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「だーかーらーっ!なんで、俺とカトリが同じ部屋なんだ!?」
少し癖のある金髪の青年が、青い髪をした青年に声を荒げ抗議した。
宿屋の人間は気づいてないようだが、彼らは、先の大戦で、勇士達を率い、グエンカオスの野望を打ち砕いた英雄達なのである。
もっとも、知っていても、信じられないであろう、次期サリア国王夫妻(予定)と、リーヴェ国王夫妻が、こんな辺境の地のみすぼらしい宿に泊まるなど。
「理由は三つある。一つ、この宿には三つしか空いてる部屋がない。二つ、俺は野郎と寝るのがやだ」
シゲンは、一呼吸置き、端で困り果てている男女を見ながらいった。
「3つ、リュナンとメーヴェも、二人きりがいいって、顔に書いてある」
ホームズは、リュナン達を見たが、顔を赤くするだけで、なにも答えない。
どうやら、二人はもう遠の昔に済ませているようだ。
意外と手が早い、リーヴェ王宮に泊まった夜か?まさか、もっと前じゃ・・・と考えていると、シゲンが勝手にチェックインを済ませてしまった。
シゲンはシエラと陽気に、リュナンとメーヴェはうつ向いたまま、それぞれ割り振られた部屋に消えていった。
「仕方ねぇ。いくぞ、カトリ」
ため息交じりにいうと、カトリと言われた少女は、表情を輝かせ、一緒に部屋に入った。
「・・・シゲンの野郎っ!?」
ぷるぷると拳を震わせ、ホームズは言った。
隣でカトリも赤面している。
理由は明白だ、ベットが一つしかないからだ。
「ふぅ、仕方ねー、カトリ、お前はベットを使え、俺は床に寝るから」
自分の分の枕と、毛布を取ると、ホームズは、床に寝そべった。
「えっ・・・あ、うん・・・」
自分が床で寝ると言ったら、ホームズが怒るとわかってたので、あえて了承した。
「あ、あのね、ホームズ」
「なんだ?言いたいことがあるなら、はっきり言え」
ぶっきらぼうに答えた。
「う、ううん、なんでもないの。汗かいたから、お湯を浴びてくるわね」
結局いいたいこともいえず、カトリは部屋を後にした。
宿の主人に、お湯を沸かして貰い、それを持って、外に出ると、そこには先客がいた。
「メーヴェ・・・」
カトリは気まずいと感じている自分に気付いた。別に彼女が嫌いではない、むしろ好きなのに。
理由は解っていた、彼女が羨ましかったからだ。
リュナン公子は、メーヴェを愛している。精神的にも、肉体的にもだ。
リーヴェ王宮では、何百人の人の前で、彼女を奪い、そして、愛を誓った。
(ホームズが、その1/10・・・ううん、1/100でもやさしくしてくれたら・・・)
「カトリも湯あみに来たのね。一緒に浴びましょう」
カトリの悩みを知ってか知らずか、メーヴェは笑みを浮かべていった。
一緒に井戸から水を組み、少し離れた水浴び場に向かった。
うつ向くきながら、服を脱いでいると、予想だにしないことを彼女がいってきた。
「カトリって、胸が大きいのね。うらやましいな」
胸を隠しながら、いってきた。
(羨ましいのは貴方よ・・・)
「・・・それで、ホームズ様を誘惑しちゃいなさいよ」
顔を真っ赤にしながら彼女はいった。鏡がないのでわからないが、私も真っ赤になっているに違いなかった。
そう、彼女はカトリの悩みに気付いていたのである。
二人はそのあと、町娘のように、時には笑い、時には真剣に、時には性のことについても語り合った。
「あ、話し込んじゃったね」
メーヴェがいった。
「うん、でも、色々とありがとう」
カトリは本当にそう思った。
「ううん、私達お友達でしょ。それに一つお姉さんだしね♪」
と、照れながらいうと、メーヴェは袋から、小瓶を取り出した。
「これ、リュナン様に貰った香水なの。良かったら使って」
カトリは遠慮しようと思ったが、無用と悟ると、蓋を開けつけてみた。
「いい香り・・・」
礼をいい、一緒に宿まで戻ると、メーヴェが別れ際ににがんばってねと、激励した。
「たくっ、五月蝿くて眠れねえぜ、シゲンめ!」
ベットのきしむ音と、シエラの喘ぎ声が隣から聞こえてくる。
ホームズとて、男、やりたくないといったら嘘になる。
しかし、本当に俺でいいのか?俺があいつを幸せにできるのか?という思いがカトリを抱くことを躊躇させていた。
ガチャッ
(帰って来たか、随分遅かったな・・・)
狸寝入りを決めこんだホームズは、足跡がこっちに近づいてくることに肝を冷やした。
そして、隣にそいつが寝始めたとこで、目と口を開いた。
「お前はあっちだ・・・」
ぶっきらぼうに言おうとしたが、途中で言葉を失った。
なぜなら、カトリが泣いていたから・・・
「どうして、ホームズは私を抱いてくれないの?キスしてくれないの?愛してるっていってくれないの?私が嫌いなの?魅力がないの?」
止めどなく涙を流しながら、ホームズの答えを待った。
「自信がねえんだよ・・・」
聞き取るとがやっとの声でホームズがいった。
「お前を幸せにする自信がねえ・・・」
最後まで、言い終わらせず、カトリはホームズの口を自分の口で塞いだ。
「女の子はね・・・女の子は幸せになりたいから、人を好きになるんじゃなくて、この人となら不幸になってもいいって人を好きになるのよ」
ホームズはなにも言えなかった。いや、言葉なんていらなかった。
やさしくカトリを抱き締めると、カトリに再び口付けをした。
カトリは、ビクンと体を震わせた。体が緊張で強ばっている。
「場所変えるぞ・・・」
返事を聞かぬまま、カトリを抱きあげると、カトリをベットに押し倒した。
ホームズはもう一度、カトリの口を塞ぎ、今度は舌をいれた。
カトリは初めての大人のキスに戸惑ったが、自分からも舌をいれてみた。
「ん・・・はぁ・・・」
同時に服の上から胸に触れると、カトリの体が耐えられずに声を上げた。
「あん・・・」
体をのけぞらせると、ホームズはカトリの服を脱がした。
予想道理、丸みを帯びた双丘は美しかった。
「綺麗だ・・・」
ホームズは口にしてから少し後悔した。
「本当・・・ホームズ?」
嬉しそうに、恥ずかしそうにカトリはいう。
「俺は、お世辞は言わねーよ・・・」
恥ずかしさを隠す為か、ホームズは乳首を焦らすようにつまみ始めた。
「はぁ・・・あぁっ・・・」
唇を首筋から胸にそって、下げていくと、乳首をペロッとなめると、さらに反り返った。
左手と唇で胸を愛撫しつつ、右手はカトリの腰帯びにふれていた。
帯びの上からも湿っているのが解った。
(そろそろかな)
カトリの目を見ると、恥ずかしそうにうなづいたので、腰帯びを降ろした。
ホームズは改めて、カトリの裸を眺めた。
均一のとれた肢体、適度な大きさの双丘、僅かに若葉の繁った下腹部・・・神を信じないホームズにも、ユトナの生まれ変わりとしか思えなかった。
永遠に眺めていたかったが、これを見て興奮しないのは性的不能者くらいでしかないだろう。
カトリの大事な所にキスをすると、舌と指で、敏感な突起物を刺激した。
「ああっ、んぁ、駄目、そんなとこ汚い・・・ぅ、あぁん」
無論、やめるわけがない。
カトリの息も荒々しくなってきた。
頃合を見計らって服を脱ぎ捨てる。
「いいか?カトリ」
髪を撫でながらカトリに聞いた。
「ええ・・・でも、初めてだから・・・」
ホームズの顔もまともにみれず、小さく囁いた。
「任せておけ」
「百戦錬磨だものね・・・」
冗談めかして言う。
「糞親父と一緒にするな」
ホームズが抗議する。
「なら、私で何人目?」
聞く場所と時を選べ、と言おうとしたが、初めての行為で緊張し、それを紛らわす為に言っているのだ。
「少なくとも、お前が最後女だ・・・」
といい、よくしゃべる唇を唇で閉じた。
そそり立った息子を、カトリの大事に守ってきた場所へあてがい、ゆっくりと沈めた。
すぐ先端に抵抗を感じた。
「い、痛っ!」
髪を撫でながら、騙し騙し奥へ進んでいった。
(メーヴェの嘘つき、こんなに痛いじゃない)
苦痛のせいで、カトリは涙を浮かべていた。
しかし、声はあげず我慢しているようだ。
(こいつ、けなげだよな)
今ごろになって、カトリの性格に気付き、愛おしく感じた。
いったん動きを止めて、キスをした。それどころではないはずなのに、カトリは懸命に舌を絡めてきた。
注意がそっちにいった瞬間、息子を一気に突き入れた。
「んっ」
小さく悲鳴を漏らす。
カトリの中はきつくて暖ったかかったが、動きたい衝動を抑え、暫く抱き合っていた。
「動いて、大丈夫だから」
涙目になりがら言うカトリが愛おしくなり、額にキスをした。
少しずつ動かしていると、カトリの表情にも苦痛以外のものが現れて、次第に愛液も多量に含まれるようになってきた。
ズプッ
「あっ・・・んぅ、ホームズ・・・はぁ・・・」
クチュ、クチャ
「はうぁ、ぁぁあっ、んぅ〜・・・」
グチュ、ネチョッ
カトリの締め付けてくる窒にホームズも限界がきた。
「カトリっ、もう駄目だ・・・」
「あっ、中に・・・中に出して、大丈夫だから・・・」
処女の大丈夫なんて信用できない。抜こうとしたが必死にしがみついてきた。
「お願いっ!初めては中に欲しいの・・・」
その返事の代わりにホームズはカトリの中に放出した。
ドピュッ!
「あぁぁぁっ・・・・」
ドク、ドク
「ホームズのが・・・」
ドクン、ドクン
ホームズの首に手を回し、カトリは自分の子宮に愛する人の精液が流れ込むのを感じながら、幸せを噛みしめていた。
すやすやと自分の腕で眠るカトリを眺めながら、ホームズは考えていた。
(たくっ、気持ちよさそうに寝やがって)
(・・・こいつと一緒ならサリア王も悪くないかな・・・)
「ん〜・・・ホームズ・・・?きゃっ!」
顔を赤めながら驚いた。寝顔を見られていたのが恥ずかしいらしい。
「昨日はもっといいもの拝まして貰ったよ。そんなんで恥ずかしがるな」
いつものようにぶっきらぼうに言う。
(夢じゃなかったのよね・・・?)
「なにしてんだ、着替えろ。飯食いにいくぞ!」
「・・・うんっ!」
元気よく返事をした。
(たとえ、これが夢でもいい・・・だって、今が世界一幸せなんですもの・・・)
終
なぜお風呂にはいらんのかーい!と、突っ込みされそうですが、私はティアサガの世界にはお風呂はそんなに普及してないと判断したからでありますm(_ _)m
ヴィクトリア女王が月に一度は入っていたら、病的といわれるくらい昔の人は入らなかったらしいです
腰帯びというのはパンツのことです。これも上と同じ理由です。でも、萎えますかね?なら、管理人様、直しても結構ですよ(笑)