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虜囚の美剣士
ローライド/文


 深い森の中、月明かりに照らされ、茂みの中を移動する二つの影があった。

 一人はまだ幼さの残る少年。

 そして、少年の手を引くように、森の中を分け進む美しき剣士。

 両手用の大剣を提げ、革の胸当てをまとった剣士が、夜の闇を裂くように足早で進んでいく。

 風になびく、美しく長い黒髪。大剣に不釣り合いで華奢な身体。革の胸当てを通しても判る、剣士の膨らんだ胸。

 .....女だ。

 まるで、野生の獣のような機敏でしなやかな動き。

 だが、その物腰からは、女が一介の剣士にはない、高貴さと優雅さが感じられる。

 剣を提げ、鎧を着けているにも関わらず、美しい女剣士には王女としての威厳が漂っていた。

 

 「シャナン、止まって」

 

 女剣士は、手を引いている少年に、囁くように話しかける。

 木々が開け、月明かりが照らす、森の中の広場のような場所に二人は辿り着いたのだ。

 

 「ハァ、ハァ…アイラ、もう、僕、…歩けないよ」

 

 長い距離を歩いて来たのであろうか。シャナンと呼ばれた少年は肩で息を切らせ、何かに怯えるように女剣士にもたれ掛かる。

 美しき女剣士……アイラはシャナンとは対照的に、落ち着いた様子で周囲の茂みに目を配る。

 

 (やはり、尾行されている…それも、4人から5人……山賊?)

 

 アイラは意を決したように、いま来た森を睨むと、鞘から大剣を抜き放つ。

 

 「シャナン!危ないから、横の茂みに隠れて!!」

 

 女剣士....アイラは覚悟を決める。

 美しさと強さを兼ね備えた彼女は、イザーク王国の王女にして、辺境にも知られる程の屈指の剣士である。

 だが、イザークはグランベル軍との戦争によって、国土を戦火にさらしていた。

 彼女はその剣を敵軍に向ける事は許されず、イザーク王国唯一の王位継承者…甥のシャナン王子を守る為に使うように厳命された。

 たとえ、イザークが滅んでも、王家の血は受け継がれる……そのような考えがアイラの兄王子にはあったのだろう。

 少数の護衛に守られ、半ば落ち延びるようにイザークを脱出したのは数週間前のことだった。

 敵との遭遇戦で護衛は全て力尽き、辛うじてヴェルダン王国の森に逃げ込んだのは、つい昨日のこと……

 森に入った途端、何かに尾行されている感覚をアイラは感じていた。

 優秀な剣士であるアイラは、一定の距離を置き、彼女達を監視している独特な気配を感じ取ったのだ。

 この森さえ抜ければ、イザーク王国に協力的な、とある豪商の館まで辿り着ける。

 ここで追っ手を倒すことが、それには最低条件だった。

 

 「アイラ、こんなに森の中は静かなのに……本当に何か近くに居るの?!」

 

 消え入りそうな声で周囲を見回すシャナン。まだ少年だからであろうが、アイラとは対照的に、いかにも頼りなさげに身体を震わせる。

 

 (静かすぎる……動物たちが何かに警戒している証拠)

 

 剣士としてのカンが、アイラに警戒心を促す。

 

 『ガサガサ……』

 

 アイラが睨み付けた、森の中の茂みが割れて、数人の男が出てくる。

 アイラは周囲に気を配る。正面から堂々と出てくる者が囮という事もありえるからだ。

 だが、気配は出てきた男達だけのようだった。アイラを小馬鹿にするように、山賊風の男達が声をあげる。

 

 「なんでぇ、只の小娘じゃねえか。脅かせやがる」

 

 明らかに、アイラを見くびだした反応であった。女、というだけで、彼らも安心したのであろう。

 

 「おい、女。この森で何してやがる?ヴェルダンの国の者じゃねえな」

 「...知人を訪ね、旅をしているところだ。通してくれないか」

 「へえ...こんな夜中にねぇ...キンボイス王子!この娘、どうしやす?!」

 

 山賊達の背後に控えていた、屈強そうな男が出てくる。凶悪な戦闘用の斧を携えた、熊を思わせる巨漢である。

 

 「....ふん、怪しい女だ。よそ者は隅々まで調べないとなぁ、そうだろう?お前ら!?」

 

 男達がにやついたイヤらしい笑みを浮かべる。

 

 「へっへっへ....違えねぇ!よく調べたほうがいいですぜ」

 「よく見りゃあ、イイ女じゃねえか...楽しめそうだぜ!」

 

 アイラはキンボイスという名に聞き覚えがあった。ヴェルダン王国の第二王子で、血気盛んな戦士だと聞いている。

 山賊の集団かと思っていたのだが、彼らの話が正しければ、ヴェルダンの軍勢に囲まれてしまった事になる。

 無骨な斧と毛皮で武装し、蛮族と称される彼らの装備にもそれで納得がいく。

 

 「...道を開けて、通してくれないか?」

 

 アイラは大剣を収め、戦う意志のない事をキンボイスに示す。相手が山賊でないのなら、可能な限り戦いを避けるべきと踏んだのだ。

 もし自分達の正体がばれてしまえば、最悪、捕虜として囚われる可能性も出てくる。

 

 「残念だが、それは出来ねえな。色々と聞きたい事があるんでな」

 「キンボイス様の言うとうりだぜ!ほら、こっちにこいよ!」

 

 乱暴にアイラを引き寄せようとする蛮族。

 

 「!!」

 

 目にも止まらぬスピードで、アイラの大剣が引き抜かれる。

 空を一閃したかと思うと、次の瞬間、アイラに手を伸ばした蛮族の右手が宙に舞う。

 居合い抜きのごとき抜刀が、蛮族の手首から先を切断したのだ。

 

 「あ....お、俺の右手がぁ!!」

 

 切断面を左手で押さえ、転げ回る蛮族。

 その一撃は蛮族達に恐怖と怒りを与え、戦いに駆り立てる。

 

 「この、アマァ!!」

 

 手に武器を構え、仲間の敵とばかりにアイラに襲いかかる。

 強力な斧での一撃が振り下ろされる......が、彼女は易々と大剣で受け流すと、そのまま無防備な蛮族に斬りつける。

 切っ先が首筋を捕らえ、崩れ落ちる蛮族。一部の無駄の無い、流麗な動き。

 

 「こ、こいつ…出来るぞ!」

 「二人がかりでやれ!左右からだ!」

 

 数人で襲いかかるも、巧みなステップと大剣による捌きでアイラは攻撃を避けきる。まるで、流星のような素早い動きの前に、

 蛮族の新たな犠牲者が増えるばかりであった。

 その間にも、蛮族たちの援軍が続々と茂みから現れてくる。

 

 (このままでは、キリが無い!)

 

 アイラは数人の蛮族を切り倒すと、指揮官であるキンボイスへと間合いを詰める。

 大将格であるキンボイスさえ倒せれば、志気の低下した蛮族から逃れることも容易だと踏んだのだ。

 アイラの大剣が、キンボイスの斧を叩き落とす。剣の鋭い切っ先が、キンボイスの喉元にあてられる。

 

 「これ以上の争いは、無用だろう。武器を捨て、兵を退かせよ」

 「つ…強ぇ…なんて女だ。わかったよ」

 

 キンボイスが部下達に目で合図すると、渋々、武器を捨て後ろに引き下がる。

 

 「武器を捨てるのは、貴方の方ではないですかな?イザークのアイラ王女?」

 

 突如、自分の名前を聞かされ、驚くアイラ。

 その声の主は、気づかぬ間に茂みのなかに立ちすくんでいた。

 ヴェルダンの兵と異なる、頭までスッポリと覆われた、禍々しいローブをまとった魔導師である。

 そして、そのローブの男の腕の中には、ぐったりとした少年の姿…

 

 「シャナン!」

 「ご安心を。気を失って、眠っているだけです。もっとも…」

 

 魔導師の右手に短刀が握られ、脅すかのように、囚われのシャナンの首筋に刃があてられる。

 

 「…貴方の返答いかんによっては、永遠に眠ってもらうことになりますが」

 「くっ……卑怯な…」

 

 蛮族に意識を集中しすぎ、シャナンに気を配れなかった自分の未熟さをアイラは恥じた。

 大剣をキンボイスの足下に放るアイラ。形勢は完全に逆転した。

 

 「ふぅ…助かったぜ。サンディマ」

 「何を言われます…キンボイス王子。これも、ヴェルダンの未来を思っての事」

 

 サンディマと呼ばれた魔導師は、捕虜であるシャナンをキンボイスに渡しながら、こう告げる。

 

 「私の目に狂いが無ければ、この女はイザーク王国のアイラ王女。少年の方はシャナン王子かと……」

 「本当か!…どおりで剣の腕が立つわけだ。これだけの使い手は、そうはいねえ!」

 「ま、私の記憶による所が多いものですので、似ているだけかもしれませんが……」

 

 サンディマの言葉を聞き、キンボイスがイヤらしい笑みを浮かべながら、アイラを舐めまわすように視姦する。

 「そうだな…じっくりと時間を掛けて、隅々まで調べたほうが良さそうだな。よし、お前ら!城まで女を引っ立てろ!」

 

 美しい戦利品を手中に収め、歓声を上げる蛮族達。

 王子を人質に捕られ、アイラは従うしかなかった。

 

 

 

 ……月明かりの中、堅牢な城壁がアイラの目の前に浮かび上がる。

 キンボイスの居城、ジェノア城である。

 装飾などを廃した無骨な要塞は、まるで、山賊か野盗のアジトのような、不気味な感じを漂わせている。

 城門をくぐり、キンボイスに引き立てられるように、ジェノア城の中庭へと通されるアイラ。

 

 「ご無事で、キンボイス様!」

 

 主の帰還に、城に駐留していたヴェルダン兵が、大歓声で出迎える。

 中庭を囲むように、城壁の内壁が建てられており、四方から見下ろされるアイラ。

 美しいアイラの肢体を値踏みするように、蛮族達の淫猥な視線が突き刺さる。

 

 「さて、女。アイラと言ったなあ、あのイザーク王国のアイラ王女なのか?」

 

 キンボイスは中庭に用意された椅子に腰掛け、アイラの大剣を調べながら質問する。

 

 「こんだけの業物は見たことがねえ…一介の剣士が持つには、過ぎた代物だぜ」

 「…………」

 

 中庭の中央に立たされ、尋問される美剣士。

 庭の四方に掲げられた、たいまつが燃える音のみが、それに答える。

 

 「アイラ!僕にかまわないで!こんな奴ら、やっつけちゃって!」

 

 上半身を縄で縛られ、キンボイスの横に囚われた、シャナンの声が響く。

 少年の虚しい叫びに、蛮族達に笑いがおこる。

 

 「がはははは!坊主、これだけの兵士を相手にできるわけねえだろう」

 「お前のせいで、あの姉ちゃんまで捕まっちまったんだぜ。少しは静かにしろ!」

 

 シャナンを押さえつけていた、兵士の平手が、無防備な少年の頬を打ち付ける。

 

 「やめろ!シャナンには手を出すな!!」

 「坊主の名まで王子と同じ名前とはなぁ。……アイラよお、やっぱりお前はイザークのアイラ王女なんだな?」

 「そうだ……イザーク王国の王女、アイラだ。……だから、シャナンには……」

 「こいつは、とんだ戦利品だ。イザークの姫様と、王位継承権を持つ王子様が手に入るとはなぁ!」

 

 アイラは認めるしかなかった。たとえ彼女が否定しようにも、キンボイスは王子のシャナンに尋問するだろう。

 捕らえられたこの状況で、これ以上最悪の事態になるのを防ぐしかないのだ。

 

 「サンディマよ、どうする?俺はこの女に部下を五人殺され、一人は腕を切り落とされた」

 

キンボイスは、横にいる魔導師に意見を求める。どうやら、サンディマは、参謀的な役目を受け持っているようであった。

 

 「王子の部下の気持ちを思えば、本来なら処刑もやむえますまい。

  ……だが、相手はイザークの王女と王子。後ほど、使い道もでてくるでしょう」

 「殺すのはまずいか……。だが、俺には部下の手前もある。みんな、溜飲を下げたがっているからなぁ」

 「女のほうには、ある程度の制裁は必要かと……」

 

 ローブの下で、サンディマがほくそ笑む。

 

 「そうだな……、よしアイラ王女。ここで服を脱いで貰おうか?」

 「なっ………!?」

 

 アイラは我が耳を疑った。大勢の兵士の目前で、肌を晒せというのだ。

 

 「どこかに武器を隠し持ってるかもしれねえからな、身体検査だ。変なマネはするなよ。こっちには人質がいることを忘れるな」

 「くっ………」

 

 アイラの美しい顔が、恥辱と怒りで赤く染まる。

 革の胸当ての留め具を外し、手甲の紐を解く。

 突如、始まった王女の身体検査に、蛮族達から歓声が沸き起こる。

 

 『いいぞぉ!待ってました!!』

 

 だが、鎧を外した時点で、アイラの手は止まってしまう。

 

 「武器など隠しもってない……だから……これ以上は……」

 

 こんな大勢の男達の前で、肌を晒すなど、王女として育てられたアイラには耐えられなかった。

 たちまち、周囲で見守る兵士達から、卑猥な野次が浴びせられる。

 

 『何でぇ、王女様は一人で服も脱げねえのか!』

 『なんなら、俺達が脱がしてやろうかぁ!!』

 『もっと、色っぽく脱げよなぁ、娼婦みたいによ!』

 

 服を着ているというのに、まるで裸を見られているような羞恥心がアイラを包み、思わず両手で胸元を隠してしまう。

 

 「アイラ、自分の立場がまだ判ってないとみえるな。坊主の命がどうなってもいいのか!」

 「……わかった、だから……」

 「わかった、じゃねえだろう。みんなに聞こえるようにこう言いな!

  ”イザーク王国の王女アイラのストリップを、どうか皆様ご覧ください”ってな!」

 「くっ………」

 

 従うしかなかった。キンボイス達の言うことを聞けば、シャナンに危害が加わることはないだろう。

 自分だけが、この恥辱に耐えればいい……思考ではそう割りきれるアイラだが、これから起こるであろう屈辱に不安がよぎる。

 

 「……イ、イザーク王国の……王女…ア…アイラのストリップを……どうか皆様…ご覧ください…」

 

 意を決し、恥辱の口上を公衆面前で宣言する。それまでのアイラからは想像できない、消え入りそうで、しおらしい声。

 

 「へへへ……、かわいらしいじゃねえか。だがな、声が小さいぜ。城壁の上にいる奴らにも聞こえるように言うんだよ!」

 「イ、イザーク王国の王女…アイラの…ストリップを…どうか皆様ご覧ください」

 

 満場の兵士達から歓声が上がる。

 

 「ちゃんと言えるじゃねえか。よーし、お前ら!イザークの姫様のストリップだ。滅多に見られねえぞ!よーく拝んどけよ!」

 

 顔を赤らめながら、ボタンに手を掛け、上着を脱ぐアイラ。

 男勝りの剣士のアイラからは想像できない、シルクのブラが晒される。

 形崩れのない、美しい乳房が窮屈そうに収められているのが、城壁の上からでも見てとれる。

 

 「次はスカートだ……ブーツは履いたままでいいからな。色っぽく、焦らすように脱ぐんだぜ」

 

 キンボイスに言われるままに、ミニスカートのホックを外し、ゆっくりと脱いでいく。

 これまた、剣士のイメージとは程遠い、純白のショーツが晒される。

 下着姿にされ、思わず股間と胸を手で覆い隠す。兵士達のイヤらしい視線が、自分に集中しているのが肌で感じられた。

 

 「随分、可愛い下着を着けてるじゃねえか、さすが王女様だなぁ。次はその可愛い下着を脱いで、素っ裸になってもらおうか」

 「こ、これ以上は……せめて、人払いをしてくれ……」

 「人質がいるのを忘れたのか?自分の立場がまだ、判ってねえみたいだなぁ!」

 

 目を閉じ、恥辱に耐える美しき剣士。言われたとうりに、下着を脱いでいく。

 ブラが外され、程良い大きさの美乳が月明かりの中、晒される。ツンと上向いた綺麗な乳首が汗に濡れ、男達の情欲を刺激する。

 兵士達から沸き起こる、卑猥な野次と歓声、はやしたてる口笛。

 余りの屈辱に目頭が熱くなる。目を閉じているのに、蛮族達の眼差しが、自分に注がれているのが手に取るように判る。

 躊躇しつつ、大事な部分を隠すショーツを脱いでいくアイラ。

 引き締まったヒップ。凄腕の女剣士という外見からは想像出来ない、可憐な恥毛。均整のとれたプロポーション。

 ブーツを残し、生まれたままの姿になったアイラに再び大歓声が沸き起こる。

 

 「も……もう、気が済んだろう」

 

 乳房と股間を手で隠しつつ、しゃがみ込んでしまうアイラ。

 

 「いーや、まだだな。せっかくだから、お前の身体を肴に、酒でも飲むとしよう。その格好のまま、中庭の周囲を歩いて回りな。

  ただし、両手は頭の後ろに組んでだ。肝心な部分が見えないからなぁ。」

 「そんな……!」

 

 しゃがみ込んだまま、椅子に座ったキンボイスを見上げる。

 その横に縛られたシャナンの姿が目に入る。喋れないように、口に噛まされた猿轡が痛々しい。

 

 (私さえ、恥辱に耐えれば……シャナンを守るのが、私の役目……)

 

 今のアイラに出来ることは、シャナンの命を守る為に、言われたとうりにするだけである。

 キンボイスの指示通り、中庭の周囲を、ほぼ全裸のままで歩かされる。

 たいまつの明かりに照らし出される、アイラの美しい肢体。

 くびれたウエスト。それとは対照的に、程良い大きさのバストとヒップ。

 剣を扱うのに理想的なしなやかな四肢。だが、身体は筋肉質では無く、ふくよかな女性特有の美しさを併せ持っている。

 きめの細かい美肌に、汗が浮かぶ。美しい黒髪が風に揺れ、月明かりに輝く。

 兵士達は酒の入った杯を手にしながら、アイラの裸身を肴に酔いしれる。

 間近を全裸で行進する、美しき虜囚の痴態に、兵士達の期待はいやがおうにも高まった。

 

 『剣士ってゆうから、ゴツイ身体してんのかと思ったら……なんでえ、イイ身体してるじゃねえか』

 『すげえ……乳首が上向いてるぜ!むしゃぶりつきたくなるようなオッパイしてやがる』

 『アイラちゃんよ、もっと、艶めかしく尻を振って歩いてくれや。そんな怖え顔してたら、酒もまずくなるぜ!』

 

 兵士達から浴びせられる、卑猥な野次と嘲笑。

 酒宴の中で全裸で歩かされる様子は、まるで、歓楽街の酒場で行われる、客寄せのストリップショーを思わせる。

 

 (くっ……こんな……屈辱を受けるなんて…)

 

 剣さえあれば…戦いならば、ここにいる兵士などに、遅れをとらない自信がアイラにはあった。

 剣技を司るイザーク王国の王女に生まれ、数多くの剣術を教えられてきたのだ。

 物心ついた頃には、戦場において、自分が女であるということも捨てきる覚悟が出来ていた。

 だが、こんな形で、アイラは「女」であるという事実を教えられることになろうとは……。

 自分に集中する、獣のような男達の視線。誰一人、助けてくれない最悪の状況。

 目頭が熱くなるのが感じられる。

 女として泣いて、許しを乞う事が出来ればどんなに楽だろう。

 だが、彼女は唇を噛みしめ恥辱に耐える。

 

 (兵士達の目当ては、私の身体だけだ……私さえ、この屈辱を受ければ…)

 

 兵士達の意識を自分に集中させれば、シャナンが助かる可能性は高まる。

 イザークの戦士として、王家の血筋を守るのが彼女の使命……勇気を振り絞り、恥辱の行進に耐え忍ぶ。

 

 「よーし、みんなにちゃんと見てもらったか?今度は、俺の前に顔を向けて、地面に座りな」

 

 全裸での中庭一週を終えて、キンボイスの前に身体を震わせ辿り着く。

 汗に濡れ、たいまつの明かりを受けてヌラヌラと淫らに輝く、王女の美しい肢体。

 

 「座ったら、股を開きな!大事な部分が、よ〜く見えるような!」

 「そ、……そんなマネ出来るか!」

 「言ったろ、こいつは身体検査だ。何か武器でも隠されたらたまらねえ。

  ……女だから隠せる部分もあるからな。中まで見えるように、自分の手でオマ〇コを広げるんだぜ」

 「くっ……」

 

 シャナンを人質に捕られ、抵抗は出来なかった。

 キンボイスに言われたままに、全裸のまま地べたに座り、両足を少しずつ開いていく。

 膝が恥辱にガクガクと震える。一定の所まで脚を開くが、それ以上はとてもアイラには出来なかった。

 裸を男に見られるのも始めてなのに、大事な部分までも晒されようとしているのだ。

 それも、愛する恋人の前ではなく、大勢の憎むべき敵兵の前で……

 

 「どうした?それじゃあ見えないぜ」

 「こ……これ以上は……頼む…許し…」

 「許して?王子はどうなってもいいのか?王子一人の命も救えねえとは、イザークの戦士も堕ちたもんだな」

 「わ、わかった…だから…シャナンには手を出さないでくれ……」

 

 恥辱に震えながら、M字に脚を大きく開いていく。

 

 「…くっ…いつか貴様を……叩き切ってやる」

 「へへへ……可愛い顔して、怖いこと言いやがる。もっとも、そんな格好じゃあ説得力ねえがな!」

 「……」

 

 M字から更に脚を広げるように命令され、限界まで股を開かされるアイラ。

 身体に着けられた唯一の革のロングブーツが、アイラの美しい身体と相まって、すらりとした脚に映える。

 開脚を強要され、晒されるアイラの恥丘。薄い茂みが汗に濡れ、秘裂が恥辱に震える。

 

 「へへへ……イイ格好だな。さあ、自分の手で広げな”王女アイラのオマ〇コをご覧下さい”ってな」

 「うっ………くぅ…」

 

 目をつぶり、大股開きの状態で、秘唇を両手で少しずつ広げていく。

 

 「…お…王女…アイラの……オマ〇コを……ご覧…くださ…い…」

 

 男を知らぬ可憐なアイラの花弁が、自らの手でこじ開けられる。それも、恥辱の口上まで強要されて。

 恥辱の為、小刻みに震える、サーモンピンクの美しい陰唇。ヒクつく秘裂の奥からは、アイラの淫蜜が少しずつ溢れ出す。

 

 「とりあえず、何も隠してねえみたいだな。……いやがってた割には、まんざらでもねえみたいだな!

  みんなに見られて感じてたのか?イヤらしい汁を溢れさせて……とんだ淫乱王女さまだなぁ!」

 

 アイラは耳まで真っ赤にし、下を向いて恥辱に耐える。

 頭がボッーと熱くなり、汗が玉のように噴き出る。身体の熱さは、人質を捕られた怒りによるものだけではなかった。

 いつもとは違う自分の身体に戸惑い、震える。痴態をみんなに見られれば、見られる程、全身が火照っていく。

 アイラから醸し出される色気に、兵士達は固唾を呑んで、見守るばかりだった。

 

 「…淫乱で、しかも変態だったようだな。見られて感じやがって、”イザークの王女はマゾ奴隷”ってところだな」

 「そ……そんな…こと……な…い…」

 「ほれ、王子もお前のオマ〇コを見てるんだぞ。少しは恥じらったらどうなんだ?」

 

 シャナンを押さえていた兵士が、縛られたシャナンの顔をこちらに向けている。

 始めて見る、女性の身体に驚き戸惑い、真っ赤になる少年。

 

 「み……見ないで!シャナン!」

 

 気丈に振る舞ってきたアイラだったが、守るべき少年に痴態を見られ、思わず悲鳴にも似た声が出てしまう。

 だが、シャナンの視線はアイラの花弁に釘付けになった。あの美しい、実の姉のように慕ってきた憧れのアイラの肢体に。

 少年の心臓は興奮で高まり、性的な衝動が、彼の身体を突き抜ける。

 

 「…坊主も姉ちゃんのイヤらしい姿を見てえようだな。サンディマよ、例の薬を王女様に塗ってやんな」

 「くくく……承知致しました。キンボイス王子」

 

 キンボイスの横に控えていた魔導師が、液体の入った小瓶を手にし、アイラの前に進み出る。

 

 「これは我が教団が開発した、特別製の薬でな。強力な効果を持っておる……」

 

 小瓶の栓が開けられ、ローション状の透明な液体が、アイラのヒクつく秘裂に垂らされる。

 

 「…じきに効いてくるぞ。楽しむが良い」

 

 怪しげな液体を秘裂に垂らされ、慌てて乳房と股間を反射的に手で覆い隠すアイラ。

 美しい身体が、極めて女性的なしなを作る。

 キンボイスはその様子に、ニヤニヤと笑みを浮かべ、酒の入った杯を傾けるだけだった。

 先程までならば、休むことも、裸身を隠すことも禁じ、更なる恥辱を与えていたのだが……

 

 (……えっ!?)

 

 アイラの顔が、驚きの表情を見せる。

 液体を垂らされた部分が、熱く火照り、むず痒い感覚が広がってくる。

 火照る股間の異様な感覚に、知らず知らずのうちに、腰をくねらせてしまう

 

 「わ…私に…なっ……なにを…した?!」

 

 恥ずかしさによる紅潮と違い、頬がほのかに赤く染まる。呼吸が荒くなり、悩ましい吐息が唇の間から漏れていく。

 徐々に秘裂の感覚が敏感になっていくのをアイラは感じていた。座っている石畳の床に、水たまりが出来るほどに愛液の量が増えていく。

 秘豆も大きく充血し、ヒクヒクとわななく。

 

 「くっ……はぁ…」

 

 あられもなく、口の端から涎を流し、身悶える。

 液体を垂らされた箇所のむず痒さに耐えられず、イケナイとは思いつつも、股間に手を伸ばし、大事な部分に触れてしまう。

 

 (ひい!)

 

 頭の中が一瞬真っ白になるほどの快感が、電気のようにアイラの全身を駆けめぐる。

 その快感を貪るように、意志とは無関係に、続けて自分の秘所を慰める、ぎこちない指先。

 

 (あ……ああぁ!!)

 

 始めての快感が身体を蝕んでいく。更に快感を貪るように、ひとりでに、脚が開いていく。

 より、深い快感を求めるように、自然に身体が横になり、地面に仰向けに寝そべってしまう。

 

 「おいおい、これだけの兵士達の前で、よくオナニーできるな。まったく恥ずかしい剣士様だぜ」

 

 突如始まった公衆面前でのオナニーショーに、蛮族達が歓声をあげる。

 

 (アソコが……熱いぃ!指が……止まらない!)

 

 辛うじて声を押し殺しつつも、指がひとりでに、濡れそぼった秘裂を掻き混ぜてしまう。

 それは、アイラにとって、始めての自慰だった。

 むろん、彼女にも多少の性知識はあった。城の侍女から聞かされる話や、文献などで見ることができる、男女の交わりの知識など…

 だが、彼女はこれまで、剣技の修行に全てを捧げていたのだ。

 剣聖オードの血を引く剣士として、それは定められた悲しい運命であった。

 それまで押さえられていた、性を確認するように、自慰に耽るアイラ。

 片手だけでは飽きたらず、両手で濡れた花弁を愛撫する。

 

 「さっきの薬は、強力な媚薬でな。一度味わったら、男に抱かれるまで、その効果は切れることがないのだ」

 

 サンディマは、媚薬に犯されたアイラの様子に満足すると、キンボイスに告げる。

 

 「薬は完全に身体に廻ったようですな。あとは、存分にお楽しみあれ……」

 

 口から漏れそうになる喘ぎ声を噛み殺し、両手で自慰に耽る美しき王女。

 横向きに寝そべって、胎児のように身体を丸めてオナニーに没頭する姿に、女剣士の面影はない。

 だが、サンディマの言うとうり、いくら快楽に溺れても絶頂を向かえるまでには至らない。

 イク寸前の状態のまま、快楽を与え続けられる。モノ足りず、ヒクヒクと震えるアイラの股間。

 

 「どうだ?切なくなってきただろう。スケベなお汁が止まらねえじゃねえか」

 「くっ……うぅ……はぁぁん!」

 「色っぽい声で啼きやがって……。身体の疼きを止めて欲しかったら、こっちに尻を向けて、四つん這いになりな!」

 「うっ……はうぅ…」

 

 言われるままに、よろよろと犬のように四つん這いになるアイラ。

 愛液が滴る秘唇からアヌスまで、全てが丸見えになり晒け出されてしまう。

 美尻をキンボイスが座る椅子側に晒す為、中庭に集まった兵士達に顔を向ける格好になる。

 イヤらしく兵士達に視姦されるアイラだが、媚薬に犯された状態で視線が定まらず、恥じらいすらも忘れて腰をくねらせる。

 

 「よーし!この女は俺が始めに頂くぞ!文句はねえなぁ!」

 

 腰のベルトを外し、そそり立った逞しい肉棒を誇示するキンボイス。中庭を兵士達の大歓声が包む。

 

 『いよ!待ってました!』

 『早く、俺らにもまわしてくださいよ!』

 『いつもどうり、賭けさせてもらいますぜ、キンボイスの兄貴!

  さあ、キンボイスの兄貴が果てるのが先か、アイラちゃんがイッちゃうのが先か、張った!張った!』

 

 これから始まる陵辱劇に、否が応でも期待を膨らませる兵士達。

 大歓声の中庭では、どちらが先に絶頂を迎えるかの、賭けまで始まる始末である。

 

 「へへへ……それじゃあ、しっかり味わいな!」

 

 淫らな蜂蜜で濡れそぼったアイラの花弁に、突き入れられる剛直な肉棒。

 

 「ひぃ!………あがぁぁぁぁ!!」

 

 下半身に突如、熱い鉄の棒を挿入されたような激しい痛みが、媚薬で夢うつつの状態だったアイラを、現実に引き戻す。

 メリメリと肉棒で貫かれ、愛液と共に、純血だった証の血が流れ出る。

 

 「なんでえ、初物かよ!始めての相手が俺で残念だったなぁ!」

 

 媚薬で身体を犯されているとはいえ、処女だったアイラにこの責めは辛すぎた。

 キンボイスの肉棒は、その巨体に釣り合いがとれる程の強靱で立派なモノで、アイラの子宮の奥まで届く代物なのだ。

 

 「く……あぁ!……う、動かさない……で…!」

 

 弱々しく懇願するアイラ。そそり立った肉の槍で突かれるたびに、今までに味わったことのない苦痛が下半身に響く。

 

 「どうだあ、女になった気分は?だが、まだまだこれからだぜ、アイラ。

  どうしてブーツだけ履かせたままなのか判るか?

  丸裸にしたら、お前は只の女になっちまうからよ。

  剣士アイラとして、お前をたっぷりと辱めてやる。みんなの目の前でな。

  このブーツは、いわば、お前がまだイザークの剣士っていう証よ!」

 

 後背位で責め続けられる虜囚の美剣士。

 

 「あぁ!くはぁぁぁ!!」

 「剣の勝負は俺の負けだったが…こっちの勝負の方はどうかな?すげえ締め付けだが、まだまだこんなもんじゃないぜ!」

 

 悲鳴とも、喘ぎ声ともつかない声を上げさせられ、犬のように犯されるアイラ。

 そのまま、キンボイスは右手でアイラの両手を後ろ手に束ね、押さえつけてしまう。

 屈強な男の腕力の前に、片手で押さえられているというのに、まったく振り解くことが出来ない。

 両手の自由を奪われた為、地面に突っ伏し、乱れた黒髪の中で悶える女剣士。

 涙の滴が頬を伝って流れ落ちる。

 幸いにも長い黒髪が、彼女の苦痛と快楽、涙と涎でまみれた顔を覆い隠す。

 だが、キンボイスは残る左手で、アイラの美しい黒髪を後ろから引っ張り上げる。

 

 「あ!あああぁぁ!!」

 

 髪を引っ張られ、弓なりに身体を反らされてしまう。恥辱にまみれた顔が兵士達に見せつけられ、上半身を反らした反動で、

 形の良い二つの乳房がたわわに揺れる。

 関節技のような被虐の体位のまま、バックで犯され続ける。

 

 「やっぱり、お前はマゾ奴隷だなぁ。こんな恥ずかしい体勢で犯されてるのに、オマ○コがグイグイ締め付けてきやがる!」

 「ひ、ひいぃぃぃ!!」

 

 心とは裏腹に、身体は責め苦に敏感に反応する。声も悲鳴から、甘い喘ぎ声に少しずつ変わっていってしまう。

 

 「おら、さっさとイッちまいな!」

 (みんなに見られてるのに……犯されてるのに……こんな!)

 「あっ!はぁぁああ!!」

 

 甲高い悲鳴とともに、失禁したように愛液をほとばしらせ、始めての絶頂を迎える。

 全身を引きつらせ、糸の切れた人形のようにガクリとうなだれる。昇り詰めたアクメの余韻が、全身を包む。

 

 「くっ……ううぅ……ケダモノめ…」

 

 解放された両手が、悔しそうに地面の草を握りしめる。

 

 「へへへ……大した女だぜ、お前は。まだ、反抗できる力があるみたいだな。抵抗出来ないぐらいに、犯し抜いてやるぜ」

 「いっ……やぁぁ!!」

 

 

 

 

 ……始めての絶頂から、何度も体位を変えられ、玩具のように弄ばれるアイラ。

 巨体を誇るキンボイスの前では、小柄なアイラはまるで人形のように見える。

 文字通り、肉人形のように責め立てられ、何度も気をヤッてしまう。

 

 「どうした、またイッちまったのか?そろそろ観念して、許しを乞いな。

  ”イザークの王女アイラは、みんなの前で犯されて感じる淫乱剣士です。どうか、熱い精液を注ぎ込んでください”ってな」

 「くっ…うぅ…」

 

 キンボイスの張りつめた肉棒は、今だ衰える事を知らず、アイラの膣内に収まっている。

 彼女が完全に屈服するまで、射精をコントロールし、責め続ける魂胆なのだ。

 だが、アイラは何度も貫かれ、快楽を味あわされながらも、決して屈服の言葉を吐くことはなかった。

 

 「まったく手強い女だぜ。もう少しで堕ちるところなのにな」

 「少し、趣向を変えられてはいかがでしょう?キンボイス王子」

 

 陵辱劇を見守っていたサンディマに、何か考えが浮かんだのか、アイラと繋がったままのキンボイスに耳打ちする。

 

 「へへへ……そいつは名案だな。面白ぇ!」

 

 アイラの膣から、愛液と血にまみれた男根を引き抜くと、荒縄で彼女の両手を後ろ手に縛り上げる。

 そして、そのまま両手でアイラの太股を掴み抱え上げてしまう。M字に脚を広げられ、持ち上げられるさまは、

 小さい子供に排泄を促す、恥辱のしーしーポーズである。

 

 「お……おろせぇ!」

 「その元気がいつまでもつかな?次にお前の相手をするのは、アイツだぜ」

 

 キンボイスが目で合図すると、両脇を兵士に固められ、縄で戒めを受けた少年がアイラの前に現れる。

 

 「シャ……シャナン!!」

 

 囚われの王子の登場に、アイラは肢体を震わせる。

 

 「この坊主が、アイラ姉ちゃんの乱れ姿を見て欲情しちまってな。俺達の手で男にしてやろうって訳よ!」

 

 シャナンの横にいる兵士が、王子のズボンを引き下ろす。

 たちまち顔を出す、シャナンの勃起したペニス。年齢の割にはそこそこの大きさがあり、若さ溢れる情欲により、ピクピクと震える。

 

 「姉ちゃんのオマ○コに、坊主のチンチンを突っ込むんだぜ。キンボイスの兄貴がやっていたみたいにな」

 

 しーしーポーズで持ち上げられたアイラの股間を、兵士が両手で押し広げる。

 開かれたクレヴァスから、愛液が蜂蜜のように糸を引いて流れ落ちる。ヌラヌラと輝く、アイラの蜜壺。

 

 「シャナン、お願いだから、見ないでぇ!!」

 

 先程の気丈さはそこにはなかった。半ば、泣き崩れるように、許しを乞う。

 

 「シャナンには手を出さないで……お願い…」

 「俺達は、別に坊主に危害を加えるつもりはないぜ。男の悦びを教えてやるだけだ。それに、見ろよ……」

 

 アイラを抱きかかえたまま、キンボイスが耳元で囁く。

 

 「シャナン王子はやる気マンマンだぜ。お前のアソコに見入ったまま、チンポおっ起ててやがる」

 「いっ……いやぁぁぁ!!」

 

 口に猿轡をされていたが、シャナンに抵抗する気配は微塵も見られなかった。

 そればかりか、キンボイス達の言うとうり、陵辱されるアイラの姿に情欲さえも抱いていた。

 思春期の少年にとって、美しいアイラと旅を続け、添い寝されるだけでも辛いものがあったのだ。

 快楽に責めさいなまれ、陵辱されるアイラの女としての姿に、いつしか自分の秘めていた妄想が重ね合わされ、

 股間をたぎらせてしまうのは当然の事であった。

 濡れるアイラの花弁に、目が釘付けになる。

 

 「シャナン……見ないで……お願い…」

 

 涙目で訴えるアイラ。だが、その姿でさえも、シャナンの情欲を加速させるだけだった。

 汗で頬に張り付いた、美しく長い黒髪。嗜虐心をそそる、今までに見せなかった女としての表情。濡れた唇……

 

 「縄を解くわけにはいかねえからな。俺達が手伝ってやるよ」

 

 シャナンの背後に立った兵士が、少年のそそり立つ男根に手を添え、アイラに挿入しやすいよう狙いをつける。

 それに呼応するかのように、キンボイスは地面にあぐらをかいて、自分の膝上にアイラを乗せる。

 挿入しやすいように、高さを変えられ、再びM字に脚を広げられる。

 

 「は、離して…お願い…」

 「へへへ……俺に犯られてた時と違って、随分、女らしい顔をするじゃねえか。

  まあ、そうイヤがるなよ。どっかの国の王族は、王家の血筋を強く残す為に、

  同じ血族同士で結婚することもあるそうじゃねえか。

  俺達が、イザーク王国の血が残るよう、手伝ってやるぜ……シャナン王子の子を孕むまでなあ!」

 

 怖れていた、最大の恥辱が現実となる。キンボイスの膝の上で、身体を震わせるアイラ。

 

 「そ……それだけは…許して!!」

 「よーし、坊主!アイラお姉ちゃんのココにチン○を入れて、腰を動かすんだ。

  凄く気持ちがイイんだぜ……もっとも、キンボイス兄貴の後だから、穴が広がっちまったかもしれないがな!」

 

 兵士が背後から、囚われの王子の身体を無理矢理押さえ、身動きの出来ないアイラの前に進ませる。

 挿入し易いように、兵士の手が勃起した少年のペニスを握り、アイラの濡れそぼった蜜壺にあてがう。

 ニチュ!とイヤらしい音を立て、愛液にまみれた男根が、始めて女の中に飲み込まれる。

 

 「あっ!はぁん!!」

 「う……うぅぅぅぅ!!」

 

 甘美な悲鳴を上げ、禁断の快楽を味あわされる王子と王女。

 イケナイ事だとは判りつつも、始めて味わう女の味に、シャナンの股間は素直に反応してしまう。

 腰が自然に前後に動き、快楽を貪るように、あこがれの姉を責め立てる。

 

 「へへへ……しっかり腰振ってやがる!どうだ、アイラ姉ちゃんの膣内の味は?」

 

 シャナンの猿轡が兵士の手によって、緩められる。喘ぎ声とも、泣き声ともつかない戸惑いの声が唇から漏れる。

 

 「姉さ…ん!アイラの中……すごく気持ちいい!……ダメ!なにか出ちゃうよ!」

 「だ、ダメ!ガマンして、シャナン!!……膣内(なか)に出しちゃダメぇー!!」

 

 泣きながら懇願するアイラ。

 だが、引き締まったアイラの肉壁はシャナンの男根をヌッとりと包み込み、根本から締め上げる。

 キンボイスですら感心するアイラの名器の前に、童貞のシャナンの肉棒は一分と耐えられなかった。

 

 「ダメ!出ちゃうぅ!!」

 「いやあぁぁぁぁ!!!」

 

 シャナンの腰がビクビクと震え、アイラの膣内に、熱い精液が注ぎ込まれる。

 アイラは、それに呼応するかのように、ヒクヒクと身体を痙攣させ、愛液を飛び散らせる。

 淫らな潮吹きを披露すると、キンボイスの腕に寄りかかるように、シャナンとほぼ同時に果ててしまう。

 

 「へ、同時にイキやがった。相性がよさそうだな」

 「さあ、坊主!もっと射精できるだろ!第二ラウンドの開始だぜ」

 

 兵士によって、引き抜かれる少年の肉棒。途端に、アイラの秘唇から、白濁の液がドロリと流れ出る。

 更なる陵辱の準備の為、射精したばかりのペニスが、兵士の手によって扱かれる。

 若々しいシャナンの肉棒は、男に扱かれているというのに、再び天に向かって、そそり立つ。

 

 「ほら、王子は準備万全のようだぜ……どうだ?いい加減、観念しな」

 「……た、頼む…私はどうなってもいいから……シャナンには、これ以上手をださないで…」

 

 消え入りそうな声で、シャナンを救おうとアイラは必死に懇願する。

 

 「たいした女だぜ、おまえは……

 よし、次の責めにお前らが耐えられたら、王子にはこれ以上手をださねえと約束するぜ」

 「ほ…本当に……」

 「あぁ。その代わり、俺の雌奴隷になることを認めるんだな。みんなの前で宣言しな、

  ”イザークの王女アイラは、みんなの前で犯されて感じる淫乱剣士です。どうか、熱い精液を注ぎ込んでください”ってな」

 「…イ…イザークの王女アイラは…みんなの前で犯されて感じる淫乱剣士です…どうか、熱い精液を注ぎ込んでください!!」

 

 城内に響き渡るアイラの奴隷宣言。これまでの陵辱を固唾を呑んで見守っていた兵士達が、歓声を上げる。

 

 「それじゃ…第二ラウンドの開始だ!」

 

 再び、兵士の手によって、人形のように無理矢理、交じ合わされるシャナンとアイラ。

 

 「くっ……くぅぅ!!」

 

 目を閉じ、恥辱に耐える美しき剣士。

 汗でほつれた黒髪が頬に張り付く。長い髪は濡れた唇にも張り付き、声を押し殺すように細い髪を噛みしめる。

 そんな、アイラの気持ちを嘲笑うように、シャナンは腰を激しく動かす。

 

 「アイラのアソコ…とっても熱くて…ヌルヌルして…すごく気持ちいいよ!……締め付けてくる!」

 「くっ!ふうぅん!!」

 (そんなこと言わないで!シャナン!私まで……)

 

 想像していた以上の性交の気持ちよさに、シャナンは我を忘れて、アイラの身体を貪るように犯していく。

 容赦のない責めに、アイラの身体は再び反応してしまう。

 

 「イイ顔だぜ。王子に犯されて感じてやがる。淫らな雌の顔だな!」

 「くっ…」

 「それじゃあ…俺もそろそろ、挿入させてもらうぜ。後ろの穴にな」

 

 彼女の身体を少しばかり持ち上がると、閉じられたアイラのアヌスに、肉棒の先があてがわれる。

 

 「そっ…そこは!?」

 「天国と地獄を味わいな!」

 

 そのまま、身体を降ろされ、脈打つ男根にアヌスを貫かれる。

 

 「ひっ…ひぎぃっ!あがぁぁぁあ!!」

 

 メリメリと肛門を犯され、声にならない悲鳴をあげるアイラ。口がパクパクと力無く震え、苦悶の喘ぎが漏れる。

 何の前触れもなしに、いきなりアナルをキンボイスの巨根に貫かれたのだ。その痛みは尋常ではなかった。

 処女であったアイラにとって、秘裂を犯された痛みも相当なものだったが、媚薬による効果が多少の痛みを和らげていた。

 だが、アヌスにはそのような処置を施されていない。激痛がダイレクトにアイラの身体を引き裂く。

 鮮血が飛び散り、美尻が痙攣を起こす。キンボイスの剛直は、彼女のお腹にまで達していた。

 

 「い……痛いぃ!動かさ…ないで!」

 

 キンボイスは、アイラの肛門の締め付けをゆっくりと楽しむかのように、動くことはなかった。

 だが、シャナンが乱暴に腰を振るため、それが伝わり、ズブズブとアヌスをより深くえぐられる結果となる。

 前の穴で快楽を…後ろの穴で苦痛を…文字どうり、天国と地獄を同時に味あわされ、二人に挟まれたまま嬲り犯される。

 

 「き、気持ちいいよ…アイラぁ!締め付けられるぅ!」

 「尻の穴犯されて、王子のチン○締め付けてんのか?とんだ変態だな!おら、後ろからも突いてやるぜ!」

 

 キンボイスが後ろから腰を使い、アイラのアヌスを責め立てる。前後の門を貫かれ、息も絶え絶えの状態だ。

 

 「あっ…くうん!…はぁ…ああぁぁぁ!!」

 「色っぽい声あげやがって…次第に尻の穴もよくなってくるぜ。なあ、サンディマ!」

 

 二人の男に、前後から犯されるアイラ。そこに魔導師のサンディマが加わろうとする。

 

 「…左様。菊門は末梢神経が集中する敏感な器官。訓練しだいでは、新たな快感を得ることができまする…」

 

 陵辱されボロボロのアイラの眼前に、サンディマのそそり立つ肉棒が見せつけられる。

 それには、アイラを快感に狂わせた、媚薬がたっぷりと塗りたくられている。

 自慰を公衆面前で公開するまでに堕としめられた、屈辱が記憶によみがえる。

 

 「うっ……あうぅぅ!」

 

 次に加えられる陵辱に恐怖し、キンボイスとシャナンの間で、虚しく悶えるアイラ。

 だが、その責めを受けるのはアイラではなかった。

 

 「い、痛い!ひぎぃぃ!」

 

 なんと、サンディマはシャナンの背後に回り込むと、その尻の蕾を貫いたのだ。

 

 「痛い!痛い!アイラぁ!助けてぇ!!」

 「くくく……私は少年のアヌスの締め付けを楽しむのが好みでね」

 

 媚薬が塗られているとはいえ、事前の調教もなしにアヌスを貫かれた為、苦痛がシャナンを駆けめぐる。

 尻の穴が裂け、そこから流れ出す鮮血。

 愛すべき姉と同じ陵辱を受け、白目を剥いて、悲鳴を上げる。

 前後から挟まれ、愛する者の生殖器で快感を、憎むべき敵の肉棒で苦痛を、同時に味あわされる囚われの二人。

 アヌスを犯す、ペニスを突きたてる腰の動きが、ダイレクトにアイラとシャナンの腰に伝わり、

 望んでもいないピストン運動を続けさせられる。

 二人の姿はまるで、サンドイッチのパンに挟まれた、身の詰まった具のようである。

 

 「アイラ…助けて!痛い!裂けちゃうよお!」

 「シャナン…許して…」

 

 被虐に喘ぐ、甥の苦痛を少しでも和らげようと、優しく唇を重ねるアイラ。

 キンボイスはあの時、〜次の責めに”お前らが”耐えられたら〜と、確かに言っていたのを思い出した。

 始めから、シャナンも毒牙にかける為の罠だったのだ。

 今のアイラは、責めに耐えることができれば、王子を助けるという口約束を信じるしかなかった。

 

 (シャナン…今は…耐えて…私が…必ず、貴方を守るから…守るから…)

 

 

 シャナンと交わされる長い口づけ。シャナンもアイラの気持ちを悟ったのか、アイラの唇に身を任せ、

 必死に声を押し殺し、肛虐に耐える。

 

 「へ…必死に耐えてやがる。どうだ、前後の穴を塞がれて、犯される気分は?」

 

 キンボイスとサンディマの肉棒が、更に二人を責め立てる。目をつむり、必死に耐えるシャナンとアイラ。

 肉の壁によって前後を挟まれて、嬲られ続ける。腰の動きが早くなり、肉棒の膨張が最高点に達しようとしていた。

 

 「よし、アイラ!そろそろ、お前の腹の中に、俺の熱いのをたっぷりとぶちまけてやるぜ!」

 「くくく……良い締め付けですな王子。私も射精させてもらいますよ…」

 

 きついアヌスの締まりを押し破るように、剛直から熱い獣液が、二人のお腹に注ぎ込まれる。

 

 「あっ……ああぁぁぁー!!」

 

 直腸に注ぎ込まれるキンボイスの精液。その灼熱の熱さに反応し、アイラの秘裂がシャナンのペニスを締め上げる。

 

 「で、出ちゃう!また、アイラの中に出ちゃうぅ!!」

 「ひい…あっ!ああぁぁぁ!!」

 

 ほぼ同時に、前の穴にもシャナンの熱いミルクが大量に流し込まれる。

 前後から、体内に射精された瞬間、アイラの頭の中が真っ白になり、エクスタシーの爆発に呑まれる。

 快感が全身を駆け抜け、壊れた人形のように崩れ落ちる美しき王女。

 

 (シャナン…私が無力なばかりに…ゆるして……)

 

 

 

 

 …陵辱の一夜が明けた。

 ジェノア城の兵士が慌ただしく動き、次々と出陣していく。

 ボロボロになったアイラとシャナンは、城の地下牢に石畳の上に寝かされていた。

 

 「たいした奴だぜ、最後まで根をあげなかった女は、お前が始めてだ。」

 

 倒れたアイラを覗き込むように、感心するキンボイス。

 

 「頼む……約束は果たした…だから…シャナンは…」

 「いいだろう。これ以上、王子には危害を加えない。お前が俺に従う限りはな……グランベル軍が国境を越えて、進入したらしい。

  お前の剣の腕を振るって貰おうか?この戦いが終わったら、あのガキは返してやるよ。」

 「わかった…だが、シャナンに少しでも手を出してみろ!地獄の果てまで、貴様を追いかけて、首を叩き落としてやる」

 「へへ…可愛い顔して、怖え女だ。まあ、剣の腕は確かだからな。お前を敵に回すつもりはねえよ」

 

 剣士の装備を返され、戦うことを強要されるアイラ。

 

 「アイラ、僕の為に…戦っちゃダメだ!」

 「シャナン…少しの間よ…辛抱してて…」

 

 散々辱められ、汚されたはずのアイラだったが、昨晩の恥辱が嘘のようにシャナンに微笑みかける。

 

 (シャナン…貴方は絶対に…私が守るわ…)

 

 シャナンの知っている、美しく、強いイザークの王女。剣士アイラの姿がそこにはあった。

 

 終

 


解説

 ローライドです。今回はFE〜聖戦の系譜〜の女剣士アイラが登場する面のifものです。

 あいかわらず、まとまりが悪く、長い文になってしまいましたね。すいません。

 アイラは、普段は男も顔負けの(実際強い!)無口な女剣士という感じがするのですが、

 イベントで見られるシャナンとの会話は、妙に優しいお姉さん風なしゃべり方…

 そして、時折見せる女らしさ…というギャップが魅力かと思い、そのへんを出したかったんですが、どうでしょうか?

 ファンタジー系のゲームは結構好きなので、FEに限らず、次もマイナーなキャラで書ければなあと思います。

 

 感想頂ければ幸いに思いです。

 


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