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水音だけがバシャバシャと響き渡る。
都心に近く広大な緑を有する神道系高校此花学園の水泳部は、毎年冬休みになると
体力をつけるために沖縄まで合宿に行く。
ここはその合宿場であり、今まさに練習の真っ最中だった。
すでに基礎的な筋力トレーニングなどのメニューは消化しきっており、五十メートルプールの
往復十本を水泳部員たちは行っていた。
もっとも、もうそれも終わりに近かったが。
「よし、それまで! 全員上がれ!」
最後に残っていた一人が泳ぎ切るのを確認すると、水泳部顧問である山内は
ピィーと終了の合図を告げる笛を吹き、声を上げる。
プール内にいた水泳部員たちは順にプールから上がっていく。
そして全員がプールから上がり終わり、山内の周りに集まる。
「長かった合宿も今日で終わりだ。厳しい練習によくやってきたな……」
山内が形式通りのような労いの言葉をかける。
だが、山内のことを知っている水泳部員たちはそれが本当に形式通りだということを
よく知っている。
「以上だ。それでは解散!」
山内の長々とした言葉が終わり『解散』が出て、合宿は終了した。
満天の星々が夜空を埋め尽くしていた。
暗闇を基調とした中で燦々と輝きを放つ空は、さながら荘厳な美術品であろうかのような
美しさを放っていた。
その夜空の下には二人の女性がいた。
「さすがに沖縄は空気が綺麗ね。空が綺麗」
「そうだね」
岸本実穂と石井伊都子。
幼馴染みであり大親友でもある二人。
二人は砂浜に座り、沖縄の夜空を眺めていた。
夕飯も終わり、自由時間に二人は海辺に来ていた。
二人とも赤いジャージを穿いて、体操着を着ているというラフな格好だが、二人とも不思議と似合っていた。
海は合宿所兼宿の場所から歩いておよそ十分ほどの場所にあった。
水泳部の合宿なのだから海で泳げばいいのだろうが、それでは夜の練習が出来ない
という事でそうはならなかった。
海とプールでは勝手が全く違うという事も理由の一つだ。
本来ならば夕食も終わった今の時間は、昨日までならば練習の時間だったのだ。
合宿の最終日のため、夜の練習はカットとなり、自由時間となった。
「本当に綺麗……嫌な事なんて全部忘れてしまいそう……」
伊都子がポツリと呟く。
それっきり、二人の間の会話が止まる。
二人は星空を見つめていた。
ピーピー ピーピー
二人の女性の幸せな時間を奪ったのは、無機質なアラーム音だった。
「あれ、 もうこんな時間なの?」
実穂が腕時計を見る。
デジタルの時計版には、自由時間の終了三十分前を表示していた。
時間にルーズと何度か指摘されているため、実穂は最近三十分前に警告のアラームを鳴らすようにしていた。
「伊都子、そろそろ帰らないと」
「ごめん実穂。私もうちょっとここにいる。先に帰ってて」
「うーん……まあいいか。上手くごまかしとくけど、あんまり遅くならないでね」
なにやら思案顔をした後、実穂は譲歩して帰っていく。
実穂が帰った後も、伊都子は飽きることなく星空を眺め続けていた。
なぜここまで引き付けられるのか自分でも理由はよくわからなかったが。
何時までも見つめ続け、およそ一時間もたっただろうか。
いい加減に帰らないとマズイと思い、伊都子は立ち上がる。
部長ならば別にバレても構わない。
むしろ……
「山内先生には、知られないようにしないと」
考えていたことが思わず口に出てしまった。
「ほう」
立ち上がった伊都子の背後から、低い声が響いてきた。
伊都子にとっては、今最も出会いたくない人物の声。
恐る恐る振り返る伊都子。
そこにいたのは伊都子の予想通り、顧問の山内だった。
「もう消灯時間は過ぎているぞ。石井」
「あ……すみません、先生。時間がわからなくて、つい……」
伊都子は勤めて相手を刺激しないように謝罪する。
山内先生には知られないようにしないと、と言ったのを聞かれているのだ。
「まあ、合宿はもう終わっているんだ。それほど強くは言わないがな」
山内のその言葉を聞いて、伊都子は安堵の表情を浮かべる。
相手が気を許した瞬間に、有無を言わさずに押し切ってしまおうとする。
「本当にすみませんでした。先生、おやすみなさい」
そう言ってすぐに帰ろうとする伊都子。
だが山内は伊都子の肩を掴む。
「もう消灯時間はとっくに過ぎているんだ。部屋の中にいるのならまだしも、
外にいるというのは見過ごす事は出来ないな」
それを聞き、再び振り返る伊都子。
「お前の責任だ」
「え!?」
伊都子は一瞬全てが理解できなかった。
山内の言葉の意味も、山内の表情の意味も、そして自分の体に起こった事も。
だが、強い衝撃を受けた次の瞬間には、全てのことがはっきりと理解できた。
言葉は自分が悪いという事を示しており、下卑た笑いを浮かべているその表情は
自分の身の危険を示していた。
それらを、山内に組み敷かれた格好で理解できていた。
全てを理解して一瞬停止する思考。
だが、本能的に体は動いていた。
「止めてくムグウッ!!」
叫ぼうとしたが、山内に口を塞がれてしまう。
完全に馬乗りにされているうえに両手を押さえつけられているので、もはや完全に
伊都子の動きは封じられた。
「部員に知られたきゃ大声だせよ」
耳元で悪魔のささやきをすると、山内は伊都子の口を塞いでいた手を放し、
首にかけていたタオルで伊都子の両手を手首の部分で縛り上げた。
「まあ、大人しくしていりゃあすぐに終わるぜ」
「どうして、こんなことするんですか?」
悪党の台詞を吐く山内に対し、伊都子は涙を浮かべながら聞いた。
「決まってんだろ。お前を犯したくなったからだよ。お前の責任だ」
まるっきり子供の理屈だ。
それを聞き、逆に逃げだそうという気持ちが強くなった。
「嫌です!!」
縛られた手を振り回し、何とか抵抗しようとする。
それを余裕を持って避けていた山内だが、その手が偶然にも山内の頬に当たる。
「くっ! この!!」
山内は歪め、伊都子の頬に思い切り平手打ちをする。
パシーンという小気味のいい音が響いた。
伊都子の左の頬は赤く腫れ上がり、口からツーと一筋の血が流れ落ちた。
山内の平手打ちで伊都子は大人しくなってしまった。
「へへへ……そうやって大人しくしてりゃいいんだよ」
自分のやったことに少々驚きながら、同時に山内は自己陶酔していた。
「さてと」
言うと山内は、伊都子のジャージを下着と一緒に膝まで下ろす。
「へえ、いい形のマンコしてるじゃねえか」
真っ直ぐに線が入っているだけのシンプルなタイプだった。
花びらのはみ出しも全くなく、おおよそ男の手はおろか自分の手でも触れていないだろう事は
容易に想像できた。
アンダーヘアもほとんど生えていないので、山内ははっきりと観察する事が出来た。
山内は指を入れたりベロベロと舐めたりする。
伊都子はそれを絶望的な表情を浮かべながらジッと耐えていた。
そして、ただこの行為が一分一秒でも早く終わるように祈っていた。
山内はついには舌を伊都子の内部に侵入させ、内側まで丹念に舐め回した。
そしてクリトリスをグッと摘み、舌に感じるその締め付けを楽しんでいた。
「ふう……たまんねえマンコ汁だぜ。それじゃ」
いい加減自分でも飽きたのだろう。
山内はついに自分のペニスを取り出す。
そして、十分に湿り気を帯びた伊都子の中に一気に突き入れた。
破瓜の痛みにも耐え、伊都子は無言と無表情を通した。
ピンク色の液体を流し出す伊都子のヴァギナを、山内は自分の望むままに動かし快楽を貪る。
「いいねえ。キツキツだぜ」
心底嬉しそうな声を上げ、ひたすら腰を打ちつける。
それだけでは飽き足らずに体操着の中に手を入れ、下着の上から強引に伊都子の胸を揉みしだいた。
伊都子の胸はそれほど大きいというほどではないが、それでも人並みの大きさはあり、
形は均等に揃っているうえ、何よりも何時までも飽きの来ない揉み応えに山内は大いに満足する。
「くそっ! もうイッちまうぜ!」
ラストスパートをかけ、ズンズンと掘り返すように動く。
「うおおおおおっ!!」
限界まで我慢し一気にペニスを引き抜くと、伊都子の髪を掴み、伊都子の顔に向けて
思い切り射精した。
大量の精液によって伊都子の顔はドロドロになっており、それは髪や服にまで飛んでいた。
伊都子はそれをずっと保っていた無表情で受け止めた。
「気持ちよかったぜ、石井」
山内は満足げな表情で、砂浜に横たわっている伊都子に向けて吐いた。
「中に出してもよかったんだけどよ、ガキが出来ると何かと面倒だしよ」
山内はクックックと笑う。
「それにしても凄い格好だな。まあ、洗い流す水もあるし大丈夫だろ」
まるっきり他人事のようにいう。
果たしてそれは伊都子に向けた言葉なのか、それとも自分を安心させるための言葉なのか。
「じゃあな。早く寝ろよ」
そして山内は宿へと歩いていった。
しばらくして、一人残された伊都子はヨロヨロと体を起き上げる。
顔を上げた先には、先ほどまで見ていた夜空と星々があった。
『本当に綺麗……嫌な事なんて全部忘れてしまいそう……』
以前呟いた自分の言葉が、いやに空しく心に響いた。
終
車の免許を取りました。およそ二ヶ月かけて。
まあ、それはどうでもいいんですけど………
携帯電話をJ−PHONE(だっけ?)に変えたくなりました。
某誌を読んでいたとき、携帯電話のゲームに此花があるではないですか。
しかし、よくよく読むと@モード対応じゃないんですね。
でも、嬉しいんで書いちまうかと思って。
書いている間に止めればよかったって思いました。
つまんないのに仕上がっちゃったみたいで。
原因は、やっぱりゲーム中にあった出来事そのまま使っているからでしょうか。
Hシーンも少ないしね。
しかも企画段階のタイトルは『悪夢の沖縄』(爆)
とある作品からパクってます。(分かるかな)
コレ、読んでくださる方っているんでしょうか?