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12月24日
深夜
「・・・本当に俺は奴に勝てるのだろうか。」
星は見えるが暗い部屋の中・・・・
その暗闇の中うっすらと光る長剣が立てかけられている。
「この地の聖霊剣の力、それを使いこなせばやつに勝てると
あのばーさんは言っていたが、俺にそれが出来るのか。」
俺の脳裏にはかつて一度として勝つことは出来なかった
あの黒い鎧を着た男の姿が浮かんでいた。
今までの事からはっきり言って俺には勝つ自身は全くない。
それどころか俺は恐怖心さえ覚えている。
手の震えが止まらない・・・寝ようと思っても何か悪夢にうなされそうでそれすらも出来ない、
最低限明日の戦いに備えて体を休めようとベットに横になるが、
それでもやはりよからぬ事ばかりを考えて心が休まらない。
再び置き上がり窓の外を見る・・・
「本当に俺は奴に勝てるのだろうか・・・」
再びその台詞をつぶやいた。
コンコン・・・
「起きてる?」
「あぁ・・・」
「あの・・・入ってもいい?」
「・・・どうぞ。」
パルフェだ。正直俺は愛しい人の前でこんな無様な自分を見せたくはなかったが、
押し寄せる不安のために別の行動を取ってしまった。
「眠れないよね・・・私も眠れないよ。
もしあなたがこのまま帰ってこなかったら・・・
そんな事ばかり考えちゃって・・・」
「大丈夫だよパルフェ。
俺は絶対に戻ってくるさ。
せっかく見つけてた宝物を失ってたまるかよ。」
嘘だ・・・
「ふふ・・・・ねぇ、横いい。」
「あぁ・・・えぇ!?」
そう言うとパルフェは俺のベットの横にちょこんと座った。
抱き寄せようと思えばすぐに手が届く距離にだ。
「私怖いの・・・怖くて眠れないの。
・・・だめだよね私。
待つほうの私がこんなに弱気になっちゃうなんて。
ねぇ、絶対返ってくるよね。」
「当たり前だ。
俺は絶対にお前の・・・パルフェの元に返ってくる。
必ずだ・・・」
「でも・・・あの黒い鎧の男と戦うんでしょ。」
「・・・心配は要らないよ。
二度も三度も同じ奴にやられるかよ。
それに大魔道士のばーさんも言ってたろ。
俺がこの・・・地の聖霊剣の力を使いこなせれば勝てるって。
だから・・・俺は絶対に負けないさ。」
虚勢だ・・・
「ふふふ・・・あなたと話しているとやっぱり落ち着く。
だめだね私・・・・あなたがこんなにも気を強く持っているのに、
私ばかりが気弱になっていて・・・
ごめんなさい・・・こんな真夜中に押しかけちゃって。
私・・・あなたの邪魔になると行けないからもう寝るね・・・」
「待ってくれ!!!」
立ちあがろうとするパルフェの腕をつかんだ。
「行くな・・・行かないでくれ・・・・・・」
「・・・」
「怖いさ・・・本当は・・・・・・・・
怖くて怖くて仕方がないさ・・・」
俺は震える手でパルフェの肩を抱き寄せた。
それと同時に今まで押さえていた感情が爆発した。
「なぜ・・・俺があいつと戦わなければならないんだ!!
俺は、俺は・・・普通の人間なんだよ・・・
この世界の人間じゃない・・・剣での戦いのない世界の人間なんだよ。
情けないよ・・・・・俺がこの世界で前の世界の記憶さえなければ
俺はこんな恐怖を味あわなかった。
剣で戦うことが普通だと考えていればこんなにも恐怖はなかった!!」
俺は震えながらたまっていたものを吐き出すように叫んだ。
「俺の体は・・・剣を扱う事は覚えている・・・・・・
けど・・・俺の心は剣なんて扱えないんだ!!
魔法なんて概念は空想なんだよ!!」
「・・・・・・」
「俺は強くない・・・俺は臆病なんだ・・・・・・
こんなにも・・・・・勢いで俺が倒すと言ったけど・・・
俺には無理だ・・・・・・何も出来ない
ただの・・・・ただのよわッちい人間なんだよ!!」
「ねぇ・・・人間はみんな弱いのよ・・・・・・
私も・・・あなたも・・・そして黒い鎧を着たあの人も。
弱いから人は助け合うし弱さに耐え切れないなら人間は罪を犯すの・・・
あの人も・・・昔何かとても悲しい事・・・耐え切れない事があって
世界を滅ぼそうとしているのよ。
私も今こうやって不安になっているし、お母さんが
死んだ事実も永く受け止められなかった・・・・・・
でも私にはあなたがいた・・・だから乗り越えられた・・・」
「パルフェ・・・」
「この世界を救うために戦うあなたがどんなに不安を感じているか・・・
それは私には・・・うぅん・・・たぶんあなた以外には分からないと思うの。
でも・・・その不安を打ち明ける事は悪い事じゃないのよ。
私は・・・・・・それをいつでも受け止めるから。」
「パルフェ・・・ありがとう。
俺は・・・恐怖から逃げていたんだ・・・・・・
この世界の人間じゃないという事を盾にして・・・・・
乗り越えようとせずに・・・・・ただ逃げていたんだ。」
俺はぎゅっとつかんでいたパルフェの肩から手を離した。
薄明かりの中見える彼女はとても美しく、
俺にはすべての不安を拭い去ってくれる天使のように見えた。
「・・・・・私が刺されて死にかけた時の事・・・・・・
憶えているよね。」
「え・・・あぁ。」
「今も・・・あの時と同じ・・・・・・。
言葉や気持ちだけじゃ・・・・・足りないよ・・・・・・」
「え・・・・・・」
「今度は私を・・・・ちゃんと行動で示して・・・・安心させてよ・・・・」
「・・・・・・・」
俺はパルフェに接吻をし、彼女をベットに寝かせた。
潤んだ瞳で俺を見るパルフェに俺は眼で了承を得ると、
彼女の胸にネグリジェの上からやさしく触った。
「く・・・・ふ・・・」
くすぐったいのか彼女は身をよじらせ吐息を吐いた・・・
「まだ小さいな・・・」
「はみゅ〜・・・・気にしているのに・・・」
自分自身・・・そして彼女の緊張を和らげるために俺はそう軽口をたたいた・・・
まぁ彼女がその事をよほど気にしていたら軽口にはならないのだが・・・
少し緊張がほぐれた俺は彼女のネグリジェに手をかけ、そっと服を脱がせた。
薄明かりの中下着姿の彼女は、とても幻想的に見えた。
ふと肩を見ると先ほど俺が掴んでいた部分が赤くなっていた。
「俺は・・・・こんなに強く掴んでいたのか?」
「気にしないで・・・私はあなたの支えになれてうれしいから。」
「パルフェ・・・・・」
俺は再び彼女に口付けをすると、彼女を抱きしめた。
そしてそっとブラを取ると、邪魔なものがなくなり今度はじかにパルフェのまだ固い蕾を指で擦った。
「はぁっ・・・」
刺激が強いのか俺が乳首の辺りを振れるたびに彼女は
控えめだが甘さの混じった声を出した。
俺はその反応がもっと見たくて胸をもみ始めた。
「うくっ!!・・・痛・・・・・」
「すまん、パルフェ・・・・・・痛かったか・・・」
「うん・・・・少し・・・」
俺は少し調子に乗りすぎたと反省し、
胸を優しくもみ、彼女に痛みを与えないようにした。
ゆっくりやさしく振れるたび、だんだんと彼女の呼吸が少しずつ荒くなっていった。
「んっ・・・・ふぅ・・・」
「気持ちいいのか?」
「・・・・分からない・・・変な・・・気持ち・・・」
「胸が小さいと感度がいいって言うのは本当みたいだな。」
「はみゅ〜・・・・それは言わないでよ〜〜〜。」
そう言いながら俺は次のステップに行動を移していた。
そっと彼女の太もものほうに手をやり優しくなで
その手をどんどん上の方へと滑らせていった。
「キャッ!?・・・」
異変に気づいた彼女は短い悲鳴を上げた。
それでも俺は止めることなく一枚の布に隠された彼女の大事なところへと
手を伸ばしていった。
手が到着するとゆっくりその丘に手をやりそして
下着の上から彼女の溝を何度かなぞった。
「やぁ・・・・なんか変だよ・・・・」
パルフェは未知の感覚に戸惑いを覚えて身をよじった。
俺は彼女を守る最後の布に手をかけるとそれを取り除いた。
「やぁ・・・駄目・・・」
「パルフェ・・・足を開いて・・・」
「は・・・恥ずかしいよぉ・・・・・」
「ほら、パルフェ」
俺は多少強引に彼女の足を押し開くと、そこには全く汚れていない谷間が見えた。
「や・・・・・・」
「綺麗だよ・・・・パルフェ。」
「やだ・・・見ないでよ・・・・」
やはり愛し合っているとは言えど、この羞恥にパルフェは耐えられずに
顔を手で覆った。
「しょうがないな・・・」
俺はパルフェを自分の足に座らせた。
「こうすれば・・・・・・俺は見たくても見えないよ。
でも、パルフェの顔を間近に見られるけどね。」
「・・・・・・・」
それでもパルフェは真っ赤になってうつむいてしまった。
しょうがないか・・・そう思いながら俺は手を彼女の秘所へとのばし、
やさしくそこをなぞった。
上の方に隠された真珠を見つけると俺はそこを触ってみた。
「きゃぅ!・・・・」
軽く触れただけなのにパルフェは敏感に反応した。
今度はもう一方の手で真珠を露出させ直にさわってみる・・・
「ひゃぁぁぁ!・・・だめ・・・なんか変だよ・・・」
パルフェの静止を聞かずに更にこすり続けると
だんだんと呼吸が大きくなりパルフェは何かに耐えるように足を閉じた。
それでも更に続けると突然彼女の体に異変が起こった。
「きゃぅ!・・・・うぅ・・・・・」
びくんと大きく彼女の体が跳ね上がると荒い呼吸のままがっくりとうなだれた。
「パルフェ・・・どうした!?」
「はぁ・・・・はぁ・・・・ふぇ・・・・・」
少し涙ぐみ、真っ赤になった顔をこちらに向けると
自分でも何が起こったのか分からないような顔をしていた。
「な・・・なんか・・・飛んじゃうような・・・感じだった・・・」
「イッたみたいだな・・・」
「あれが・・・・・・そうなの・・・」
少し呼吸が落ち着いてきたのを見計らって再び俺は真珠を擦ってみた。
「きゃう・・・」
彼女は再びびくんとはねあがり、荒い呼吸になった。
絶頂の後にこの刺激は強すぎるのか・・・
俺は少し虚ろとなったパルフェを寝かせると
そそり立った一物を取り出した。
「パルフェ・・・行くよ。」
「へ・・・・・」
まだ絶頂の余韻に浸り、虚ろとなっているパルフェの中に侵入を試みた。
「痛・・・・」
だがその入り口は固く、多少ぬれてはいるはずなのに俺の侵入を拒んだ。
ようやく先端辺りが進入を開始したようだ。
「痛い!・・・・」
パルフェはその痛みで正気に戻ったようだ。
パルフェを見ると先の涙とは別に瞳を潤ませていた。
「大丈夫か?」
「うん・・・平気。」
平気とはいったものの・・・こいつが痛いって言う事はよっぽど痛いんだろうな。
俺はあまり彼女にこの痛みを味あわせないよう、
少し入った先端に全体重をかけた。
ブツッ・・・
何かが弾けるような感覚と共にまだあまり湿ってはいない彼女の体内に侵入した。
「・・・・・・・・・・」
パルフェは痛みに耐えるようにぎゅっと目をつぶった。
結合部を見るとまだ全部入りきっていない一物と、
純潔の証である紅い血が見えた。
「パルフェ・・・」
「私は・・・大丈夫だから・・・いいよ、動いても。
やっと・・・あなたと一つになれたんだもの。」
そう言った彼女の顔はすごく苦しそうだった。
だが俺はこうしているだけで絶頂を迎えそうなので
それまでに少しでも彼女を味わいたいと言う欲望に刈られた。
ずっ・・・・
いったん入っていた物を抜くと再び彼女の中へとゆっくり突き付けた。
ゆっくりと動いているとだんだんと中は湿り気を帯びてきた。
それが血であるとは知らずに俺は動きやすくなった彼女の中で
本格的に律動を始めた。
「くぅ・・・」
あまりの快感に俺はパルフェの存在を忘れていた。
そして欲望のまま腰を振りつづけた。
「う・・・・くは・・・はぁっ・・・」
初めはまだ入りきらなかった一物が今は根元まで往復し、
真っ赤に染まったそれは激しく律動を続けて
俺自身に快楽を与えつづける。
だがそれも長くは続かなかった。
どくっ・・・・どく・・・びく・・・・
やばいと思った時はもう遅かった。
正気に戻ると俺は彼女の中に大量の精子を出していた。
そして今まで忘れかけていたパルフェを見ると黙ってそれを受け止めている。
「パルフェ・・・・俺は・・・」
「大丈夫よ・・・・・あなたのなら・・・
私はあなたの子なら何人でも欲しいから。」
まだ彼女に刺さっている一物を抜くと、大量の朱色の液体が流れてきた。
俺の快楽のために苦しんだ液体が。
「俺は君の事を考えずに・・・」
「大丈夫・・・怒ってないよ。
初めてはやっぱり痛いものだと思うよ。
でも・・・・・次はもっとやさしくしてね。」
「あぁ・・・すまん。」
彼女はゆっくり立ちあがると服を着始めた。
「あ、そうだ。
明日の戦いのためにお父さんが昔着ていた服を持ってくるね。」
そういって立ち上がり足を引きながら歩き始めた。
「馬鹿!明日にしろよ。」
「ごめんなさい・・・」
「いや・・・元はと言えばそうなったのは俺のせいだ。
パルフェが謝る事じゃない。」
「う〜ん・・・それもそうね。」
「うぐ・・・・」
納得されるとそれはそれでつらいものがある。
しかし・・・
「強い人間と言うのは・・・パルフェみたいな人を言うのかもな・・・」
「?・・・・・何か言った?」
「寝相が悪ければ即パルフェの部屋に返すといった。」
「はみゅ〜・・・私寝相悪くないよ。」
俺には帰ってくる場所がある・・・
俺には待っていてくる人がいる・・・
こんなにうれしい事はない
だから俺は戦える・・・・・・
この世界のためなどと言うものではなく・・・
愛しい者を守るために・・・
そして俺は約束する・・・必ず帰って来ると。
次の日俺は黒騎士と戦い勝利し、
そして復活した邪龍神も倒す事が出来た。
あれから五年俺は帰ってきた。
「ずっと・・・・待っていたんだよ・・・」
「・・・ただいま・・・・パルフェ。」
終
はじめて投稿させていただく天城勇太郎です。
こんな長い駄文に付き合っていただきありがとうございました。
題材のハートフルメモリーズは割とマイナーかな・・・
ここのHPにもあるリトルウィッチパルフェの続編ですが、
主人公はパルフェではなく青年になっています。
間それのクライマックスを少し変えてちょっとシーンを入れてみました。
気をつけた部分はとにかく主人公と言う人物がいるのに
その名前を出さない事でした。
その方が思い入れのある方の感情移入が出来るかなと思いまして。
簡単ですけど後書きはこれで、
初めての作品なので感想とかいただけたらうれしいです。