くまま彼女を征服したい・・)

 

 犬夜叉は嬲るように胸を揉み

 狂おしく首筋に、唇を這わせ鎖骨から胸の谷間に移して行く

 乳房に食らいつき、コリコリした先端を舌で円を描くように撫でる

 更に下唇と上唇で何度もつまみ吸う

 

 「・・・ぁ・・・はぅ・・・ぁっ・・・ぁぁっっ・・・」

 

 かごめはピリピリくる快感に腰をクネらせ犬夜叉を誘う

 彼等は座ったまま一つになり激しく下から突き上げた

 

 「・・ぁ・・はあん・・はぁん・・・はぁ、はぁ・・ああ・・・ああんん・・・」

 

 かごめは、犬夜叉の首に腕を絡ませ

 その狂態な、腰の突きに、身を任せる

 汗がしぶきのように飛び散り髪が乱れ舞う

 

 犬夜叉は、かごめの上体を倒し両足を一まとめに高く上げ

 何かに取り憑かれた様に陰部を刺し続けた

 

 「あん、あん、あん、あん・・・ぁぁぁああんんん・・・」

 

 かごめは、魚のように口をパクパクさせ声にならない声で喘ぎつづける

 頭を、プルプルと、ワナナキ喉を弓なりに反らせた

 

 

 色情の果てに労苦の裁きを受けると

 認知しながらも愛欲の罠にはまっていく二人

 

 かごめは子宮から生じる、強い歓びに震え甘い喘ぎをあげ続ける

 体をピンと張り戦慄に似た痙攣が、絶えまなく生じた

 全身の力が無くなり、グッタリする彼女を感じ彼は終極を知る

 

 犬夜叉は、かごめの両足を開き岩清水の様に

 チョロチョロと湧く愛液を喉を鳴らしながら

 ゴクリと飲み干した

 

 彼は、今だ情欲に満ちている肉樹を、自分自身で慰め

 なまめかしく、横たわっている、かごめの腹部に射った

 

 生暖かいものが、躯に触れるのを感じ

 かごめは、ふと顔を上げた

 

 目に飛び込んで来た乳泊色の液体は

 現代っ子のかごめにとって一目で何であるかが認識できた

 

 (これが・・・男の人の・・・・)

 

 お腹の上にある彼の体液は思った以上に量が多く

 タラタラと下に流れていた

 

 「ごめん・・オレ、オメ−を抱き始めると、ワケ、ワカンなくなっちまって・・・」

 

 犬夜叉は艶かしく横たわっていた、かごめを見て

 欲情し粗相をしてしまった事を侘びた

 

 「いいの・・平気よ」

 

 そういって、彼の情欲の思いを手ですくい上げると

 かごめは美味しそうに啜った

 

 ほろ苦い味が、口いっぱいに広がって行くと

 彼に征服された筈なのに、逆に彼を、支配した様に思えた

 

 その行為を見ていた犬夜叉は胸が熱くなり、またかごめを、きつく抱き締めた

 

 「かごめ、・・オメ−と、こうなっちまうのは、やっぱ、いけねーと思った

 でも、・・手後れみてーだ、俺、もう、止まらねぇんだ・・・」

 

 「犬夜叉・・・私は前からこうなりたいと思っていたの、だから・・・・

 とっても、幸せよ・・」

 

 「かごめ・・・・・」

 

 二人は抱き合ったまま、ずっと見つめていた、が、ふと

 かごめが愁いだ眼差しをして呟く

 

 「一つだけ、我がまま、言っていい?・・」

 「ん・・?、なんだ」

 「・・・でね・・・しない、でね・・」

 「えっ?」

 「桔梗には・・・しないで・・・・・」

 

 犬夜叉はズキンと胸が痛んだ桔梗に会いに行っても桔梗を守ると言っても

 いつも気丈に振る舞っていた、かごめ

 

 だが実際は・・・彼女は傷付き行き場の無い気持ちを胸に閉じ込めていたのだ

 

 「ああ・・・わかってる・・」

 

 犬夜叉は撚りいっそう彼女をきつく抱き締めた

 辺りは朝靄が立ちこめ薄明かりが差しはじめていた

 

 

 


解説

 これは『覚醒』の続きです

 

 私個人の独自の解釈と飛躍させた部分があるかと思います

 こうだったら面白いだろうな〜って事で書きました

 

 あとやっぱり初期のものなので文章が未熟ですね

 読みにくくて、ごめんなさい・・・。

 


感想メールを送る

 お名前:
 

 メールアドレス(記入しなくてもOKですが、そのかわり御返事が書けません):
 

 メッセージ:
 

 

掲示板に感想を書く(皆様の感想が投稿作家様の創作の活力になります!!)

戻る