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昼下がりの逢引(後編)
ぶいすりゃあ/文


 なる「あ、あのっ、あうっ、あわわっ...」

 赤面したなるが、手をバタバタさせて慌てている。しかし、なるのカラダは、やや中腰の姿勢で固まったまま、動かない。

 その間にも、なるの恥部からは、二人の快楽の証がとめどなく溢れてくる。途切れ途切れに落ちてくる白い雫は、つららのように垂れ下がり、景太郎の腹の上に大きな水玉を作っていく。

 景太郎「わぁっ...」

 景太郎の眼前に、信じられない光景が広がっていた。少し顔を上げれば、見慣れたなるの慌てた顔が目に入る。しかし、少し下に視線を落とせば、泉のように快楽の証が湧き出てくる、なるの恥部。そのギャップが景太郎を混乱させていた。

 生暖かい感触が、景太郎の腹の上に広がっていく。傍から見れば、かなりはしたない状況が、二人の間にしばしの沈黙の時をもたらす。

 やがて、泉から最後の雫が落ち、沈黙を破るようになるが口を開いた。

 なる「景太郎、ゴ、ゴメン...」

 景太郎「あ...べ、別にいいって...」

 なる「いいわけないよ、こ、こんな事...まってて、き、きれいにしてあげるから...」

 なるはきょろきょろと辺りを見回すが、なるの視野には、吸い取ったり、拭き取ったり出来るような物は入ってこなかった。

 なるはしばらく考え込み、おもむろに口を開いた。

 なる「わ、私がきれいにしてあげる...そ、その...」

 顔中を真っ赤にして、なるがどもる。景太郎もやや動揺していたものの、なるのその様子を見て察したのか、若干落ち着いた口調でなるに切り出した。

 景太郎「じ、じゃあ、後ろを向いてくれるかな...オレにも原因あるんだし...オレもきれいにしてあげるから...」

 なる「えっ...」

 

 *

 

 景太郎「わ、ど迫力...」

 なる「け、景太郎...な、なんか、思いっきり恥ずかしい気がするんだけど...」

 仰向けに寝ている景太郎の上に、尻を景太郎の顔の方向に向けて、なるが四つん這いになっている。景太郎の目の前に、胸よりも大きいなるの尻が広がり、その下には、わずかに白い雫が残る、なるの恥部があった。

 景太郎「もうちょっと、後ろ下がって、腰、下ろしてくれる?」

 なる「(あぁ...何でこんなことに...)」

 半分、自業自得であるものの、幾分抵抗感を感じながら、それでもなるは、素直に景太郎の指示に従っていた。なるの恥部が、景太郎の鼻先辺りまで降りてくる。自らの快楽の証に混じり、なるの蜜が少し恥部から溢れていた。

 景太郎は今にもしゃぶりつきたい欲求を押さえ、わざと意地悪気味に、なるにささやいた。

 景太郎「じゃあ、始めてくれる? 始めてくれたら、オレもきれいにしてあげるよ。」

 なる「ふ、ふぇ〜ん、景太郎の、ヒキョー者ぉ...」

 ベソをかいたような声を上げながらも、なるは景太郎の腹の上に広がる白い水玉に舌を這わせて、ぴちゃぴちゃと舐め始めた。

 なるは、子犬が食事をするかのように、自分と景太郎の快楽の証を舐め回し、少しずつ口の中へと運んでいく。景太郎は、しばらくなるの舌先の感触を感じていたが、おもむろに自らの舌を出すと、なるの恥部を舐め始めた。

 なる「ひゃんっ(はぁと)...く、くすぐったいよぅ...」

 景太郎「こらこら、お口がお留守になってるぞ。続けて、続けて。」

 なる「え〜ん...景太郎がいじめるぅ...」

 なるは、完全に景太郎のペースに乗せられ、股間を景太郎に舐め回されながら、ひたすら景太郎の腹を自分の舌で掃除していった。

 やがて、残りわずかになった頃、なるは、ふと目の前を見つめた。すると、天井に向かってそそり立つ景太郎の逸物が目に入った。

 なる「(よ、よ〜し...見てなさいよ...!!)」

 なるは、やや左側に体重をかけると、右腕を動かし、景太郎の逸物の辺りまで手を伸ばした。手の平で逸物を包囲すると、なるは機を見て一気に景太郎の逸物を掴み、いきなりしごき出した。

 景太郎「うひゃあっ!!」

 下半身から、突き上げてくる快楽に、景太郎が思わず情けない喘ぎ声を上げ、なるの恥部から舌を離した。

 なる「こらこら、お口がお留守になってるぞ。続けて、続けて。」

 なるが、挑発的な口調で、景太郎にお返しをする。景太郎の逸物をしごいたまま、なるは再び景太郎の腹に舌を這わせた。

 なるの絶妙なしごきと舌なめずりの波状攻撃の前に、景太郎の理性は吹き飛びかけていた。

 景太郎「ひぃぃ〜っ!!な、なるっ、頼むから、やめてよ〜っ!!」

 なる「あははーっ、何言ってんのよ、こんなに大きくさせてさぁ...ほれほれ〜っ(はぁと)」

 先程までの言動とは逆に、ひたすら情けない景太郎の喘ぎと、淫猥に満ちたなるの笑いが部屋中に鳴り響く。なるの目は妖しい光を放ち、膨れ上がった景太郎の逸物に釘付けになっていた。

 景太郎「お、お願いだよぅ、こ、このままじゃ、おかしくなっちゃうよ〜っ、ひっ、ひぃぃ〜っ...!!」

 なる「...じゃあ、もういじめたりしない?」

 景太郎「し、しません、しません...調子に乗りすぎたよぅ...ご、ごめんよぅ...」

 なる「...わかれば、よろしいっ!!」

 なるは、ようやく景太郎の逸物から手を放した。なるは、景太郎の腹の上に落ちた快楽の証を、一滴残らず舐め尽くすと、艶っぽい声で景太郎にささやいた。

 なる「もっと、気持ちよく、してあげるからぁ(はぁと)...だから、景太郎も、ねっ...(はぁと)」

 なるの舌が、膨れ上がった景太郎の逸物をやさしく舐め始めた。すっかり観念した景太郎も、再びなるの恥部に舌を這わせ、舐め回し始めた。なるが、景太郎の逸物を咥え込む。景太郎がなるの渓谷に舌を差し入れる。

 静寂を取り戻した部屋の中で、二ヶ所から響いてくる、妖しい水音。二人の恥部が、互いの唾液で濡れていく。攻めと守りが交錯する中、二人の感情は、いつもとは異なる興奮に昂ぶっていく。

 やがて、二人は、さらなる刺激を求めて、お互いの口を放した。

 なる「ねぇ...お願い...きてぇ...(はぁと)」

 四つん這いの姿勢で尻を上げ、なるが、景太郎に甘くささやく。景太郎は、自分の頭の方向にカラダをずらして、なるのカラダの間をすり抜けた。そのまま、なるの後ろに回りこみ、なるの尻を両手で抱え込む。

 景太郎「絶景だよ、なる...お尻の穴まで丸見えだ。」

 なる「へへーん、すごいだろ。いつまでもぼさっと眺めてないで、早くきなよ、ほれほれ(はぁと)」

 なるがモノ欲しそうに尻を揺らす。二人の口調は、やや挑発的になっていた。静かだか激しい舌戦(?)の結果、二人のカラダは火照りまくり、異様なまでに感情が昂ぶっていた。

 景太郎は、逸物の先端をなるの恥部にあてがうと、予告なしに、いきなり挿入を開始した。なるの唾液に濡れた景太郎の逸物が、景太郎の唾液で濡れたなるの恥部を割り、抵抗感もなしにずるずると挿入[はい]っていく。

 なる「はぁっ...何だか、とっても、キモチ、いいっ...(はぁと)」

 まるで温泉に浸かっているかのように、なるが呟く。景太郎は、逸物を半分ほど挿入[いれ]ると、なるに低い声で囁いた。

 景太郎「...ガンガンいくよ...そりゃぁ!!」

 なる「きゃはっ!!」

 景太郎は、叫ぶと同時に、激しく腰を突き出した。いきなり突き上げてきた快楽に、なるが悲鳴に近い声を上げた。

 なるの膣中[なか]を、景太郎の逸物が激しい速度で往復する。なるの膣中[なか]は、ねっとりと滑り、景太郎のピストン運動をサポートする。

 景太郎の下腹部と、なるの尻がぶつかり合う。淫猥な水音は、部屋中に鳴り響く、手拍子のような音にかき消されていた。

 勢い余って、景太郎の逸物が、なるの恥部から引き抜ける。

 なる「やんっ、抜いちゃ、やだよぅ(はぁと)」

 景太郎「へへっ、わるいわるい。もう一回いくよ、てぇいっ。」

 なる「きゃんっ!!(はぁと)」

 激しいぶつかり合いの中で、景太郎となるは、ひたすら快楽を貪っていく。下半身から脳の中に、官能の稲妻が走りぬける。二人の顔は呆けたように破顔し、とろんとした目は、焦点を失いかけていた。

 なる「あ、あ、あぁっ...」

 なるの意識が遠のいていく。間に髪を入れず、景太郎が最後の突きを放った。

 

 欲望に満ちた景太郎の逸物が、なるの子宮を白く染め上げていく。最後のほとばしりが終わると同時に、景太郎は、なるの上に崩れ落ちていった。

 

 *

 

 雨戸から差し込む日の光が、わずかに赤みを帯びている。あれから二人は、そのままの姿勢で軽い眠りに就いていた。

 二人はほぼ同時に起き上がり、しばらくぼーっとしていたが、やがて、景太郎が、なるから離れた。なるは、まだぼけ〜っとしていたが、しばらくして、急に思い出したように慌て始めた。

 なる「あぁあ〜っ、どーしよーっ...もう、お風呂の時間だよ〜っ...」

 景太郎「えーと、確かこっちにあったよな...」

 頭を抱えて悩みまくっているなるを尻目に、景太郎は、押入れのタンスの引き出しを開け、着る物を探していた。二人の服は、汗やら体液やらでぐちゃぐちゃになり、畳の上に散らばっていた。

 やがて、景太郎は引き出しから浴衣を二着取り出してきた。長い間使われていなかったその浴衣は、虫食いこそなかったものの、タンスから移った木の匂いが少し染み付いていた。

 景太郎「さ、とりあえずこれ着てよ。」

 なる「こ、こんなの二人揃って着てたら、怪しまれるじゃない...」

 景太郎「あんな服着てる方が余計に怪しまれるよ。それに、なる、さっきはみんなにバレてもいいような事、いってたじゃんか。」

 なる「あ、あの時は、まさか膣中[なか]で出すなんて、思ってなかった...ハッ、な、何言わせんのよ。」

 なるが赤面して、拳を上げる。しかし、すぐにその手は行き場を失ったかのように、ゆっくりと降りていった。

 なる「ふえ〜ん、膣中[なか]の後処理しなきゃ、いけないのに...もう、みんなお風呂に行ってるよ...ど〜しよ〜...」

 景太郎「...じゃあ、あそこに行く?ここから一階、下に降りるだけだから。」

 なる「あっ...」

 その場所は、今のなるにとっては、都合のよい場所だった。だけど、その場所に行くためには、露天風呂から丸見えになっている廊下を通らなければならない。なるの顔が再び暗く沈んだ。

 景太郎「かがんで進んでいけばみつからないって。それに、ほら、こんなのみつけたよ。」

 どこから見つけてきたのか、景太郎は古びたアルマイトの洗面器を持っていた。その中には、二人のびしょ濡れの服が入っていた。

 景太郎「ついでに洗濯していこうよ。まだ暑いから、すぐに乾くって。」

 なるはこくりと頷くと、浴衣を着始めた。やや自分の股間を気にしながら、なるは景太郎の後に続いて、開かずの間から廊下に出た。

 二人は三階へ降りていくと、問題の廊下にたどり着いた。向こう側には、景太郎専用の予備風呂の脱衣所の入り口が見える。今のなるにとっては、そこまでの距離が果てしなく遠い距離に思えた。

 景太郎が先に、なるが後になって、窓から下にかがみながらゆっくりと進んでいく。露天風呂の方からにぎやかな話し声が聞こえてくる。声の主は、キツネ、素子、カオラ、しのぶ、それにむつみの5人だった。

 他愛のない話に沸き立つ一同の笑い声。やがて、二人が廊下の半分まで進んだ所で、いきなりキツネが話を切り出した。

 キツネ「...そういや、なるはどこ行ったんや?玄関に靴、置きっぱなしやったで?」

 なる「(ギクッ!!)」

 素子「暑いから、つっかけでも履いていったのではないですか?勉強熱心ななる先輩の事だ、図書館にでも行ったのでしょう。」

 なる「(ぐさっ!!)」

 キツネ「そういや、けーたろもおらへんな。ひょっとして、ひひひ...」

 むつみ「あらあら、まぁまぁ、ホントにお熱いですねぇ。」

 カオラ「にゃはは、アイビキやぁ。」

 なる「(ビンゴォーッ!!)」

 しのぶ「キ、キツネさん、カオラ、むつみさんまで...センパイ達は、そんな不純なコト、しませんっ。」

 なる「(ひぃいーっ、しのぶちゃん、ごめんなさーい!!)」

 みんなの話し声が、なるの心をえぐっていく。まるで拷問を受けたかのような心境のなるに、とどめのような一言が聞こえてきた。

 キツネ「もし、二人で揃って帰ってきたら、じっくり聞かんとなぁ。」

 その瞬間、なるの緊張の糸が切れ、熱い感触が股間から伝わってきた。

 景太郎「よし、廊下の窓を突破したぞ。あともう少しだよ、なる...」

 とんとん、とんとん。

 腰の辺りを指先でノックされ、景太郎が振り向くと、目に大量の涙を浮かべ、大泣きを堪えてるようななるの顔が目に入った。

 なる「景太郎ぅ...出てきちゃった...」

 はだけた浴衣から見えるなるの太股に、一筋の白い雫が流れていた。既にひざの近くまで降りてきている。このままだと、さっきのように、今度は廊下にぶちまけてしまうのは時間の問題だった。

 景太郎「あ、あわわわ...そ、そうだ、オレの肩につかまってよ、なる。」

 景太郎は、なるに背を向けて、なるを背負い上げると、洗面器を小脇に抱え、予備風呂を目指して、一気に駆け出した。そのまま脱衣所を通りぬけ、浴場のすのこの上まで駆け込む。景太郎はなるを降ろすと、がくっと膝をつき、激しく息遣いし始めた。

 景太郎「ひぃ、ひぃ、ひぃ...な、なるっ、だ、大丈夫?ぜぇっ、ぜぇっ...」

 なる「う、うんっ、ギリギリセーフだよ...ありがと...」

 なるが、右手の親指を立てて、景太郎に合図を送る。その直後、すのこの上に、白い雫が次々と落ちていった...。

 

 *

 

 浴衣を脱いでハダカになった二人が、予備風呂の浴場にいる。景太郎は、湯沸し器のスイッチをいれると、浴槽にお湯を入れ始めた。

 景太郎「お風呂に入れるようになるまで時間あるからさ、その間に洗濯しようよ。」

 なる「うん。景太郎、洗面器とってくれる?」

 二人は、それぞれ自分の衣服を手持ちの洗面器にいれると、お湯を入れ、少しセッケンをつけて、ごしごしと洗濯を始めた。服から汗臭さが抜けていき、ほのかにセッケンの香りが染み込んでいく。やや固めに絞ったあと、二人は欄干に服を並べて干した。

 景太郎「まだ、お湯がたまらないね。どうする?先にカラダを洗おうか?」

 なる「...ねぇ、景太郎...洗いっこ、しない?」

 景太郎「う...うん、いいよ...」

 なるの大胆な問いかけに、景太郎はドキッとして、少し顔を赤らめて頷いた。二人は、向かい合ったまま、すのこの上にぺたりと座り込むと、手の平にセッケンを少し付け、互いのカラダにこすりつけていった。肩、腕、胸、背中、腹、脚、そして...。

 二人の全身が、セッケンの泡に包まれていく。やがて、二人は、お互いにカラダを寄せ合い、互いに触れ合う箇所を、静かに擦り合わせていった。二人の両手は互いの背中を中心に肩から尻へとまさぐっていく。

 景太郎の胸に、なるのふくよかな乳房が触れる、なるの恥部に景太郎の逸物が触れる。二人はカラダをくねらせながら、セッケンの泡を互いのカラダに擦りつけていく。

 既に、浴槽の湯は満杯になり、溢れたお湯がちょろちょろと流れ出していた。

 なる「ねぇ、景太郎...お湯、溢れてるよ...」

 景太郎「構わないよ...もう少し、このままでいたいから...」

 景太郎が、なるの頭を抱きかかえる。なるは、泡だらけの景太郎の胸に、顔を寄せる。そのまま静かに抱き合っている、二人。やがて、なるが、ぽつりぽつりと景太郎に話しかけた。

 なる「景太郎...その...今まで、ゴメンね。私、必要以上に誘っちゃって...迷惑だった?」

 景太郎「なるが悪いわけじゃないよ、その...オレがだらしなかったから...オレの方こそ、ゴメン。」

 なる「...これからは、ホントにしたいと思った時しか、誘ったりしないから...逆に、景太郎の方からも、誘ってくれる?」

 景太郎「あぁ、もちろんだよ、なる。今日のおかげで、オレにも自信がついたし...さて、そろそろ、カラダを流そうか。」

 なるがこくりと頷く。景太郎は、浴槽の蛇口を止め、満タンになった湯船からお湯を汲み取ると、いきなりなるの頭からお湯をぶっ掛けた。

 なる「きゃあっ(はぁと)...よくもやったなぁ、このぉ(はぁと)」

 なるも負けじと、洗面器を持ち出し、湯船からお湯を汲み取って、景太郎にぶっ掛ける。二人は子供のようにはしゃぎながら、互いにお湯を掛け合い、笑っていた。二人のカラダから、セッケンの泡が流れていく。二人の心の悩みも、それに合わせて流れていった。

 しばらくして、景太郎が、なるにいきなり切り出した。

 景太郎「ところでさ、話は変わるけど...なる、膣中[なか]を洗ってあげようか?」

 なる「えっ...景太郎、どうやって?」

 景太郎「耳貸してよ、あのね、ごにょごにょ...」

 景太郎がなるに耳打ちをする。その話を聞いたなるの口元が緩み、目じりが下がっていく。

 なる「景太郎の、ス・ケ・ベェ(はぁと)」

 

 *

 

 景太郎「さぁ、おいでよ、なる。」

 なる「うんっ、むふふふ...」

 湯船に浸かった景太郎の誘いに応じ、少しにやけた様子のなるが、踏み台に昇っていく。なるは湯船に入ると、ゆっくりとカラダを沈めていく。お湯が景気よく溢れ出す。

 なるは、景太郎と向き合う形で、景太郎の肩に手を置き、乳房から上を湯船から出す格好で止まった。湯船の中で、景太郎の股間をまたぎ、脚を開いてシコを踏むような格好になる。景太郎の股間から、逸物が上に向かってそそり立っていた。

 なる「いくよー...」

 なるが静かにカラダを沈めていく。景太郎は、自らの逸物を右手で握り、左手をなるの恥部に沿わせて位置を確認すると、逸物をなるの恥部のほぼ真下になるように向きを変えた。なるの恥丘と景太郎の先端が触れ合う。目で合図を交わす、二人。

 なるがゆっくりと腰を落とすと、景太郎の逸物は、なるの膣中[なか]へと飲み込まれていった。

 なる「はぁぁ〜ん...何か、熱ぅい...」

 なるの膣中[なか]に、景太郎の逸物と一緒に、わずかにお湯が入ってくる。なるは、景太郎の逸物を奥深くまで挿入[いれ]ていく。

 二人は、小刻みにカラダを揺らし始めた。景太郎の逸物と、なるの膣中[なか]が擦れ合う。二人の繋がりから、お湯が頻繁に出入りする。

 その度に、なるの膣中[なか]にわずかに残った景太郎の快楽の証が、少しずつかき出されてくる。

 なると景太郎は、互いに膣中[なか]で出したい欲求を堪え、ひたすら膣中[なか]の掃除に励んでいた。その自制心が、かえって二人の昂ぶりを早めていく。

 なる「な、何か、空を飛んでるみたいだよぅ(はぁと)...ふあぁ〜ん(はぁと)...」

 なるの顔は上気し、瞳は焦点を失いかけていた。なるのカラダの動きが少し緩慢になってくる。

 景太郎「(やばいっ!!)」

 絶頂を迎えつつあった景太郎は、そんななるの様子を見るや否や、一度腰を高く突き上げた。

 なる「はぁあ〜ん(はぁと)...」

 なるの喘ぎと同時に、景太郎が逸物を一気になるの膣中[なか]から引き抜いた。なるの膣中[なか]に、大量のお湯が流れ込む。

 なる「ひゃああぁっ!!」

 なるは声高く叫ぶと、そのまま景太郎の方へと倒れ込んでいった。その直後、景太郎の逸物から湯船の中に、白いほとばしりが放たれていった...。

 

 *

 

 なる「ふ、ふぇっ...?」

 景太郎「目が覚めた?もう夕暮れだよ。」

 気がつくと、なるはハダカのまま、ハダカの景太郎に抱きかかえられていた。景太郎は、なるをかかえたまま、欄干から裏山を望むようにして立っていた。

 なる「あ、あわわっ、け、景太郎、ゴメン。重いんじゃない?」

 景太郎「ハハハ、大丈夫だよ、これくらい。あ、もう服、乾いてるから、着なきゃ。降ろしていい?」

 なるが無言で頷く。景太郎はゆっくりと腰を屈めて、なるをすのこの上にそっと降ろす。なるは、華奢な印象の景太郎に、たくましさを感じ、少しはにかんだ表情を浮かべた。なるはゆっくりと起き上がり、景太郎の前に立った。

 景太郎「ハハハ、こんなに遅くなっちゃ、もう言い訳できないよね。」

 なる「うん。そうだね...景太郎...だ〜い、すきっ(はぁと)」

 無邪気な笑みを浮かべたなるが、景太郎の胸に飛び込んでいく。二人はしばらく見つめ合い、やがて熱い口付けを交わした。

 

 *

 

 なると景太郎が、渡り廊下を歩いて、本館(南)に帰ってくる。その二人の前に、キツネが姿を現わした。ややにやけた顔で、キツネがなるに問い掛けた。

 キツネ「なんや、二人一緒やったんか?一体今までどこ行っとったんや?あやしーなー?」

 なる「ずっと北の方にいたよ、景太郎と。」

 キツネ「へっ?」

 なるがあっさりと答える。拍子抜けしたキツネがなるの顔を見ると、その表情には、慌てた様子も、恥ずかしがってる様子もなかった。

 むしろ、涼しげな微笑を浮かべている。キツネは何かを察したのか、それ以上、追及しようとはしなかった。

 キツネ「...まぁ、二人とも、程々にしときや。それより、もう晩飯できとるでー。」

 なると景太郎が、目で相槌を打つ。二人はキツネの後ろに続いて、食堂の方へと走っていった。

 

 終

 


解説

 ぶいすりゃあです。昼下がりの逢引(後編)、いかがでしたでしょうか。

 

 前編では、二人の行為を克明に追っていくという形でしたが、この後編では、様々なシチュエーションを盛り込もうとしたため、場面転換が多くなり、Hの描写が少々薄味になってしまったかな、と反省しています。

 

 この小説では、景太郎となるが既に初Hを済ませて、何回か(両手の指の数くらい?)行為を重ねているというのを前提にしています。

 但し、なるのドHぶりにいつも景太郎が圧倒されてきた、という感じで、当初は、本作もその路線で進めていこうと考えていました。

 だけど、それだと何だか二人が可哀想に思えてきたので、途中から景太郎をオトコに目覚めさせて、思いっきりベタ甘な路線に変更してしまいました。

 

 やっぱり、あの二人は見ていて微笑ましいです。いくらカラダを重ねても、変にスレたりしないような気がします。

 

 それでは、また、機会がありましたら、別作品でお会いしましょう。

 


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