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朝日の差し込むひなた荘のとある一室。
ひとりの少女が折れた刀を見つめ、昨晩の屈辱を思い出していた。
”あんたに神鳴流の名は継がせられん、明日からはただの女学生として生きな”
それが敗北した彼女に告げられた言葉だった。
姉との戦いに敗れ、道場を継ぐどころか、神鳴流一族にも見捨てられたのである。
「止水…すまない。私が不甲斐無いばかりにこんな姿に…」
呟く彼女。
その表情は昨晩、散々涙を流したためだろうか、少し剥れていた。
そして彼女は悲愴に震えながらもある決心をするのであった。
「私は今日限り剣を忘れ…ひとりの女として生きて行くのだっ!!」
―シーン1:早朝のできごと―
ここはひなた荘のとある一室。
3階程ではないが、朝日が障子を通り越して部屋の中に差し込んでいた。
そしてその部屋に、心地良いまどろみをさ迷っている男がいた。
「んん〜成瀬川…♪」
おそらくその男、景太郎にとっては至福の時をすごしているのだろう。
デレデレとした表情が夢の内容を物語っていた。
「あっ、成瀬川、そんな大胆な…あくっ! うう!?」
唐突に悶え出す景太郎。
よほどリアルな夢でも見ているのだろうか?
いや、それは半分違っているようだった。
「ううう、気持ち良い…って、え? あれ? なんだぁ!?」
まどろみの中、はっきりと感じ取ることが出来た下半身への刺激により、
景太郎は慌てて身体を起こした。
そして彼が目にしたものは…
ぴちゃ…ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぱ……
長く美しい黒髪を片手でかき上げながら、景太郎の男根を慎ましやかに奉仕している
素子の姿であった。
「わぁ!! モトコちゃん、何してるんだよ!!?」
そのわけのわからない光景を目にして、驚かずにいられるものなど
いるはずがなかった。
ちゅぽん、とそそり立つ男根から口を離すと、素子は少しはにかんだような笑顔で
こう告げた。
「おはようございます…浦島センパイ。いきなりで驚かれたかもしれませんが、
朝の御奉仕をさせていただいてます…」
そして再び、景太郎の男根を咥え込むのであった。
「ううっ!?」
よく見れば彼女、青山素子はどこから入手したのかメイド服という格好をしていた。
行為そのものはもちろん、視覚効果も手伝って景太郎は早くも射精したい衝動に
駆られるのであった。
そして、
「うわぁ! 出るぅっ!!」
軽く痙攣したかと思うと、景太郎の男根から素子の口内へと白濁の粘液が
勢い良く、注ぎ込まれるのであった。
その初めて経験する味に一瞬躊躇した素子だったが、夢中でそれを飲み下し、
さらに深く咥え込み、景太郎の腰にまで手を回して思い切り吸うのだった。
やがて緊張していた景太郎の体からは力が抜け、素子も手と口を離した。
二人ともが熱い息を吐き、特に素子は荒く胸を上下させていた。
「モトコちゃん…いきなりどうしちゃったんだよ、おかしいよ…」
その言葉に素子は少し悲しそうな影を落とした。
「昨日、言っただろう…私はもう剣を折られ、帰る家もなく…だからもう、
ここにいるしか……」
それを聞いて、景太郎は昨晩起こった出来事を思い出した。
「こ、この通り家賃は身体で払う! だからお前の元に〜〜〜!!」
「う、うわあああ! わかったわかったから! 苦しいから離して!」
ものすごい力でしがみついてくる素子を景太郎は必死になだめるのだった。
「けほっけほっ! でもモトコちゃん、やっぱりそういうのは好きな相手ができたときの
ために取っておかなきゃ駄目だよ。それに俺には成瀬川が………」
だが、そこまで言いかけたときにはすでに景太郎の視界から消えていた。
ちゅぷ、ちゅぱ、ちゅぷ…
「ううっ!?」
再び襲う快感。
先程の行為の余韻も残っていたためか、その律動から逃れることはできなかった。
「だからモトコちゃん、ダメ、だって…」
その快感に徐々に落ちて行く景太郎。
もはや理性などと言うものは消えかけていた。
そして素子は奉仕の半ば、メイド服の下に隠されていた黒のパンティを
スルリと脱ぎ捨てた。
「うらしま…私は、寂しい……」
瞳を潤ませ、自分のスリット部分に指を這わせながらそんなことを呟く。
すでに、秘部からは女の粘液が雫となって滴り落ち、布団の上に
小さな泉をつくっていた。
「お願い、姉上にも見捨てられて寂しいんだ……私をなぐさめてくれ……」
その言葉に、景太郎の理性は完全に崩壊した。
「モトコちゃん!」
「きゃっ」
仰向けに押し倒したかとおもうと、すぐさま愛撫されて限界まで膨れ上がった男根を
素子の秘部へとあてがった。
そして、
ずぶり!
「ひああああああっ!」
布裂くような悲鳴をあげる素子。
結合した部分から破瓜の血がこぼれ出すも景太郎はその律動を緩めようとはしなかった。
そしてただ、獣のように腰を素子へと打ち続けた。
「うらしまぁ! うらしまぁ!」
腕と足を景太郎の背中に絡め、その激痛を必死に耐えようとする素子。
やがて景太郎も、苦痛に耐えながら自分へしがみつく素子の健気さに気付き、
唇をも重ねて激しく絡み合うのであった。
それにより、密着していた身体がより深いものとなる。
「うらしまぁ! 好き! 好き!」
「俺もだよ! モトコちゃん! モトコちゃん!」
結合してから数分、景太郎は素子の中を擦り切れるほど往復し、必死に愛を育んでいた。
お互いの興奮もさらに高いものとなる。
「モトコちゃん、もうダメだ! 出るっ!」
限界を感じた景太郎。
慌てて引きぬこうとしたが、素子が回していた手足があまりにもキツく、
間に合わなかった。
「ううっ!!」
「ふぁああん!!」
どぷっ! どぷどぷどぷ……
可愛く素子が鳴いたのと同時に、景太郎は男根を彼女の奥深くに突き刺したまま、
多量の精を放った。
素子の膣も景太郎から全てを搾り取ろうとするがごとく、ギュウギュウに
締め付けていた。
「モトコ…ちゃん」
結局全てを素子の中に出し尽くしてしまった景太郎。
素子を抱きしめ、そのまま突っ伏してしまうのであった。
素子も子宮に広がる熱いものを感じながら、愛しむような表情で景太郎の身体を
優しく抱きとめていた……。
―シーン2:朝食前―
メイド服に身を包んだ素子に唖然とする一同だったが、昨晩起こったことの
経緯を説明することによってとりあえず、納得してもらえるのであった。
むろん、働いて家賃を払うという表向きの説明も添えて。
―シーン3:朝食後―
二人は今、ひなた荘の離れにいた。誰にも見られないために……。
「むぐぅ、ふむ、ふむぅ」
景太郎のズボンのチャックは下げられ、そこから飛び出してそそり立つものを
素子は両膝ついて必死に咥え込んで奉仕していた。
「なかなか気持ち良いよ…唇で締めつけながら上下にしごいてね」
「ふっ、んっ、んっ、んっ、んっ」
「うう、もうダメ、イキそう……」
どぴゅ! どぷっ!
「ふむっ!ンっ!んんんッ!」
これで2度目となった景太郎の味。
お世辞でもおいしいとは言えないのだが、景太郎のものだと考えると苦にも感じず、
最後の1滴まで飲み干すことができるのだった。
「全部飲んでくれるなんて…うれしいよ」
「はぁ、はぁ…朝、2回も出したのに……浦島はスケベだな…」
―シーン4:ショック―
「なんだ、私でもちゃんと女のコらしく、男を何度でもイカせることが
できるではないか♪」
素子は洗濯物を胸に抱え、意気揚々と歩いていた。
「それにこのメイド服も慣れてくれば、なかなかいい気も…なんて」
なんてひとりで小躍りしていると、別館の屋根に集まっているひなた住人達の
姿が見えた。
なんとなく気になり、おーいと声を掛けようとしたそのとき、
聞いてはならないことを聞いてしまった。
「しかし女らしゅう言うても、あれじゃただの売女やないか」
ずこっ!
思わずコケる素子。
屋根の上のひなた住人に混じっていた景太郎もコケていた
「なっ…見られていたのか??」
困惑の表情を浮かべる素子であったが、景太郎の部屋の隣は紺野みつね。
朝からあれだけのことをしては、みつねに筒抜けだったというのは至極当然の
ことだった。
もちろん、それによってマークされた2人は離れに行ったときの行動も
ばっちり見られてしまったのである。
「あの、キツネさん…どうしてそれを……」
青ざめた表情を浮かべた景太郎の言葉を遮って、サラが追い討ちをかける。
「実は淫乱なんじゃねー?」
「淫乱ってなんやー?」
「ところかまわずハメまくる、節操のない好きもののことを言うんや」
ドーーーーーン……
「う、うわああ―――っ!」
話の一部始終を聞いてしまった素子は一目散にその場から駆け出した。
「ありゃ、いたんかいな?」
「やべっ、聞かれてたのかよ…」
だが、しのぶを除いて皆、にやにやしていて呼びとめるものはいなかった。
「まってモトコちゃん!!」
慌てて素子を追いかける景太郎。
松葉杖ながらも驚異的なスピードで、素子までもう少しというところまで迫ったのだが、
後一息というところでバランスを崩してしまった。
「うわぁ!」
しかしそれでも、かろうじて素子に手が届き、そのまま二人はもつれ合うようにして
ひなた荘の正面階段の前で倒れてしまうのであった。
「イテテテテ……ってわー!」
ドサクサ紛れに素子の下着をずり下ろしていた景太郎。
素子は驚いてしばしの間動けずにいた。
「おやおや、そんなところでもするんかいな? おさかんなことで」
みつねの言葉に我を取り戻した素子。
ドガッ!!
「くろっ!?」
景太郎に紅蓮拳をかますと、そのまま遠くに走り去ってしまうのだった……。
―シーン5:姉の脅迫―
景太郎はバス停のベンチに腰掛け、思い悩んでいた。
「ああ、モトコちゃんを泣かせてしまった……こんな所をあの、鬼のようなお姉さんに
見つかったら殺され…」
と、そこまで言いかけたとき、
「あのコ、相当落ち込んどるようやなぁ」
聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「うわわわっ! お姉様!?」
慌てて逃げ出そうとするも、すぐに襟首を掴まれ引き戻されてしまうのだった。
「浦島はん…まさかウチの妹をキズものにしておいてバックレどすか?」
何故この人にまでぇ―――――っ!?
心の中で景太郎は叫んだ。
「まぁ…浦島はんの人生おすから強制はしまへんけどな……なんにせよ、
ウチは京都で待ってますえー」
そう呟くとホホホホという笑い声と共に素子姉は姿を消してしまうのであった。
「殺される…」
景太郎はただ純粋に、そう思った。
―シーン6:抱擁―
雨の中、傘もさざずに街をさ迷い歩いていた素子をようやく見つけ出し、
ひなた荘へと連れ帰った景太郎。
たまたま素子の服は全て洗濯中ということもあって、景太郎は自分の部屋で
素子にYシャツを手渡し、タオルでずぶ濡れになった身体を拭かせていた。
「ねぇ、モトコちゃん……そんなに気にすることないって」
「う、うるさい! あんな姿を人に見られてしまうなんて、恥辱ではないか!」
素子は苛立っていた。
今まで散々景太郎のことをバカだの軟弱などと罵ってきたのに、いつの間にか
どうしようもなく好きになってしまっている自分に対して、
そしてその姿をみつねを始めする、ひなた住人達に見られてしまったことに対して。
「剣士としても、女としても…私はもう……」
自分のいままで積み上げてきた自信を完全に失い、今や失意のどん底に陥っている
素子の姿がそこにはあった。
そんな様子に景太郎はかける言葉が見つからず、ただただ俯いてしまうのだった。
…………………。
…………………。
しばしの沈黙。
しかし、その沈黙を破ったのは、景太郎による実に意外な言葉だった。
「じゃあさ、モトコちゃん……結婚しようか?」
……………!?
「そうすれば別にエッチしてたっておかしくないし、家賃のこと考える必要もないし、
それに……今みたいな関係でいるより、ずっと幸せだし」
唐突に告げられた景太郎の言葉に素子は絶句する。
「な、何をバカなことを言ってるんだおまえは! 本当はこんなバカで可愛らしくもない
浅墓な女より、な、なる先輩のほうがずっと好きなのだろう!? つまらない同情で
優しい言葉をかけるのはやめてくれ!」
契りを結んだとはいえ、それは所詮家賃を身体で払ってのこと。
景太郎の心が自分に向けられている事など、思ってもいなかった。
むしろ、今まで景太郎にしてきた仕打ちによって、恨まれているのではと
思っているほどであった。
だが、そんな気持ちの素子をよそに、景太郎は自分の想いを点々と語り始めた。
「あいつのことならもう、関係ないよ。今は俺…モトコちゃんのことしか見えてないから」
………………。
「あと、今朝のモトコちゃん、ちょっと極端だったけど……すごく女のコらしくて
可愛かったし。やっぱり男として、責任取らなきゃいけないし……それにホラ、
ひょっとしたら赤ちゃん、できちゃってるかもしれないだろ?」
朝の出来事を思い出し、心持ち赤くなる素子。
「あと、言い忘れてたんだけど、さっきモトコちゃんを探している途中、モトコちゃんの
お姉さんに会って脅迫……じゃなくて、約束したんだ」
「約束…?」
「うん。絶対に幸せにしてみせますってさ」
このとき、ようやく無機質だった素子の表情が変化を見せた。
「信じて…いいのか……」
「当然だよ。だいたい俺に結婚しようなんて冗談で言う度胸なんて、あるわけないだろ?」
「でも、ただ責任を感じてそんなことを言うのなら……」
「それも関係ないよ……モトコちゃんのことが好き。本当にただ、その気持ちだけだから…」
……ううっ…うっ……
突然素子は、せきを切ったように嗚咽し始めた。
「モトコちゃん…」
そんな素子の傍に景太郎は寄ると、そっと自分の胸元へと抱き寄せた。
「う、うらしまぁ……ひぐっ………ぐすっ…うらしまぁ……」
素直にその胸元へ顔を埋める素子。
景太郎の部屋は、すすり泣く声だけが響いていた。
だが、それもほんの一時。
いつの間にか素子の嗚咽は止み、互いの温もりを確かめあっていた。
「で…ね、モトコちゃん。お姉さんが京都で待ってるって」
「…?」
よくわからないという表情を浮かべ、顔を上げる素子に景太郎は付け加えた。
「いっしょに行こう。お姉さんの待つ京都へ……祝言を挙げにさ」
「…うん」
そして翌朝、2人は祝言を挙げるため、早速京都へと旅立つのであった。
一方その頃、ミス東大生の候補として目をつけられていた成瀬川は
京都の山奥でゼミ仲間の男達に、輪姦されていたそうな……。
原作HINAT73のパロです。
できるだけ描写やセリフを変えないようにしましたが……
書いといてなんですが、かなり無茶です(爆)
まぁ、これもひとつの可能性ということで。
オチは私のアンチなるが原因ということで(笑)
それでは。
感想・苦情、きっついなぁ…
制作:スライサー 2000年 10月31日
メール:slicer@csc.ne.jp